【新章突入】ショタたちがいろんなものに襲われる話

のりたまご飯

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最終章 この日常だっていつか

Part8 時は元に戻って

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研究員X「えー、それでは、第百六十三回、定例会議を始めます。進行を努めます、研究員Xです。よろしくお願いします。」

研究員W「よろしく~」

研究員O「よろしくお願いします。」

研究員Z「はいよろしく。」

研究所の3階、会議室には、数十人もの研究員の上層部が集結していた。
長方形の会議机には、いくつかの資料が並べられ、大きな企業の役員会議のような空気が流れていた。

研究員X「えー、では今回ですが、数人の研究対象の研究期限が明日で終了であることについて話したいと思います。研究員Wさん、報告の方をお願いします。」

研究員W「はい。報告します。」

研究員Wが改まった姿勢で立ち上がり、前方のモニターの隣に立った。

研究員W「今回期限を迎えるのは、清水駿太、流山広樹、小川大希、そして矢野日向の4人です。入所の時間軸にズレはありますが、4人ともとても仲がよく、明日一斉に最後の儀式を行いたいと思います。」

モニターには4人の顔写真と情報がそれぞれ映されている。

研究員W「ですので、明日の正午から、この4人のために”退所の儀式”を執り行います。異論や質問のある方はどうぞ。」

声をあげるものはいない。

研究員X「反対意見はないようですので、こちらの案は可決になりました。」

研究員たちから拍手が起こる。
研究員Wは一礼をして自分の席に戻った。

研究員W『ふ~、まあこんなもん」

研究員X『では次に、新たな実験器具の導入について、研究員Oさん、お願いします…」

と、このように会議が行われている中、大浴場ではいつもの4人の姿があった。

駿太「ふわぁ…」

大希「大丈夫?」

駿太「寝不足ですかね…最近夜寝るのが遅くなっちゃって」

大希「…まあ二人ともほどほどにね…?」

駿太「えっ、いやそういうことじゃないです///!!」

湯気で赤くなった顔が一層赤くなっている。
その一方で、広樹と日向も旦那談義を楽しんでいた。

広樹「その…二人ってどういう、、体勢…?でやってるんだ?」

日向「えっ//あっ、そんなこと言われてもぉ…」

広樹「お願い!めっちゃ気になるの!」

日向「…普通は、向かい合って…、やる、やつで…、、たまに後ろだったり、とか…、、、駿太に上に、、あああもう恥ずかしいですってぇっ///」

広樹「二人ともいいよなぁ…オレはまだ大希に心を開いてもらってないのかな…」

日向「そういうことでもないと思いますよー?」

広樹「え?」

日向「僕からみると…大希さんは広樹さんのことが決して嫌だっていうわけではないじゃないです。」

広樹「…」

日向「まだ、そのときじゃないだけってことですよ!」

広樹「…そっか」

広樹はわずかに勇気をもらったように感じた。
この日は特に何も性的なこともなく、4人で浴槽から上がった。
するとそれぞれ浴衣を着てそれぞれの部屋に戻る

ー広大Sideー

二人は枕元の明かりをつけて、すでに寝ようとしていた。

大希「ふわぁぁ…」

大希は眠そうにすでに布団の中に入ろうとしていた。
それに続いて広樹も同じようにする。

広樹「今日はさっさと寝るかぁ…」

大希「そうだねぇ…明日に備えないと」

広樹「この生活もいつまで続くのかなぁ」

大希「多分もうすぐでしょ~」

広樹「オレもう数えるの諦めたもん」

大希「何それ~w…」

広樹「じゃ、早く寝ようぜ」

広樹が手を伸ばして、小さなライトの明かりを消す

大希「おやすみぃ」

広樹「また明日な」

と、いつものように平和な二人なのであった。

ー駿日Sideー

駿太「むむむむ、、そ、そんなに大きいの無理だってぇ!」

日向「まあまあ試してみよーよ」

駿太「一番大きいやつだってぇっ、!ほんとに無理ぃ!!」

ベッドの正面に、仰向けで後ろに手をつき、両足を閉じて拒否する駿太が
日向の手には、長さ数10cm、太さ8cmほどある、男性機の形をした模型が握られていた。
おそらくこの前研究員Wからもらったものだろう。

