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始まり
1,異世界へ行きたいと思ったら行けちゃった......~思い描いてたスキルを携えて~
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昔から漫画とアニメが好きで様々なゲームもしてきた僕はどのゲームでも名前は決まってアクセルだった。
異世界転生系や転移系の小説にはまって、今までの読んだ全ての要素を組み合わせたら面白い事ができそうと妄想して憧れた。
そんなただの厨二だったのに、まさか本当に異世界に行けてしまうとは思ってもいなかった。
友人達と、もし異世界に行けたら何したいという妄想話をしていた。
僕らは六畳半の部屋でカードゲームをしながら酒盛りをしている。いつも友人たちとは名前では呼ばずアダ名で呼び合っていた。
まず僕は、「ロリロリしい色んな種族の少女や可愛い女の子を沢山そばに置いてエッチィ事したいなぁ~」と先陣を切って話を始めた。
続いて挑戦的で怖いもの知らずで辛いもの好きな友達『マリオ』が話し始める。
「八重歯が鋭い吸血鬼やバンパイアな少女もしくはスタイル抜群な女性でハーレム作りたいな」
更に続いて、獣人・妖怪が好きで農家の手伝いをしている変態『だっさん』が言う。
「ケモミミと尻尾をモフモフできる女性やモンスター娘系とエロい事したい」
最後に、何でそんなに飲んでも酔わないし太らないのか不思議な飲んべえな友達『ジュン』が妄想を締めた。
「グラマラスな女性とか胸が美味しそうに膨らんでる女性とか一緒にお酒を飲める人が良いなパフパフして貰う」
まぁ、みんな健全なハーレム一択の変態だった。
それから暫く飲んでいるとツマミが少なくなったので、僕は冷蔵庫から追加の酒とツマミを持って来て座った。
その時、床が輝いた!
眩しくて瞼を閉じて次に開いたら、そこには王の玉座があり、王様がよく座ってる様なホールになっている場所だった。
さぁここから僕らの異世界転移物語を話始めていきましょうか?
まず最初に視界に入ったのは、豚の様な人?
がキラキラと宝石を身に付け偉そうに座ってる……
「お待ちしていた!勇者達よ!突然で驚いているだろう、だが安心して欲しい!私達がお主達を保護しよう。私達は今!魔族に襲われ困窮しておるのだ。私達を助けてくれないか?」
何かほざいてる......たぶん嘘だろうと友達にアイコンタクトすると頷く、良かった考える事は同じで、回りを見渡すと僕らを入れて全4グループで4人組の固まりが見えた。
スーツを着た社会人達と高校生のような制服を着た青年達、それと小中学生(?)の姉妹2組それと変態な俺らだ。
たぶんあの高校生が勇者でサポートが社会人達なんじゃないかと思う少女達は聖女的なかんじかな?となると……?俺らは巻き込まれ?
よし!と心でガッツポーズをし喜んだが少し不安もある、ちゃんと生きられるのだろうかと……
ふとそんな事を考えていると2つのグループの高校生と社会人のリーダーらしき人達が王様を大声で何かを要求している。
「おい、勇者とか突然何言ってんだてめぇ!コレってアレだろ拉致とかそんなんだろ?さっさと家に帰らせろよ」
「我々はこれから大事な会議があるのだが?会社に損失が出たら貴殿方はどう責任を取るつもりですか?」
さすが高校生敬語は無理か……
無言で居るのも気まずいと思い僕も何か言ってみよう~。友達が止める間もなくいつも通りに言葉が口から零れでてしまった。
「王様とやら?お姫様を1~2人僕に生贄として捧げて犯罪を黙認してくれるなら勇者やるよ~」
宮殿内が冷えて静まるのを感じた。
そんな気がした。
何が起こったのだろうか?気にしないでも大丈夫だろうか?
