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始まり

29,山内部にて…

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「アクセルさん!チェストの中から鉱石が消えてる!さっき俺はここに入れた筈なのに……無い」とだっさんから「アクセルさんインベントリの鉱石と、まだ使わない道具とかも全部無くなったよ」とジュンから言われてやっぱりかぁ……と座り込んでしまった。「そうなら最初に説明してくれよ、理由話してくんねぇと分かんないじゃんか!」

マリオお前!僕は立ち上がりながら「今説明してた所だっただろ!なんでもかんでも思った時に、押したり使ったりするんじゃねぇよ!ゲームの世界じゃねぇんだぞ!生きなきゃ……死ねない世界なんだ!死んだら終わりなんだよ!」マリオの言い訳に僕は切れてしまった。

「全部説明聞いてから行動しろよ!行動したとしても、お前は知らない内容だろう?知ってるこっちに少し聞けよ!なんで勝手に行動して勝手に操作するんだよ」僕は涙か溢れて来た。

「マリオが死んだら嫌だから、先に教えとこうと今話してたのになんで勝手にいじるんだよ。何が危険ならいらねぇだ!必要だからSP使ってONにしたんだよ!バカ野郎!」眠っていたソフィア達が目を覚ましこの光景を見た。

「だってアクセルが危ないって言ったから使うときだけONにすれば良いと思ったんだ!」だったら「最初かっらONにしてる意味を少しは考えろ!」マリオは「まさか全部消えるなんて思わないじゃんか」とまだ言い訳をする。「何が起こるか分からないなら、尚更いじるなよ!もし!ダンジョンで似たような事が合ったとして、お前は誰かが死ぬかも知れない罠でも勝手に操作するのか!?」

マリオの目線がおよぐ「それが罠じゃないかもしれないじゃな……」「冗談は辞めろ!今ふざけるのは違うだろ!遊びじゃないんだよマリオ!頼むから……、遊びやゲーム感覚で行動しないてくれ……」僕はマリオの胸ぐらを掴み揺さぶりながら頼んだ。この状態で、だっさんからマリオに「今は真剣に考えて……、今後も同じ様な事をするならアクセルさんに頼んでマリオさんはブレクラ使えないようにしないといけなくなる。

俺は今の考えを持ってる、マリオさんと一緒にダンジョンに入りたくない」ジュンも続く「俺も今のマリオさんとは、ダンジョン入りたくないし『洞窟の世界』で採掘も一緒にはやりたくないな。怖いよ」

ソレを聞いたマリオはようやく「ごめん、何も考えないで行動してた……。どこかVRゲームか遊びの延長だと思って行動してた。あの熊と対峙してるときは現実だと思ったんだけど、勝てちゃって誰も死んでないから主人公補正入ってて何しても大丈夫だって思い込んでた。ごめん……、もう勝手にいじらないしちゃんと聞いてから行動するよ」ソレを聞いて僕は、手を離しながら「マリオ僕もごめん、あまりにもカッとなって胸ぐらを掴んでじまった」

マリオも「ごめんアクセル、何かさ俺に触るなとかするなって言われてムキになちゃった。今度から慎重行動するし勝手に危なそうな事はしないようにする」マリオの頭を後ろから叩いて「コレで許す、さっきOFFにしたのもう一度ONにしとけよ」コレで僕らは仲直りできる、この程度のケンカは良く起こるけどもうこの世界をゲームや遊びの様には考え無いだろう、いい機会だったと思った。

ソフィア達が僕らのケンカを見て、不安そうにしてた。僕は「もう仲直りしたから安心して、それと起こしちゃってごめんね」と謝った。マリオも「起こしてごめんよ、アクセルさんとのケンカは終わったよ」それにエマとカオルが「ケンカはダメだけど、やっちゃダメな事はやっちゃダメなんだよ」と「ケンカするほど仲が良いって、言うもんね二人は仲良しだ」とほんわかする事を言ってくれる。

仲直りしたのを確認してから、ソフィアとサクヤが洞窟内を見渡して不思議そうにしていた。
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