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始まり
26,決行の朝
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僕は今日アウラに起こされず起きることができたが、アウラはちょっと拗ねてしまって頭を撫で機嫌を取りながら食堂へ。みんなで朝食を取り、他に泊まっていた客から「無理すんなよ?」や「昨日の肉ありがとな!」と話しかけられた。僕らは笑顔で応え部屋に戻り準備を開始、また戻ってくるように服や予備の靴や飲みかけのお酒と数枚の銀貨と銅貨を袋に入れて机の上に置いて部屋を出た。
受付けのおばちゃんが、いつも通り「おはよう~気を付けて行ってらっしゃい」僕らは「行ってきます」と笑顔で返して宿屋を出た。サクヤに最後の調味料2倍量を渡して『商業ギルド』に行ってもらって、その間に僕らは奴隷商店へ奴隷を迎えに行った。奴隷商の執事に「迎えに来た」伝えると、カルガン奴隷商と共に買った奴隷を連れてくる。
メイド服と聞いていたが、全員が冒険者の服を着ている。カルガンにメイド服じゃないのか?と聞くと「これから狩りに森に入るのだろうなら、メイド服よりこっちの方がいいだろう?」とまるで悪役の様なおっさんがニヤリ顔で言ってきた。冒険者の服は、いくらになるか聞いたら「サービスだ今度また奴隷が欲しくなったらうちに来てくれソレでチャラだ」と言ってきた……悪イケメンだ。
奴隷の方に行って、ちゃんと主を守れよと伝えてる。その間にライブラを使用すると、犯罪歴が黄でギリギリ善人って事だった。奴隷を引き連れて残りの金貨で、奴隷達の装備を整えた時に知ったんだ。だっさんの奴隷はスキル『盾使い』と『同族共有』で二人とも僕より盾の使い方が上手いって事に……、膝から崩れ落ちる。僕の背中でアウラは僕の頭を撫でながら、耳元で「みんな守られた」「ガンバってる」と囁いて励ましてくれるとても優しい娘だ。
立ち直った僕は、奴隷達の予備の服や下着道具等を買い与え待ち合わせの門へと向かった。門の前で新しく加わった、奴隷達との名前だけの自己紹介をしてサクヤを待った。嬉しそうな顔の、サクヤが歩いてきた。「結構儲かりましたよ次にまた、手に入ったら売りに来て欲しいとのことで後でお渡しいたします」
次は無いのにな、儲かったと言っていたがもし尾行が居るなら確実に奪いに来るな……。「サクヤ一昨日に行った、中級は大丈夫そうだし上級に向かえないか?」と提案してみるが「さすがにまだ、レベルや技術力が足りません」と否定されてしまった。では、中級のこの前行った所まで行こうって、話しになり門へ向かう。そこで門番が「昨日の肉美味しかったぜ!また取れたら奢ってくれ期待の新人!」まだ僕らは冒険者登録してないが「さすがに何度も遭遇しないよ、もし出会ったら奢るよそっちも何か奢ってよね」
と笑いながら森へ歩いて行くとき後ろから「気ぃ付けてなちゃんと帰ってくるんだぞ!」と大きな声で叫んで手を振って来たから腕を上げて「頑張ってくる!」とみんなで手を振りながら森に入っていった。地獄の特訓をした場所まで、たどり着いたので1人づつ違う服に着替えてもらい今着ている服を持って森の奥に進む事を伝えた。「門の前での上級へは行かないはは尾行に聞こえる様にしただけで、本来はあの雲より高い山の下まで行くよ」と森の奥へ進みながら着ていた服を枝や木に擦り破きながら進んでいく。
影が真下になり召喚陣の効果が切れて、ある程度服がボロになったら土の上で転がしてゴブリンか魔獣の血を付けて捨てたいのだけど……。何か出て来ないだろうか……?手頃なゴブリンが7匹やって来た。奴隷と僕らで倒して魔石を抜いてから死亡確認用の服や金貨に血を付けようとし……、森の奥から何かが歩いてくる音が聞こえる。
木や枝が折れる音が強くなる……、コレはバイソンでもホブゴブリンでもない……。全員が音の方に視線が向いた大きな音共に木が薙ぎ倒され現れたのは!