「なに?!キサマ!何を言ったか分かっとるのか!我が娘を生け贄だと!バカなことをぬかすな!わしの大事な娘はお前のような者にはやらん失せろ!」
いや、気にした方が良かったようだ……めっちゃキレてるわ……もっとちゃんと考えてから喋れば良かったとちょっと後悔し反省はたぶんする。
「すみません、待ってくださいちょっと場の雰囲気を変えようと思ったブラックジョークだったんだ。滑ってしまったのかな?とりあえず先にステータスか能力とかを、確認してから今後を決めませんか?」
咄嗟に屁理屈のような言い訳をしてしまった。もっと怒らせたかな?不安に成りながら言葉をまっていると__
「冗談だと?(チッ…)ステータスを見たいなら『ステータスオープン』と自分の胸に手を当てて言葉を発すればよい。そすれば目の前に現れる、それは他人には見えず
自分で確認してからこの台座の前で自分のスキルと称号を宣言せよ。嘘ならば赤く、本当ならば青く光る。
キサマが勇者じゃ無いのなら出て行ってもらうぞ!よいな!」
舌打ちをしながら教えてくれた。
意外と良い人と思ったが前言撤回追い出されるじゃんか。
「いや普通は、勇者じゃ無いなら元の世界に転送すれば良いんじゃないか?もしかして転移させれるけど転送はできない一方通行だったり?まぁ~転送できても俺はこの世界で楽しもうと思ってるけどね~?」
「グッ……う、うむ……そうだ。こちらに呼べるが返すことはできん。返す方法は最古の魔王が知っていると、古代書にて語り伝えられている。帰りたければ魔王を倒すことだな。」
あれあれ?意外や意外素直に答えるな?この人は何か隠してるか、言わないといけないルールでも在るのかな?
「なんだと?帰れないだと?ふざけんなよ!勝手に呼び出して戦えってのかよ」
「自分勝手にもほどがあります。私達の世界では戦いや殺し等は一般的ではない。この世界で殺しをして元の世界に戻ってもこの殺したと言う記憶は残る。無責任過ぎますよ?その辺どうお考えで?」
2グループのリーダー達は今の話を聞いてたのか?まだ帰りたいと言ってるな。返し方分かんないって言ってるのに……少女は泣いている……話しかけたいな。
王様が手を上げた、すると周りの騎士達が剣を抜いて構え出した!
「帰りたければ魔王を倒すのだ!魔物や魔族共を殺せぬと言うならこの場で殺しても良いのだぞ?何もできぬ者をここに置いとくほどワシは寛大ではない。勇者や賢者など有益なスキル持ちならば我らが保護し戦えるように訓練してやろう。住む場所、食事、生活できるように配慮しよう、だが!戦えぬ!殺せぬ!ならば要らぬ。出て行くかここで死ぬか選ばせてやる。」
うわぁ独裁者みたいな自分勝手の化身みたいなブタだなぁ……
「と、とりあえずステータス見ようかな?ほいっとステータスオープン……っとな!」
異世界転生系や転移系の小説にはまって、今までの読んだ全ての要素を組み合わせたら面白い事ができそうと妄想して憧れた。
そんなただの厨二だったのに、まさか本当に異世界に行けてしまうとは思ってもいなかった。
友人達と、もし異世界に行けたら何したいという妄想話をしていた。
僕らは六畳半の部屋でカードゲームをしながら酒盛りをしている。いつも友人たちとは名前では呼ばずアダ名で呼び合っていた。
まず僕は、「ロリロリしい色んな種族の少女や可愛い女の子を沢山そばに置いてエッチィ事したいなぁ~」と先陣を切って話を始めた。
続いて挑戦的で怖いもの知らずで辛いもの好きな友達『マリオ』が話し始める。
「八重歯が鋭い吸血鬼やバンパイアな少女もしくはスタイル抜群な女性でハーレム作りたいな」
更に続いて、獣人・妖怪が好きで農家の手伝いをしている変態『だっさん』が言う。
「ケモミミと尻尾をモフモフできる女性やモンスター娘系とエロい事したい」
最後に、何でそんなに飲んでも酔わないし太らないのか不思議な飲んべえな友達『ジュン』が妄想を締めた。
「グラマラスな女性とか胸が美味しそうに膨らんでる女性とか一緒にお酒を飲める人が良いなパフパフして貰う」
まぁ、みんな健全なハーレム一択の変態だった。
それから暫く飲んでいるとツマミが少なくなったので、僕は冷蔵庫から追加の酒とツマミを持って来て座った。
その時、床が輝いた!
眩しくて瞼を閉じて次に開いたら、そこには王の玉座があり、王様がよく座ってる様なホールになっている場所だった。
さぁここから僕らの異世界転移物語を話始めていきましょうか?
まず最初に視界に入ったのは、豚の様な人?
