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第一章 生きる意味
温かなお粥
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「お食事、お持ちしました」
それから少しして、メリスはお盆にお粥と少しの漬物を載せて戻って来た。
「少し前に作ってあった物を温め直しただけですから、あまり美味しくは無いと思いますが」
そう言ってメリスは俺の膝にお盆を置く。
「いや、ご飯を食べられるだけ本当にありがたいよ」
なんせ、ここ最近何も食ってなかったからな!
戦ってる最中、流石に何か食べないと死ぬので山程の魔物を退治しながら毒のない奴の肉をくり抜いて瞬間的に火を通し、そのまま口を火傷しながらも貪った肉が最後の食事だ。
味?瞬間的に焼くから表面は焦げてるわ、熱が冷めるまで待てんから舌が焼けて味なんて感じらんないわで把握できるはずがねぇし、わかってもクソマズイだろうよ。
まあそんな事はどうでもよくて、俺は目の前に置かれたお粥に目を向ける。
そこには綺麗な水で炊いたのであろう真っ白なお米が温かなお湯に浸かっていて、恐らく薬草であろう緑色の刻まれた葉も一緒に煮込まれていた。
そんなお粥の隣にある無色透明な常温の井戸水が木のコップに注がれており、正に病人食といった様子であった。
「私も昼食がまだですから、ご一緒させていただきますね」
俺がそのお粥を眺めているとメリスはそう言って、俺の左隣にあった椅子に腰掛けるとすぐそばにある台に自分のご飯を乗せたお盆を置く。
「我らが女神パトリシア様、今日も食事をとれることに心から感謝します」
そう、手を組んで厳かに彼女の神へと祈りを捧げる。
その姿はとても神々しく見えて、つい魅入ってしまいそうになる。
「いただきます」
俺はそう手を合わせて神……ではなく食材に感謝を捧げる。
別に俺は昔から神を信じていねぇ訳ではねぇんだが、神は俺達がどんだけ酷ぇ目に会おうが一切合切手を出さずに見守ってたんだ、祈りを捧げる対象になんてなりえるはずがない。
「では冷めてしまう前に食べてしまいましょう」
「あ、ああ」
別に突っ込まれたい訳では無いけども、同じ様に祈りを捧げずとも注意されなかったことに少しだけ疑問に思うが、まあいいか。
俺はそんなことを考えながら器を右手に持つと、そのまま口の少し上に持って行こうとして……左手に持ち替えて右手にスプーンを持った。
危ねぇ、緊急時でもないのについ癖で急いで胃に流し込もうとしてたぜ。
流石に目の前に人が、それも礼節を重んじる神職の人間がいる前でそんなことをすればどんな目で見られるかわかったもんじゃねぇ。
今のをどう思ったかとチラリとメリスの方を見ると、静かに何かのスープを飲んでて気づいていなかったようだ。
俺はそれにホッとしつつ、そういやスプーンなんて物を持ったのはいつぶりだろうかと考える。
そういや俺、最終決戦の数ヶ月前から何かを串焼きにしてそのまま齧り付く食生活を続けてたんだ。
って、なんで俺はこんな美味そうな食事を前にクソまずくなりそうなことばかり考えてんだ?さっさと食っちまわねぇとな。
そう思い直してスプーンでお粥を掬い、口に運ぶ。
「……うめぇ」
久々に食べた食事は、優しい味がした。
薬草は少々青臭さがあるのだが、それは沸騰したお湯に通す事で抜く事が出来る。
だが長く入れるとすぐに薬効成分までそのお湯に溶け込んでしまうので、青臭さが取れて薬効成分だけを残すのはそれなりに回数をこなして感覚を掴む必要がある。
その為このような病人食の場合は薬効成分を無くさない為青臭さを取るのを省く事が殆どなのだが、これにはちゃんと成分を残したまま青臭さを取っていた。
何でわかるかって?んなもん俺自身が薬効成分の有無を知る為の魔法を必要だから創ってあるからに決まってんだろ、でねぇと戦場で薬作んのに苦労するからな。
そして薬草は少々の苦味があるのだが、その苦味が苦にならないよう少しの塩を混ぜてあるようで、塩味が薬草の少しの苦味を生かしてとても美味しく仕上がっていた。
そして、気が付けばいつの間にかお粥を全て食べ切っていた。
「そんなにお腹、空いていたんですか?」
