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2章洞窟生活 前編
31,そろそろ動こうか?
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ご飯を食べて、携帯を見ると21時になっていた。作業は終了して眠る準備が始まった。「とりあえず寝れる部屋を2個作ろうベッドがないから、だっさんのスキルで1番大きい寝袋を何個か女性10人分だけ……あれ?多くね?」こんなに居たっけ?
「う~お兄ちゃ、お兄ちゃ!カオル男だよ!」「あっ!そうだよカオルちゃんは男だった素で間違えてた…ハハハ」頭を撫でながら笑った。でも「男部屋じゃなくて女部屋に居なさい、こっちには男でも可愛かったら大丈夫な変態がいるからね」だっさん、後ろ振り向いても誰も居ないぜ?お前だよお前……。
とりあえず2x2x2の4mの四角かな入口縦2マスで掘って、内部に4mの箱で「1人分 はこのくらいか?」女性陣から「狭い」「もっと大きく」と声がかり『幅×奥行×高さ』で作るから「4x10x3の大きさを簡易1人部屋の大きさにします」とツルハシで拡張してから振り返り「このくらいの大きさだ」みんな頷いてくれた。
ここでサクヤから「今は大部屋で全員……、あなた達を除いた全員で寝たいのでこの大きさを基準に人数分広げて下さい」とな?んー「実はね?レベルが上がって、全員にこの掘るスキル共有できてるんだよ。だからみんなで掘ろう?」と提案してみるも、「まだ慣れてないから失敗するかも」と言われ「今日は僕らで作って欲しい」と言われた。仕方ないから大部屋を作成して、だっさんのスキルで巨大寝袋を3個……範囲最大って巨人用かよ……。
『1枚は下に轢いて』『1枚は丸めて枕』『1枚は上からかけて』寝袋?
SPはポンポン使いすぎない様に、僕らも寝る場所作って。寝袋は買わずに、前に買った服を枕に石上で横になって眠った。朝早く目が覚めた。隣に寝るときには、居なかったアウラがくっついて寝ていた。地面は硬いから寝づらいだろうに、女性部屋で寝ないでこっちに来たようだ……。健気?起こさないようにアウラを、僕の上に移動してアウラと地面でサンドされた状態で僕は二度寝した。
もう一度起きると目の前が薄暗く、僕の口に何かが乗っかってるのが分かる。脳が起きてないのか、どうなってるのか分からない。舌で唇を湿らせようと出すと揺れた……。あぁ~アウラを抱っこして寝たんだったな……、てことは?頭が覚醒した。両手でアウラの脇を掴んで、持ち上げると顔から顔が離れていく……。「アウラおはよう何してたの?」ほんのり口の中が甘い……。
アウラは口をモゴモゴ動かし、顔を赤くして「チュ~」って鳴いた。ネズミかな?僕の顔も熱くなる、本当に可愛いな!そのまま起き上がり膝の上に乗せて、抱き付いて温もりを感じつつ言い訳を考える……。何も浮かばない素直に怒られよう……かな……。はいダメでした……、扉が無いからサクヤとバッチリ目が合いました。
抱きしめてる最中にです……。いやぁ……、言い訳のしようがないですぜ?アウラはサクヤに後ろから持ち上げられ、僕の顔面に足が飛んできた。とっさに腕でガード衝撃で、腹筋力が足りず地面と背中がごっつんこ。
腰と肩を腕で押さえて転げる。寝起きドッキリのダメージ編はいらない!アウラがもがいて、僕の方に手を伸ばして「ちがう」って言ってる事にサクヤが気付き僕の側に降ろした。アウラは僕に抱き付いた。
サクヤはソレを見て「ごめんなさい、アウラを女性部屋から拐ったのかと勘違いしてしまいました。アウラ?アクセルの所に行くなら、先にこちらにも言ってくださいね。また蹴りを入れてしまうから」信用ねぇー、こんなに、マジか?別の意味で信用されてないか?
