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第5章 振り返れば、そこには。
Part1 悠人
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今より7年前。
川にかかる橋の下で、ある二人の男の子が生活していた。
段ボールで作られた簡易的な家。
周りは草に包まれた草むら。夜になると、街灯もなくあたりは真っ暗。
聞こえてくるのは家族の団欒の音でもなく、友達と遊ぶ音でもない。
高速道路である橋を通る車の音と、コオロギなどの虫が奏でる歌声のみであった。
片方は12歳、もう片方は11歳。
二人の関係はとてもよく、兄弟のように見えるが、実は小さい頃からの幼馴染のようだ。
そんな二人だが、親もいないし親戚もいない。
流浪を続け、最終的にここに流れ着いた。
害虫も少なく、雨も風もあまり入ってこない。
人通りも少なく、強いていうなら酔っ払いがたまに迷い込んでくるほどだ。
そんな二人も、夜になればスーと寝息を上げて夢をみる。
幸せな家庭で温かいご飯を食べる夢をみる。
家族三人で、自分の大好きなオムライスを食べる、暖かい夢だ。
それは二人の理想を具現化したもののようなものであった。
朝になると、二人が稼いだお金を持って朝ごはんを買いに行く。
近くのコンビニにおにぎりなどを買いに行くのだ。
子供にはまだ仕事ができない、だって?
こんな二人でもできる仕事があるのである。
そう皆さんご存知、「売春」である。
子供でも、自分の体を相手に売り出し、性欲発散の器のように扱われ、
それを毎日毎日繰り返していくと、相手はそのお礼に、お金をもらえるのである。
時期は冬だが、毎日の売春でもらえるお金も雀の涙ほど。
決して裕福な生活とも言えない。
しかし、死なないためにはそうする必要があるのである。
その夜。二人はそれぞれ自分の仕事先へと向かう。
少し遠いところもあれば、近場まで来てくれる人もいる。
「悠人くん、待ってたよ。」
「こんばんは…」
近くにある常連の家に来たのは、
二人のうち12歳の子。名前は悠人というらしい。
場所は橋から10分ほど歩いた場所で、アパートの4階にある。
常連は30代から40代。都内にある企業の会社員を務める男である。
「先にご飯食べてくかい?」
「あっ、ありがとうございます。いただきます。」
律儀に挨拶を済ませると、男が手料理を持ってきた。
夜の仕事にはご飯をくれる人もいるが、中にはご飯をくれずに空腹のままで居させる客や、
さめたまずい飯を食わせる客もいる。
今日のメニューはトンカツ。
豚のロース肉を切って揚げ、キャベツの千切りを添えた一品である。
左にはお椀に盛られた大盛りのご飯、右には味噌汁が置いてある。
椅子に座り、手を合わせて「いただきます」と言い、ご飯をはしで食べ始める。
男もゆうとの向かい側に座り、黙々と食べ始める。
「悠真くんは?」
「今日は、あいつも仕事です。」
「そうか~。大変だね。家に泊めたいのはやまやまなんだけど…、妻がいつ帰ってくるかわからないしさ。」
「徳井さんも、大変ですね。」
「そうか~?はっはっは」
この常連は徳井と言い、仕事当初から優しくしてくれる人である。
ご飯を食べ終わると、ゆうとは風呂場へと入る。
「じゃあ、準備してきますので…」
「はーい、ゆっくりでいいからね。」
悠人は持参したバッグを風呂場に持ち込み、着ていた服を一枚ずつ脱ぎ始める。
すると浴槽に入り、シャワーで自分の体をきれいにし始める。
ボディーソープをつけ、シャンプーをし、体の隅々まで洗っていく。
水で泡を流すと、タオルで体を拭き、今度は隣にある便器に全裸のまま腰を下ろす。
すると、持ち込んだバッグから先の尖ったプラスチックの容器を取り出す。
キャップを外し、そのまま尖った先端を自分の肛門にゆっくり挿入する。
「あぁっ…んっ…」
中の液体をゆっくり押し出すと、
少しぬるい液体が腸内へと入ってくる。
液体が全部入ったのを確認すると、容器を抜き、迫り来る便意を我慢する。
しばらく経つと、腸内にある液体を便器の中に放出する。
そして、容器をすて、そのままカバンの中からローションと書かれた潤滑油を取り出し、そのまま自分の中指にとる。
そして中指を肛門の方に持っていき、そのまま指をゆっくりと中に入れる。
「ひゃあっ、んぁぁ…」
体を少しだけ震えさせ、肛門括約筋を少しずつほぐしていく。
そしてしばらくたち、十分ほぐれてきたら、タオルで手と体をふき、全裸姿のまま外に出る。
すると、外にもパンツ姿の徳井がいた。
「お疲れさま。じゃ、ベッド来ていいよ。」
「はい…」
徳井の誘導に従い、白いシーツが敷かれたベッドに乗る。
足を少しだけ広げ、自分のすでにそそり立った性器をチラ見せしながら徳井を見上げる。
「準備万端かな。じゃあ、ちんちん気持ちよくしてくよ…」
徳井はゆっくりと悠人の体に触れながら、性器をゆっくり撫でていく。
手で性器の根元をつまみ、下に下げると、剥け切らなかった包皮が下に下がり、ピンク色のきれいな亀頭が顔を出す。
先からは透明の先走りが溢れ出してきている。
「もう濡れてるじゃん。悠人くんやっぱり敏感だね…」
包皮を下におろし、親指で先端をなぞってみると
「ひゃああっ!」
悠人の体が大きく跳ね上がる。
「剥けたの最近だからね~。やっぱり敏感なのかも」
「先っちょやめてくださいよぉ…」
包皮を上下させ、刺激を与えていく。
10回ほどした後、包皮を下げた状態にすると、舌で裏筋のあたりを舐め回していく。
「あっ、あっ、あんっ、」
そして性器を口全体に含み、大胆に舐め回していく。
ベロベロ…グチュっ、ばちゅっ、どろ…
「あああぁぁ…でそうですっ、あんああっ、」
徳井は続けてフェラをしていく。
下の裏側を裏筋に擦り付けたり、唾液で亀頭を濡らして刺激したりなど。
そのまま10秒ほど経つと、
「あああでますううっっ!いきますううっっ!」
悠人が声をあげて射精することを告げると、
徳井はさらに勢いを上げて吸い上げる。
ビュクーっ!ぴゅっ!ピュっ!ピュルルっっ!