日向「今日はお風呂で念入りにほぐしたからさ、やってみよっ?」

駿太「ううぅぅ…」

目に涙を溜めながらも、少しずつ閉じていた足を開く。

駿太「ゆ、ゆっくりね…?」

日向「うん…じゃ、力抜いてよ?」

ローションを満遍なくディルドにかけた後、それをすでにぽっかりと開いている穴にあてがった。

駿太「い…いよ…っ、、」

日向「んじゃ…」

無言で日向がディルドを中に押し込む。

駿太「っ!、、んぅぅぅう、」

やはり痛いのだろうか、駿太は開いていた目を結んでしまう。
しかしディルドはすでに半分以上、駿太の中に飲み込まれていた。

日向「…ここまでかな」

ディルドの1/5を残し、ディルドは駿太の直腸内を独占していた。

駿太「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

駿太は顔を赤らめながら、中にある大きなものの触感を確かめていた。

日向「…どう?」

駿太「今までと全然違くて、、奥まで満たされてる感じぃ…」

日向「大丈夫?痛くなかった?」

駿太「最初だけ、ちょっと痛かったけど…そっからは気持ちよかっただけかな…」

日向「よかった…ちゃんと準備しといて正解だったかな…あっあとね」

駿太「ふぇ?」

日向「これさ、先端にローターがついてるみたいなんだけど…」

日向は袋の中からピンク色のリモコンを出す。

ーー

駿太「ああああぁああぁぁぁんん!!」

ディルドはヴヴヴと音を上げながら、駿太の腸内を振動で満たす。

駿太「なにこれっ、中すごぉっ、あんあっああ、、」

前立腺を刺激され、駿太はあっけなくドライオーガズムで達してしまうのでした。


ー翌朝

日向「ふわぁ…」

一番最初に起床したのは日向だった。
結局そのあとディルドで何度も絶頂する駿太に咥えられたり、性器同士を擦り合わせたりなどして楽しんだ二人だが、0時には就寝した。

駿太「ひーくんおはよぉ…」

日向「おはよ…昨日はごめんね」

駿太「ふえ?何が?」

日向「その…駿太が嫌がってたのに、無理矢理大きいやつ入れたり…苦しそうな時に口でやってもらったり…本当にごめん!」

駿太「大丈夫だよ~、僕も気持ちよかったし。あっ、でも結局最後までせいし出なかったね….」

日向「まあ後ろだけいじってたからね…今日の研究で出せばいいんじゃない?」

駿太「そっか…とりあえず顔洗ってこよ~!」

そして二人で揃って洗面所に向かう。
さて、隣の部屋も起床の時間のようである。

広樹「…」

眠そうな目を擦りながら、隣にいる大希も起こす。

広樹「朝だぞ~、大希」

大希「むぅぅ…」

広樹に抱きついた姿勢のままそこから離れない。

広樹「ふふふ…」

ほっぺたをツンツンすると、むすっとした表情になり、その目を開いた。

広樹「おはよ」

大希「…おはよ」

すでに時計は8時を回っていた。
二人も起床し、朝の支度をしていると、いつものように朝食をシェフが届けてくれた。

シェフ「おはようございます。どうぞ。」

トレーを差し出されると、 広樹がそれを受け取る。

広樹「はい。確かに受け取りました。」

シェフ「お二人とも、お元気で。」

広樹「?」

頭の上にはてなが浮かんだまま朝食をいつもの場所に置くと、
今日の配置表を手に取った。
そこにはシンプルに

「10時 大広間 退所の儀式」

と書かれていた。

続く


=天の声=
お疲れ様です。
最近左手に違和感を感じるんですよね
ストレスなのかな...自分色々気にしちゃうタイプなので(?)
まあ多分大丈夫でしょ

近況ボードにも書いた通り、すでに最終章の2/3は完成してます!
のんびり投稿していきますのでどうぞお楽しみに
ではでは
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