【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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第2章 研究所、再び

Part14 早朝、会議室

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翌日。
臨時研究員の四人は、朝食の際に配られたメッセージを見て、以前集合した会議室に向かった。

駿太「おはようございます!!!」

研究員X「はいおはよ~」

会議室の中には研究員XとW、そして蓮があらかじめ席についていた。

日向「おはようございます…。駿太朝からはしゃぎ過ぎ…」

研究員W「後の二人は?」

日向「大希さんと広樹さんですか…自分達は見てないですね」

研究員W「一緒じゃなかったんだ。まあじきにくるかな」

1分ほど遅れて、大希と広樹も会議室に入り、全員が揃った。

研究員X「では…会議を始めようか。それじゃあまずは…」

駿太「聞きました?Xさん昨日仕事途中にぶっ倒れたんですって…」

駿太が隣にいた広樹に耳打ちをする。大希も聞こえたようで、二人とも駿太の方に寄ってくる。

駿太「なんか、3日間ぐらい寝てなかったらしいですよ」

広樹「ここって意外とブラックなんだn」

大希「ひろちゃんそんなこと言わないの!!」

大希が焦って広樹の口を塞いだが、
研究員たちは聞こえていなかったようで大希は安心した

研究員X「さてさて、君たちも知っていると思うけど、新しい研究対象が四人、現在は2組に分かれて部屋の中にいます。」

研究員Xがそういうと、プロジェクターの映像には四人それぞれの顔写真、そして基本情報が載ったページが映った。

駿太「げっ…ちんちんの大きさのデータまである…」

広樹「気持ち悪さはいつも通りか…」

大希「っていうか蓮さんも去年こういうの見てたってことですよね」

蓮「あははは…」

研究員X「ゴホンっ…で、この中でも、守谷凜人くん、この子は未精通個体だった。」

場は静寂に包まれた。

日向「それって、去年の僕みたいな感じですか?」

研究員X「そういうこと。なので、早いうちに強制精通をする予定だが、今の所まだ日程は未定。機械の準備期間にもよるが、早くて明後日になりそうだ。」

駿太「凜人君のとなり…この佐倉繁晴くん…どっかで見たことが…ね?ひーくん」

日向「え?いや…わかんない」

大希「この青井くんっていう子だけ5年生なんだ…」

広樹「おかしいな…。去年は2、2でバランス良かったのに」

研究員X「拉致対象は今年から仲の良さで判断しているので、まあ何かしらの事情があるだろう。守谷凜人くんを除く三人は、精通を確認してある。」

すると、映像は昨日行われた搾精時に撮られたものに切り替わった。

駿太「うわあぁ…」

広樹「こんなもの見せて何になるんだ…」

研究員X「マニュアル通りに流している通りだ。去年も同じ。」

大希「ということは蓮さんも僕たちのを…!?」

蓮「あははは…はは…」

蓮の笑顔は若干引き攣っていた

研究員W「じゃあ、早速だけど、今日からみんなには通常の搾精実験に入ってもらいます。」

広樹「今日から!?」

駿太「急ピッチだ~~~」

研究員X「ただし、忘れないでほしいのは、みんなが臨時研究員だという身分は絶対にバラさないこと。あくまで一研究対象として振る舞うように。」

一同「は~い」

研究員W「はいこれ今日の持ち場~」

それぞれに小さな紙切れが渡され、そこには研究室の番号が一つ一つ書かれていた。

大希「A-1…これは普通のやつ、、だっけ」

広樹「A-1。大希と一緒か」

蓮「A-2、、」

駿太「A-3ですか」

日向「A-2…」

駿太「ひーくん別々なの~~~!!寂しいよぉ…」

研究員X「まあ色々あると思うが、仲良くしてもらえるとこちら側もストレスが減って助かる。お前たちのコミュ力を期待してるぞ。」

大希が隣にいた駿太に耳打ちをする。

大希「今日のXさん、なんかいつもにまして貫禄あるよね」

駿太「それなです…。なんででしょう…」

研究員X「それでは…解散!」

その声とともに、研究員Xは会議室を離れた。

研究員W「そんな気合い入れなくてもねぇ…」

そしてそれに続いて研究員Wも会議室を後にする。
時計は8時30分を指していた。

続く


=天の声=
どうも...お久しぶりです...。
えー、この度は、更新が大変遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。
特に忙しかったわけではなく、ただサボっていました。
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