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始まり

13,お昼休憩中に

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まず始めに森に居たモンスターは何処から沸いてるのか?モンスター達は3つの説が在りどれが、本当なのか研究中のようだ。

1,空気中に有る魔素が淀み集まり魔石を産み出してそれを中心にモンスターが作られる。

2,短期間タイプのダンジョンが出現しモンスターを産み出してダンジョン外に排出して消える。

3,別の空間からモンスターがこちらの世界に流れて来ている。

この3つのどれかだろうと研究者達は話してるとのこと、(どこで知った情報なのだろうか?)モンスターとは魔獣と魔物の総称である。1つだけはっきりしているのは魔獣は魔獣同士で繁殖して、魔物は人間や魔族の女性を拐って繁殖している事だそうだ。

繁殖のスピードは魔獣も魔物も同じで行為から3日で産まれ、1週間で成体になるまで育ち寿命も無く長く生きれば生きるだけ上位個体に進化し少しづつ賢くなる。最後はの王にまで育ってしまう、それでも魔王その種の王には成ることができないのだ。それでも脅威だから見つけ次第、狩るのが冒険者の仕事だそうだ。

他には、魔獣の肉は倒すと体内から魔素が抜け美味しい肉になり食べれる。だが魔物は死んでも肉が不味いらしい、ここで魔獣と魔物の見分け方を教えてもらった。魔獣とは四足歩行又は元々四足歩行だったが、何かの影響で二足歩行になった動物型の事であり。魔物は魔族とは違い人の形をして居るが、知能が低く本能で動く生物の事。

オークはブタが二足歩行になって、道具を使ってるから魔物であり魔獣でもあるから食べられる。オーガやゴブリンは人の形をしていて、本能のまま動き人を襲う魔物は肉が食べれない。この括りは大体合っていて、元々が木や草等の魔物は二足歩行になっても食べれる物を採取できる。そして鳥やトカゲが二足歩行しても同じで、魔物なら食べることができる。だが巨人型の魔物は食べられず皮や目、牙や内臓の一部は武器や道具の素材にはなる。

人の姿に近い魔物は何故だか不味い僕はそれを聞きポロっと言葉が落ちた「城に居たオークは食えそうにないぞ?」

サクヤさんは目を大きく開いて驚き……、クスクス笑いながら「アレはオークですが原型は人間かゴブリンだから腐敗した生ゴミのような味ですよきっと」と言い放った。その後、何事も無かった様に続きを話す。

スライムの様に元の原型がわからない系の物は大丈夫な物と、口に入れてはいけない物とをライブラか鑑定を使うのが常識だと教わった。さらには、ダンジョンについて聞いた。ダンジョンとは突然現れるモンスターの巣の用な物で、ダンジョン内で倒すとそのモンスターの何かしらの素材を落とす。

この辺りは、僕らがやっていたゲームと同じだ。違うのはお金は落とさないって事、他の部分はダンジョンに吸収されて次のモンスターの養分になる。ダンジョン内でも繁殖が行われていて、ダンジョンは力を使わなくても自分を守るモンスターが増える。倒されるとダンジョンに食われて吸収され新たな力として使われる。ダンジョンもモンスターってことなのかもな。

若いダンジョンだと3~5階層で終わってしまうが、10~15階層位になるとトラップや宝箱、隠し宝箱等が出て来る。20階層以上になると5階層毎か各階層に入口への転移魔方陣が配置される様になる。モンスターに殺された冒険者も装備ごと吸収され、装備やアイテム薬やお金は上層宝箱に入ってることもある。下層に進むほど遺品以外の宝物や性能の良い物がランダムで現れ始め、最下層のボスからはごく稀にコアが出てくる 。

魔力を流してコアの所有者登録を行うことで、ダンジョンを作ることができる。だがモンスターを産み出せないから外で倒したモンスターを食わせて育てなければならない。主に持ち運べる宿屋又は倉庫の様に使う物らしい、潜ってみたいな楽しそう……、コアか、夢が広がるな。
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