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始まり

20,スパルタレベル上げ鬼

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朝……、腕の中の少女がもがく動きで目が覚めた……。アウラは今日も可愛いく、頬っぺを指でプニプニしてから口元に指持っていく。「パク」と咥えて吸ってる。このままにしときたい、でもご飯に行かないと……。抱き上げて目線が、腕と足に行く。早くその腕と足を元に戻してあげたい、ベットから降りてアウラを抱っこして頬にキスをしてから3人を起こして食堂に向かう。

「おはようサクヤの目覚ましは早いなぁ……」やはり、サクヤとソフィア達がもう居た。「先ほどこちらも降りてきた所ですよ、アクセルはまたアウラに起こしてもらったんですか?」素直に頷いて、アウラの頭を撫でた。少し遅れて全員揃ったので、朝ごはんを食べて部屋で着替え宿屋の前に集合した。

サクヤにアウラを預けて出発!グルミィの森に入る前に、昨日買ったビンを5本づつ皆に配ってスライムを仕留めたら回収をお願いした……。「前方にゴブリン4右からスライム2」サクヤの気配察知はとても便利で、昨日より多く敵と会える違う道に来てる。こっちの道は森の奥に近いからモンスターが出易い、そのせいで休む時間が少ない言わば中級者コースだ。

昨日知ったが、回復魔法は疲れや筋肉痛も回復できる。そして……、魔力の量が多く回復スピードも早く強い護衛の方が「午後が無いのだからビシバシ行きますよ!経験値アップが2個付いてるのです。危ない時や疲れたら、助け癒します。死ぬギリギリで鍛えますよ」

僕は盾の練習で初手を敵に譲り仕留めていき『マリオ』は立ち回り重視 『だっさん』と『アカネ』は回避と風魔法の使い方を学んでる。『ジュン』は後頭部へフルスイングを繰り返し『ソフィア』『エマ』『カオル』は『サクヤ』に、9割り殺されたモンスターへのトドメと僕らへの回復を専念している。

朝9時頃から昼頃まで3時間、ほとんど休まずモンスター祭り……。鬼……、鬼が居た……。敵じゃ無いよ?味方に鬼が居たんだ。疲れて敵も居ないし座ろうとしたら、回復されてゴブリンの火葬予定の死体を森の中に放り投げて血に誘われたモンスターを狩るコレを続けた……。

敵を倒せば死体が増える、その増えた死体は→撒き餌に使われる。撒き餌が増えれば→モンスターも増える……、
「ぎゃぁぁ!鬼ぃ!休ませてぇ~!」と叫ぶと回復魔法が飛んで来る……。「違うんですぅ~そうゆうんじゃないんです~!」僕ら男達は今日、『死ぬかもしれない』の言葉が脳裏を過ぎる。「叫べるのですから、まだまだ余裕が在りますね?仕方ないブースト魔法を使いますよ……。ソフィア、エマ、カオルさっき教えた言葉を言ってあげて」何を教えたの?

「お兄さま方ソフィア応援してる!がんばってください!」
「お兄ちゃん達がんばって!エマの為にがんばって?」
「兄ちゃ~かんばれ~!」

気力や体力が尽き始めていたが、僕らにこの言葉は闘志が萌上がった!
こんなことを3時間……、まさかの目標『30レベル』に達してしまうとは……まだ明日の予定を残してるのに……。
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