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第2章 研究所、再び
Part11 睡眠不足
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研究員W「それじゃはじめよっか」
研究員Wがそういうと、もう一つの部屋の中でも照明が灯った。
前にある2台の上には、同じく小学生ほどの少年が二人、薬によって眠らされていた。
研究員W「あれ…なんか全然起きなくない…?」
照明がついてから20分ほど経過したが、眠っている少年たちが起きてくる気配はない。
現状の確認のため、数名の助手と研究員がまた慌ただしく動き出した。
助手「Wさん、どうやら拉致班が使用する薬の種類を間違えたようで…あと30分はそのままかと…」
研究員W「まじ???拉致班の人たちへましすぎじゃない?」
研究員X「そもそもお前がリストを間違えなければ起きてなかったけどな」
研究員W「わ、お早いおかえりで」
研究員X「こっちは何事もなく終わったよ。いや、何事もなくっていうか…」
研究員W「なになに、また精通してない子がいたとか?」
研究員X「いや、今回は二人とも確認できた。しかしそのうちの一人が…その…」
研究員W「一人が?」
研究員X「めっちゃ早漏…っぽい」
研究員W「ふーん。お前と一緒じゃん」
研究員X「は!?俺は別に早くないし…」
研究員W「www、、うそうそ。で、こっちの状況は聞いた?」
研究員X「ああ。あと30分は起きてこないっぽいな。こっちで手が空いた研究員たちも向かわせよう。」
研究員W「りょーかい。助かります」
研究員X「それじゃ俺は資料の整理…うう…」
ばたっ
研究員Xが部屋の外に向かって歩き出したかと思えば、そのまま足がもつれて地面に転倒した。
研究員W「ふえ!?どしたの!?」
すぐさま研究員Wが立ち寄ると、その状態を確認した。
研究員W「これは…!!!」
周囲にも研究員や助手たちが立ち寄り、その状態を心配したが、研究員Wは一言、
研究員W「寝てる…」
「ズコー」などという効果音が聞こえてきそうな一幕だったが、助手たちが研究員Xを部屋へと運び、事なきを得た。
研究員W「あいつこの2日間、確か一睡もしてなかったんじゃ…」
独り言を言う研究員Wは、この二日間の出来事を少しだけ振り返る。
研究員W「失敗の後始末も全部やってくれてたし…だめだなぁ…俺って…。頑張って挽回しないと。」
気合を入れ直した研究員Wは、白衣を少し直して、もう一度準備に戻った。
それから30分後、研究対象の二人はやっと目を覚ました。
研究員W「ごほんっ…。それでは、「研究対象3・佐倉繁晴」および「研究対象4・守谷凜人」への、性的オーガイズムに対する検査を執り行う。」
一同「よろしくお願いします」
続く
=天の声=
ちょっと短かったですね...
新しいキャラ紹介はまた次回に持ち越しましょう、、
ではでは(逃亡)
研究員Wがそういうと、もう一つの部屋の中でも照明が灯った。
前にある2台の上には、同じく小学生ほどの少年が二人、薬によって眠らされていた。
研究員W「あれ…なんか全然起きなくない…?」
照明がついてから20分ほど経過したが、眠っている少年たちが起きてくる気配はない。
現状の確認のため、数名の助手と研究員がまた慌ただしく動き出した。
助手「Wさん、どうやら拉致班が使用する薬の種類を間違えたようで…あと30分はそのままかと…」
研究員W「まじ???拉致班の人たちへましすぎじゃない?」
研究員X「そもそもお前がリストを間違えなければ起きてなかったけどな」
研究員W「わ、お早いおかえりで」
研究員X「こっちは何事もなく終わったよ。いや、何事もなくっていうか…」
研究員W「なになに、また精通してない子がいたとか?」
研究員X「いや、今回は二人とも確認できた。しかしそのうちの一人が…その…」
研究員W「一人が?」
研究員X「めっちゃ早漏…っぽい」
研究員W「ふーん。お前と一緒じゃん」
研究員X「は!?俺は別に早くないし…」
研究員W「www、、うそうそ。で、こっちの状況は聞いた?」
研究員X「ああ。あと30分は起きてこないっぽいな。こっちで手が空いた研究員たちも向かわせよう。」
研究員W「りょーかい。助かります」
研究員X「それじゃ俺は資料の整理…うう…」
ばたっ
研究員Xが部屋の外に向かって歩き出したかと思えば、そのまま足がもつれて地面に転倒した。
研究員W「ふえ!?どしたの!?」
すぐさま研究員Wが立ち寄ると、その状態を確認した。
研究員W「これは…!!!」
周囲にも研究員や助手たちが立ち寄り、その状態を心配したが、研究員Wは一言、
研究員W「寝てる…」
「ズコー」などという効果音が聞こえてきそうな一幕だったが、助手たちが研究員Xを部屋へと運び、事なきを得た。
研究員W「あいつこの2日間、確か一睡もしてなかったんじゃ…」
独り言を言う研究員Wは、この二日間の出来事を少しだけ振り返る。
研究員W「失敗の後始末も全部やってくれてたし…だめだなぁ…俺って…。頑張って挽回しないと。」
気合を入れ直した研究員Wは、白衣を少し直して、もう一度準備に戻った。
それから30分後、研究対象の二人はやっと目を覚ました。
研究員W「ごほんっ…。それでは、「研究対象3・佐倉繁晴」および「研究対象4・守谷凜人」への、性的オーガイズムに対する検査を執り行う。」
一同「よろしくお願いします」
続く
=天の声=
ちょっと短かったですね...
新しいキャラ紹介はまた次回に持ち越しましょう、、
ではでは(逃亡)
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