帰ってきた猫ちゃん
夏目漱石の『吾輩は猫である』を始め、漱石作品やマンガを読むのが大好きな、5歳の猫の話。時代設定は2021年(令和3年)。
小説家に飼われている無名の猫は、寝るのが好きで夢と現実の間を行き来しながら、猫語を解するお家の赤ちゃんと夏目漱石の作品に付いて話し合うのでした。
精神も荒(すさ)みがちな時代の中では、愛や文学が一層、価値を持つ。無名猫が希望を持って生きていく物語です。なおアルファポリス掲載に際し、感染病に関する記載を一部、変更しています。
また、この作品は2022年4月、「小説家になろう」で完結済みです。→https://ncode.syosetu.com/n7966hm/
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第一章『吾輩は猫である』
第二章『坊っちゃん』
第三章『坑夫』
第四章『三四郎』
第五章『それから』
第六章『門』
第七章『草枕』
第八章『行人』
第九章『明暗』
第十章『?(シークレット)』、エピローグ
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