メリスがそう問いかけてきて、俺はなんて答えるか少しだけ悩む。
「いや、それもそうなんだが……その、なんだ。この粥がすっげぇ美味くて、ついな」
まあ、結果嘘をつく必要もないから素直に答えるのだが。
「美味しいですか?」
「ああ!薬草は青臭さを除けてるけど薬効成分は残していて、塩は薬草の苦さと丁度良く合う量に調節されているから凄く食べやすいぜ!」
それに、本当に久々の食事だからな、とは流石に言えなかったが。
「ふふ、それは良かったです」
「あー、もしかしてこのお粥、メリスが作ったのか?」
「はい。と言ってもそのお粥は薬が苦手な人のため、少しでも薬として飲む量を減らしてあげようと思い作っているものなんです」
「はー、なるほどねぇ。てことは何だ、ここも教会が医者の真似事をしてるってことか?」
「お医者様の真似事……と言えばそうですが、本物のお医者様の診察を受けるのはとてもお高いですから、どこも必然的にこうなると思いますよ?」
「まー、だよなぁ」
俺の世界もそうだった。
医者になんのには高額のお金を払って専門の知識を学ばねばならない。
その為医者として開業する際にはその分を取り返すには必然的に高額の医療費を取ることとなり、その為基本的には貴族や王族ばかりが医者の恩恵を受ける事が出来、平民は薬草で作る薬を飲むくらいしか出来ない。
とはいえ薬草から薬を作るのもそれなりに手間が掛かってしまうので、それを教会が負担をすることが多く、また教会が作ることによって『神からの祝福があるかもしれない』という付加価値が付くので『病は気から』とも言うし、そういう思い込みで薬を自分で作るよりもより高い効果が見込めるのだ。
「すげぇ美味かった、ご馳走様だ」
「お粗末様でした」
なんだか久々に満たされた気がするぜ。
まあお腹の溜まり具合としてはまだ物足りねぇ気もするが、そうではなくて。
こうして誰かが作ってくれた食事を、誰かと一緒に食べる。
そういう何年か前は当たり前だったことが、俺のお腹と心を温め満足させてくれたのだ。
何でメリスまでここで食べてるのかはわかんねぇけど、俺の事を気遣ってくれてるんじゃねぇかって思う。
俺はきっと、この温かいお粥の味は一生忘れられねぇと、そう思う。
それから少しして、メリスはお盆にお粥と少しの漬物を載せて戻って来た。
「少し前に作ってあった物を温め直しただけですから、あまり美味しくは無いと思いますが」
そう言ってメリスは俺の膝にお盆を置く。
「いや、ご飯を食べられるだけ本当にありがたいよ」
なんせ、ここ最近何も食ってなかったからな!
戦ってる最中、流石に何か食べないと死ぬので山程の魔物を退治しながら毒のない奴の肉をくり抜いて瞬間的に火を通し、そのまま口を火傷しながらも貪った肉が最後の食事だ。
味?瞬間的に焼くから表面は焦げてるわ、熱が冷めるまで待てんから舌が焼けて味なんて感じらんないわで把握できるはずがねぇし、わかってもクソマズイだろうよ。
まあそんな事はどうでもよくて、俺は目の前に置かれたお粥に目を向ける。
そこには綺麗な水で炊いたのであろう真っ白なお米が温かなお湯に浸かっていて、恐らく薬草であろう緑色の刻まれた葉も一緒に煮込まれていた。
そんなお粥の隣にある無色透明な常温の井戸水が木のコップに注がれており、正に病人食といった様子であった。
「私も昼食がまだですから、ご一緒させていただきますね」
俺がそのお粥を眺めているとメリスはそう言って、俺の左隣にあった椅子に腰掛けるとすぐそばにある台に自分のご飯を乗せたお盆を置く。
「我らが女神パトリシア様、今日も食事をとれることに心から感謝します」
そう、手を組んで厳かに彼女の神へと祈りを捧げる。
その姿はとても神々しく見えて、つい魅入ってしまいそうになる。
「いただきます」
俺はそう手を合わせて神……ではなく食材に感謝を捧げる。
別に俺は昔から神を信じていねぇ訳ではねぇんだが、神は俺達がどんだけ酷ぇ目に会おうが一切合切手を出さずに見守ってたんだ、祈りを捧げる対象になんてなりえるはずがない。
「では冷めてしまう前に食べてしまいましょう」
「あ、ああ」
別に突っ込まれたい訳では無いけども、同じ様に祈りを捧げずとも注意されなかったことに少しだけ疑問に思うが、まあいいか。