あるぅ日~森の中~熊さんに出会った~……「グオォォォォ!」
ハッ!現実逃避しかけてた!
赤黒くとても大きい熊が現れた!
まずは情報から!ライブラ!
受付けのおばちゃんが、いつも通り「おはよう~気を付けて行ってらっしゃい」僕らは「行ってきます」と笑顔で返して宿屋を出た。サクヤに最後の調味料2倍量を渡して『商業ギルド』に行ってもらって、その間に僕らは奴隷商店へ奴隷を迎えに行った。奴隷商の執事に「迎えに来た」伝えると、カルガン奴隷商と共に買った奴隷を連れてくる。
メイド服と聞いていたが、全員が冒険者の服を着ている。カルガンにメイド服じゃないのか?と聞くと「これから狩りに森に入るのだろうなら、メイド服よりこっちの方がいいだろう?」とまるで悪役の様なおっさんがニヤリ顔で言ってきた。冒険者の服は、いくらになるか聞いたら「サービスだ今度また奴隷が欲しくなったらうちに来てくれソレでチャラだ」と言ってきた……悪イケメンだ。
奴隷の方に行って、ちゃんと主を守れよと伝えてる。その間にライブラを使用すると、犯罪歴が黄でギリギリ善人って事だった。奴隷を引き連れて残りの金貨で、奴隷達の装備を整えた時に知ったんだ。だっさんの奴隷はスキル『盾使い』と『同族共有』で二人とも僕より盾の使い方が上手いって事に……、膝から崩れ落ちる。僕の背中でアウラは僕の頭を撫でながら、耳元で「みんな守られた」「ガンバってる」と囁いて励ましてくれるとても優しい娘だ。
立ち直った僕は、奴隷達の予備の服や下着道具等を買い与え待ち合わせの門へと向かった。門の前で新しく加わった、奴隷達との名前だけの自己紹介をしてサクヤを待った。嬉しそうな顔の、サクヤが歩いてきた。「結構儲かりましたよ次にまた、手に入ったら売りに来て欲しいとのことで後でお渡しいたします」
次は無いのにな、儲かったと言っていたがもし尾行が居るなら確実に奪いに来るな……。「サクヤ一昨日に行った、中級は大丈夫そうだし上級に向かえないか?」と提案してみるが「さすがにまだ、レベルや技術力が足りません」と否定されてしまった。では、中級のこの前行った所まで行こうって、話しになり門へ向かう。そこで門番が「昨日の肉美味しかったぜ!また取れたら奢ってくれ期待の新人!」まだ僕らは冒険者登録してないが「さすがに何度も遭遇しないよ、もし出会ったら奢るよそっちも何か奢ってよね」
と笑いながら森へ歩いて行くとき後ろから「気ぃ付けてなちゃんと帰ってくるんだぞ!」と大きな声で叫んで手を振って来たから腕を上げて「頑張ってくる!」とみんなで手を振りながら森に入っていった。地獄の特訓をした場所まで、たどり着いたので1人づつ違う服に着替えてもらい今着ている服を持って森の奥に進む事を伝えた。「門の前での上級へは行かないはは尾行に聞こえる様にしただけで、本来はあの雲より高い山の下まで行くよ」と森の奥へ進みながら着ていた服を枝や木に擦り破きながら進んでいく。
影が真下になり召喚陣の効果が切れて、ある程度服がボロになったら土の上で転がしてゴブリンか魔獣の血を付けて捨てたいのだけど……。何か出て来ないだろうか……?手頃なゴブリンが7匹やって来た。奴隷と僕らで倒して魔石を抜いてから死亡確認用の服や金貨に血を付けようとし……、森の奥から何かが歩いてくる音が聞こえる。
木や枝が折れる音が強くなる……、コレはバイソンでもホブゴブリンでもない……。全員が音の方に視線が向いた大きな音共に木が薙ぎ倒され現れたのは!
あるぅ日~森の中~熊さんに出会った~……「グオォォォォ!」
ハッ!現実逃避しかけてた!
赤黒くとても大きい熊が現れた!
まずは情報から!ライブラ!
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