がキラキラと宝石を身に付け偉そうに座ってる……
「お待ちしていた!勇者達よ!突然で驚いているだろう、だが安心して欲しい!私達がお主達を保護しよう。私達は今!魔族に襲われ困窮しておるのだ。私達を助けてくれないか?」
何かほざいてる......たぶん嘘だろうと友達にアイコンタクトすると頷く、良かった考える事は同じで、回りを見渡すと僕らを入れて全4グループで4人組の固まりが見えた。
スーツを着た社会人達と高校生のような制服を着た青年達、それと小中学生(?)の姉妹2組それと変態な俺らだ。
たぶんあの高校生が勇者でサポートが社会人達なんじゃないかと思う少女達は聖女的なかんじかな?となると……?俺らは巻き込まれ?
よし!と心でガッツポーズをし喜んだが少し不安もある、ちゃんと生きられるのだろうかと……
ふとそんな事を考えていると2つのグループの高校生と社会人のリーダーらしき人達が王様を大声で何かを要求している。
「おい、勇者とか突然何言ってんだてめぇ!コレってアレだろ拉致とかそんなんだろ?さっさと家に帰らせろよ」
「我々はこれから大事な会議があるのだが?会社に損失が出たら貴殿方はどう責任を取るつもりですか?」
さすが高校生敬語は無理か……
無言で居るのも気まずいと思い僕も何か言ってみよう~。友達が止める間もなくいつも通りに言葉が口から零れでてしまった。
「王様とやら?お姫様を1~2人僕に生贄として捧げて犯罪を黙認してくれるなら勇者やるよ~」
宮殿内が冷えて静まるのを感じた。
そんな気がした。
何が起こったのだろうか?気にしないでも大丈夫だろうか?
「なに?!キサマ!何を言ったか分かっとるのか!我が娘を生け贄だと!バカなことをぬかすな!わしの大事な娘はお前のような者にはやらん失せろ!」
いや、気にした方が良かったようだ……めっちゃキレてるわ……もっとちゃんと考えてから喋れば良かったとちょっと後悔し反省はたぶんする。
「すみません、待ってくださいちょっと場の雰囲気を変えようと思ったブラックジョークだったんだ。滑ってしまったのかな?とりあえず先にステータスか能力とかを、確認してから今後を決めませんか?」
咄嗟に屁理屈のような言い訳をしてしまった。もっと怒らせたかな?不安に成りながら言葉をまっていると__
「冗談だと?(チッ…)ステータスを見たいなら『ステータスオープン』と自分の胸に手を当てて言葉を発すればよい。そすれば目の前に現れる、それは他人には見えず
自分で確認してからこの台座の前で自分のスキルと称号を宣言せよ。嘘ならば赤く、本当ならば青く光る。
キサマが勇者じゃ無いのなら出て行ってもらうぞ!よいな!」
舌打ちをしながら教えてくれた。
意外と良い人と思ったが前言撤回追い出されるじゃんか。
「いや普通は、勇者じゃ無いなら元の世界に転送すれば良いんじゃないか?もしかして転移させれるけど転送はできない一方通行だったり?まぁ~転送できても俺はこの世界で楽しもうと思ってるけどね~?」
「グッ……う、うむ……そうだ。こちらに呼べるが返すことはできん。返す方法は最古の魔王が知っていると、古代書にて語り伝えられている。帰りたければ魔王を倒すことだな。」
あれあれ?意外や意外素直に答えるな?この人は何か隠してるか、言わないといけないルールでも在るのかな?
「なんだと?帰れないだと?ふざけんなよ!勝手に呼び出して戦えってのかよ」
「自分勝手にもほどがあります。私達の世界では戦いや殺し等は一般的ではない。この世界で殺しをして元の世界に戻ってもこの殺したと言う記憶は残る。無責任過ぎますよ?その辺どうお考えで?」
2グループのリーダー達は今の話を聞いてたのか?まだ帰りたいと言ってるな。返し方分かんないって言ってるのに……少女は泣いている……話しかけたいな。
王様が手を上げた、すると周りの騎士達が剣を抜いて構え出した!
「帰りたければ魔王を倒すのだ!魔物や魔族共を殺せぬと言うならこの場で殺しても良いのだぞ?何もできぬ者をここに置いとくほどワシは寛大ではない。勇者や賢者など有益なスキル持ちならば我らが保護し戦えるように訓練してやろう。住む場所、食事、生活できるように配慮しよう、だが!戦えぬ!殺せぬ!ならば要らぬ。出て行くかここで死ぬか選ばせてやる。」
うわぁ独裁者みたいな自分勝手の化身みたいなブタだなぁ……
「と、とりあえずステータス見ようかな?ほいっとステータスオープン……っとな!」
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