俺はそんなことを考えながら器を右手に持つと、そのまま口の少し上に持って行こうとして……左手に持ち替えて右手にスプーンを持った。
危ねぇ、緊急時でもないのについ癖で急いで胃に流し込もうとしてたぜ。
流石に目の前に人が、それも礼節を重んじる神職の人間がいる前でそんなことをすればどんな目で見られるかわかったもんじゃねぇ。
今のをどう思ったかとチラリとメリスの方を見ると、静かに何かのスープを飲んでて気づいていなかったようだ。
俺はそれにホッとしつつ、そういやスプーンなんて物を持ったのはいつぶりだろうかと考える。
そういや俺、最終決戦の数ヶ月前から何かを串焼きにしてそのまま齧り付く食生活を続けてたんだ。
って、なんで俺はこんな美味そうな食事を前にクソまずくなりそうなことばかり考えてんだ?さっさと食っちまわねぇとな。
そう思い直してスプーンでお粥を掬い、口に運ぶ。
「……うめぇ」
久々に食べた食事は、優しい味がした。
薬草は少々青臭さがあるのだが、それは沸騰したお湯に通す事で抜く事が出来る。
だが長く入れるとすぐに薬効成分までそのお湯に溶け込んでしまうので、青臭さが取れて薬効成分だけを残すのはそれなりに回数をこなして感覚を掴む必要がある。
その為このような病人食の場合は薬効成分を無くさない為青臭さを取るのを省く事が殆どなのだが、これにはちゃんと成分を残したまま青臭さを取っていた。
何でわかるかって?んなもん俺自身が薬効成分の有無を知る為の魔法を必要だから創ってあるからに決まってんだろ、でねぇと戦場で薬作んのに苦労するからな。
そして薬草は少々の苦味があるのだが、その苦味が苦にならないよう少しの塩を混ぜてあるようで、塩味が薬草の少しの苦味を生かしてとても美味しく仕上がっていた。
そして、気が付けばいつの間にかお粥を全て食べ切っていた。
「そんなにお腹、空いていたんですか?」
メリスがそう問いかけてきて、俺はなんて答えるか少しだけ悩む。
「いや、それもそうなんだが……その、なんだ。この粥がすっげぇ美味くて、ついな」
まあ、結果嘘をつく必要もないから素直に答えるのだが。
「美味しいですか?」
「ああ!薬草は青臭さを除けてるけど薬効成分は残していて、塩は薬草の苦さと丁度良く合う量に調節されているから凄く食べやすいぜ!」
それに、本当に久々の食事だからな、とは流石に言えなかったが。
「ふふ、それは良かったです」
「あー、もしかしてこのお粥、メリスが作ったのか?」
「はい。と言ってもそのお粥は薬が苦手な人のため、少しでも薬として飲む量を減らしてあげようと思い作っているものなんです」
「はー、なるほどねぇ。てことは何だ、ここも教会が医者の真似事をしてるってことか?」
「お医者様の真似事……と言えばそうですが、本物のお医者様の診察を受けるのはとてもお高いですから、どこも必然的にこうなると思いますよ?」
「まー、だよなぁ」
俺の世界もそうだった。
医者になんのには高額のお金を払って専門の知識を学ばねばならない。
その為医者として開業する際にはその分を取り返すには必然的に高額の医療費を取ることとなり、その為基本的には貴族や王族ばかりが医者の恩恵を受ける事が出来、平民は薬草で作る薬を飲むくらいしか出来ない。
とはいえ薬草から薬を作るのもそれなりに手間が掛かってしまうので、それを教会が負担をすることが多く、また教会が作ることによって『神からの祝福があるかもしれない』という付加価値が付くので『病は気から』とも言うし、そういう思い込みで薬を自分で作るよりもより高い効果が見込めるのだ。
「すげぇ美味かった、ご馳走様だ」
「お粗末様でした」
なんだか久々に満たされた気がするぜ。
まあお腹の溜まり具合としてはまだ物足りねぇ気もするが、そうではなくて。
こうして誰かが作ってくれた食事を、誰かと一緒に食べる。
そういう何年か前は当たり前だったことが、俺のお腹と心を温め満足させてくれたのだ。
何でメリスまでここで食べてるのかはわかんねぇけど、俺の事を気遣ってくれてるんじゃねぇかって思う。
俺はきっと、この温かいお粥の味は一生忘れられねぇと、そう思う。
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