僕らの騒ぎで、友達は目を覚ましみんなで食堂に行くことになった。僕はアウラに「部屋が完成するまではサクヤに伝えてからにしてね」と撫でながら説得した。ご飯中にソフィア達はアウラに「心配したよ」とか「男は獣って言うんだよ」とかどこで知った?その言葉(チラ)サクヤと目が合い反らされた……。
犯人見っけ……、見つめ続けて観念したのかこちらを見た。口パクで「ケーキ半分の刑」と伝えると「男はね獣って言うけど、そうじゃないのも居るのよ。ほらカオルくんは獣じゃないでしょ?」とフォローを入れ始めた。何て分かりやすい方なのだろう、ご飯を食べ終わり近くに来て「半分は無しに」と、とりあえず『余計な事は教えない』で無しにした。
今日から4組に別れて作業します。
「う~お兄ちゃ、お兄ちゃ!カオル男だよ!」「あっ!そうだよカオルちゃんは男だった素で間違えてた…ハハハ」頭を撫でながら笑った。でも「男部屋じゃなくて女部屋に居なさい、こっちには男でも可愛かったら大丈夫な変態がいるからね」だっさん、後ろ振り向いても誰も居ないぜ?お前だよお前……。
とりあえず2x2x2の4mの四角かな入口縦2マスで掘って、内部に4mの箱で「1人分 はこのくらいか?」女性陣から「狭い」「もっと大きく」と声がかり『幅×奥行×高さ』で作るから「4x10x3の大きさを簡易1人部屋の大きさにします」とツルハシで拡張してから振り返り「このくらいの大きさだ」みんな頷いてくれた。
ここでサクヤから「今は大部屋で全員……、あなた達を除いた全員で寝たいのでこの大きさを基準に人数分広げて下さい」とな?んー「実はね?レベルが上がって、全員にこの掘るスキル共有できてるんだよ。だからみんなで掘ろう?」と提案してみるも、「まだ慣れてないから失敗するかも」と言われ「今日は僕らで作って欲しい」と言われた。仕方ないから大部屋を作成して、だっさんのスキルで巨大寝袋を3個……範囲最大って巨人用かよ……。
『1枚は下に轢いて』『1枚は丸めて枕』『1枚は上からかけて』寝袋?
SPはポンポン使いすぎない様に、僕らも寝る場所作って。寝袋は買わずに、前に買った服を枕に石上で横になって眠った。朝早く目が覚めた。隣に寝るときには、居なかったアウラがくっついて寝ていた。地面は硬いから寝づらいだろうに、女性部屋で寝ないでこっちに来たようだ……。健気?起こさないようにアウラを、僕の上に移動してアウラと地面でサンドされた状態で僕は二度寝した。
もう一度起きると目の前が薄暗く、僕の口に何かが乗っかってるのが分かる。脳が起きてないのか、どうなってるのか分からない。舌で唇を湿らせようと出すと揺れた……。あぁ~アウラを抱っこして寝たんだったな……、てことは?頭が覚醒した。両手でアウラの脇を掴んで、持ち上げると顔から顔が離れていく……。「アウラおはよう何してたの?」ほんのり口の中が甘い……。
アウラは口をモゴモゴ動かし、顔を赤くして「チュ~」って鳴いた。ネズミかな?僕の顔も熱くなる、本当に可愛いな!そのまま起き上がり膝の上に乗せて、抱き付いて温もりを感じつつ言い訳を考える……。何も浮かばない素直に怒られよう……かな……。はいダメでした……、扉が無いからサクヤとバッチリ目が合いました。
抱きしめてる最中にです……。いやぁ……、言い訳のしようがないですぜ?アウラはサクヤに後ろから持ち上げられ、僕の顔面に足が飛んできた。とっさに腕でガード衝撃で、腹筋力が足りず地面と背中がごっつんこ。
腰と肩を腕で押さえて転げる。寝起きドッキリのダメージ編はいらない!アウラがもがいて、僕の方に手を伸ばして「ちがう」って言ってる事にサクヤが気付き僕の側に降ろした。アウラは僕に抱き付いた。
サクヤはソレを見て「ごめんなさい、アウラを女性部屋から拐ったのかと勘違いしてしまいました。アウラ?アクセルの所に行くなら、先にこちらにも言ってくださいね。また蹴りを入れてしまうから」信用ねぇー、こんなに、マジか?別の意味で信用されてないか?
僕らの騒ぎで、友達は目を覚ましみんなで食堂に行くことになった。僕はアウラに「部屋が完成するまではサクヤに伝えてからにしてね」と撫でながら説得した。ご飯中にソフィア達はアウラに「心配したよ」とか「男は獣って言うんだよ」とかどこで知った?その言葉(チラ)サクヤと目が合い反らされた……。
犯人見っけ……、見つめ続けて観念したのかこちらを見た。口パクで「ケーキ半分の刑」と伝えると「男はね獣って言うけど、そうじゃないのも居るのよ。ほらカオルくんは獣じゃないでしょ?」とフォローを入れ始めた。何て分かりやすい方なのだろう、ご飯を食べ終わり近くに来て「半分は無しに」と、とりあえず『余計な事は教えない』で無しにした。
今日から4組に別れて作業します。
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