異世界へ行きたいと思ったら行けちゃった...～思い描いてたスキルを携えて～

始まり

7,だっさん達と合流

さほど時間が掛からず、だっさん達と合流。マリオと同じ様に、購入リストを見せてもらった。
『双剣術』『HP自動回復』
『軽量化』『回避性能UP』
『風魔法』『索敵』
『ライブラ』『鑑定』
『テイム』『念話』
で合計11金貨

『双剣術』
両手に1本づつ剣を持った時の扱い易さが上がる

『軽量化』
自分の荷物や武器防具の体感重量を軽くする

『回避性能UP』
回避するタイミングが直感で分かるようになる

『テイム』
魔獣や獣など、自分に服従した者を使役し従えるスキル

『念話』
パーティーや従魔と声を出さずに会話ができる様になる(念話レベルに応じて会話できる人数が増える)


続いてジュンと合流したが、ほんのりお酒臭いがする？魔術ギルドに来るまで薄々気が付いてたが、もしや……？

購入した物は
『棍棒術』『状態異常UP』
『HP自動回復』『水魔法』
『鑑定』『ライブラ』
『攻撃力UP』
の合計8金貨

『棍棒術』
刃の付いていない物で戦う時、扱い易くなる

『状態異常UP』
魔法以外で相手の状態を悪くする効果にボーナスが付く

『攻撃力UP』
ステータスの攻撃力がレベルに応じて上がる

金貨2枚使って『花蜜酒』『芋焼酎』『リンゴ酒』を小樽1個づつ購入

『花蜜酒』花蜜から作られたお酒
『芋焼酎』芋から…
『リンゴ酒』リンゴから…

金貨残り1枚
SP5→2

やはりか！残りの金貨を自分飲み用の酒代に使いやがった！何処で買ってきた？！僕が見てきた感じ、売って無かったと思うぞ？

「おい、なぁ……おい、何処で手に入れて来た？まずはさ～生き残る為の準備時間じゃなかったか？」

「道具屋の隣に酒屋で見物がてら、先に買って置いた。お酒は命の水だよ？買うに決まってるじゃないか！リンゴ酒が1小樽1金貨で高かったよ」
 
だっさんとマリオがリンゴ酒に釣られて3対1だ勝ち目がない……もう買ってしまったし諦めよう。

「リンゴ酒って美味しい？後でオイラに少し頂戴、金は後払いでいい？」

「あ、俺も後払いで一口頂戴～ワインは売ってなかったんか？」

「お金は要らないよ増やせるから、ワインは試飲したけど……水で薄まって、冷えて無く美味しくなかった」

酒の飲める3人はコレが飲みたい、ソレは美味しいか？と酒談義に華を咲かして話し込んでいた。話に入れないが、スキル的に気になった事を聞くことにした。

「試飲できるなら買わずに登録しとけば良かったんじゃないか？」

「一口だけだと登録出来なかった……コップ一杯分飲まないとダメみたいよ」

お酒飲めんから飲み会話に入れないな…忠告だけしとこう

「僕は飲めないからいらない、まぁ命の水なら仕方ないけど戦闘に支障が出る飲み方はダメだからな？」

3人は手を上げて返事をしたら本当に大丈夫かな？不安になるな
「りょうかーい」

しばらく酒談義を横目に女性組を待ちながら店員に少し尋ねることにした

この国と言わず全ての国が町を囲っている防壁の内側だけの領地である事。

森や荒野を開拓し村を作るなどした時支援したり手伝った国の物になる、
勝手に開拓してその土地で生きていくのは可能ではあるけど難しいだろう防壁を建てようやく開拓したことになる。

数人では魔物魔獣や獣を倒しながら建築することになる、
もし作れたとしてもその事が近くの国にバレた場合その国が自分の国が支援したと言い張り吸収しに来る「ズルくないか？」と聞く強ければズルしても良いのだと撃退できたとしても国との戦争になり国が従える兵数と物量によって殺され吸収される。

何処の国も勇者を召喚しているから勇者以上に強くないと戦争には勝てないよと言われた…

『何処の国も』って
そんなに勇者が居るのか？
なら魔王も沢山居るか？

店員は呆れた顔をして
「知らないの？」と言われた、
僕は頷くと店員は勇者召喚は各国の最終兵力として100年に1度位で行っている魔王は複数居るが大体の魔王はその魔獣や魔物の王の中で特殊個体が魔王を名乗るから多いのだと。

そして魔族とは獣人や亜人を引っ括めて魔族と世界の常識として言われている。

エルフやドワーフなども亜人で統一されているので、
人間に狩られ奴隷としてそれが違法で合っても売買される。

売られる理由はエルフは男女どちらも容姿端麗で高魔法力と風や水等の自然を司る聖霊を使役できる者が多く寿命も300年以上で死ぬまで若いままで人気がある。

ドワーフも長寿で高い技術力と土と火の聖霊を使役できるので狙われる理由でもある…無事に他国までたどり着き働いてる者やその種族の国はまだ安全だが、村や離れ里の亜人は捕まって売られる。

それは獣人も変わらないが亜人より扱いは酷い、
人間に獣耳又は角と尻尾が生えていて人間の成底無いと呼ばれて蔑まれている…この話を聞いていると後ろの酒談義組の会話が停止した、
違法＝犯罪ってことなのに国で取締らないのは国も買っているから奴隷商の犯罪歴が赤くても黙認されている。

「判別はスキルのライブラ金貨1枚で売ってるから買っといて損は無いぞ？」

奴隷商人の犯罪歴が赤色の場合は見つけたら殺して奴隷を解放しても自分の物にしても罪にならないので自分の犯罪歴は赤くならない、この世界のルールは赤色は殺しても赤くならない

更に自分で手で殺しをしないで不慮の事故とか例えば落とし穴に落とす時に人を押して落として殺したら赤色

人じゃなくてスイッチを押して落としたらセーフ色が変わらない位判定が緩い物だけどそれでも赤色になってるってことはソイツは犯罪を自らの手で犯してるってことだそうだ。

ただ…獲物を捕らえるハンターが強いから返り討ちに遭う可能性がある、強者であっても犯罪者なら殺したとしても犯罪歴には反映されないが、負けたら全部奪われるから相手をしっかり観察しなさいと忠告をうけた、この人はかなり優しい人のようだ。

「君たち新人冒険者だろ？良い話をついでにしてやろう。魔獣や一部の魔物を倒したら肉食ってみな、めっちゃ旨いんだ。魔力が流れてる獣は旨いんだオークって二足歩行のブタが居るんだが、こいつらの肉がかなり霜降りってて美味しいんだぜ。だから、魔物や魔獣を狩ったら血抜きをしっかりして持って帰ってくるんだぞ？」

これを聞いて僕は、魔獣って食えるんだな～てっきり溶けてなくなると思ってたっと思って話の続きを聞くことにした

「それとな、冒険者ギルドで皮.牙.爪.肉や、持ってた武器とか色々売れるからね。そうだ！この辺の森の奥に居るレッドバイソンを狩ったら、肉を少しくれないか？内臓以外なら何処の肉でもいいな。それでここで君らに教えた情報料にしよう……。ちなみに、ゴブリンとオーガは肉は腐った生ゴミの様な匂いで食えないぞ。牙は矢に使えるから売れて、左耳で討伐数を数えるんだ」

たとえ魔物でも耳を切り取るのは気が引けるな

「バイソンの肉よろしくね～。私はこのギルドで店員と案内人の仕事してる『ジェイク』だ。スキルなどでわからない事が在れば無料だが、今回みたいなのは別だ。店長には秘密だ良いな？」