12歳の早熟精液が徳井の口に放たれた。
量はそれほど多くもなく、精子の数もまだまだ少ないが、それは確かな射精であった。
続く
=天の声=
今回から研究員の過去編に突入します!
まあ年齢で察してくだせえ
研究員Xは19歳、研究員Wは18歳です。はい。
この二人にもショタの時代があったんですね...
しばらく続きます
ではでは
川にかかる橋の下で、ある二人の男の子が生活していた。
段ボールで作られた簡易的な家。
周りは草に包まれた草むら。夜になると、街灯もなくあたりは真っ暗。
聞こえてくるのは家族の団欒の音でもなく、友達と遊ぶ音でもない。
高速道路である橋を通る車の音と、コオロギなどの虫が奏でる歌声のみであった。
片方は12歳、もう片方は11歳。
二人の関係はとてもよく、兄弟のように見えるが、実は小さい頃からの幼馴染のようだ。
そんな二人だが、親もいないし親戚もいない。
流浪を続け、最終的にここに流れ着いた。
害虫も少なく、雨も風もあまり入ってこない。
人通りも少なく、強いていうなら酔っ払いがたまに迷い込んでくるほどだ。
そんな二人も、夜になればスーと寝息を上げて夢をみる。
幸せな家庭で温かいご飯を食べる夢をみる。
家族三人で、自分の大好きなオムライスを食べる、暖かい夢だ。
それは二人の理想を具現化したもののようなものであった。
朝になると、二人が稼いだお金を持って朝ごはんを買いに行く。
近くのコンビニにおにぎりなどを買いに行くのだ。
子供にはまだ仕事ができない、だって?
こんな二人でもできる仕事があるのである。
そう皆さんご存知、「売春」である。
子供でも、自分の体を相手に売り出し、性欲発散の器のように扱われ、
それを毎日毎日繰り返していくと、相手はそのお礼に、お金をもらえるのである。
時期は冬だが、毎日の売春でもらえるお金も雀の涙ほど。
決して裕福な生活とも言えない。
しかし、死なないためにはそうする必要があるのである。
その夜。二人はそれぞれ自分の仕事先へと向かう。
少し遠いところもあれば、近場まで来てくれる人もいる。
「悠人くん、待ってたよ。」
「こんばんは…」
近くにある常連の家に来たのは、
二人のうち12歳の子。名前は悠人というらしい。
場所は橋から10分ほど歩いた場所で、アパートの4階にある。
常連は30代から40代。都内にある企業の会社員を務める男である。
「先にご飯食べてくかい?」
「あっ、ありがとうございます。いただきます。」
律儀に挨拶を済ませると、男が手料理を持ってきた。
夜の仕事にはご飯をくれる人もいるが、中にはご飯をくれずに空腹のままで居させる客や、
さめたまずい飯を食わせる客もいる。
今日のメニューはトンカツ。
豚のロース肉を切って揚げ、キャベツの千切りを添えた一品である。
左にはお椀に盛られた大盛りのご飯、右には味噌汁が置いてある。
椅子に座り、手を合わせて「いただきます」と言い、ご飯をはしで食べ始める。
男もゆうとの向かい側に座り、黙々と食べ始める。
「悠真くんは?」
「今日は、あいつも仕事です。」
「そうか~。大変だね。家に泊めたいのはやまやまなんだけど…、妻がいつ帰ってくるかわからないしさ。」
「徳井さんも、大変ですね。」
「そうか~?はっはっは」
この常連は徳井と言い、仕事当初から優しくしてくれる人である。
ご飯を食べ終わると、ゆうとは風呂場へと入る。
「じゃあ、準備してきますので…」
「はーい、ゆっくりでいいからね。」
悠人は持参したバッグを風呂場に持ち込み、着ていた服を一枚ずつ脱ぎ始める。
すると浴槽に入り、シャワーで自分の体をきれいにし始める。
ボディーソープをつけ、シャンプーをし、体の隅々まで洗っていく。
水で泡を流すと、タオルで体を拭き、今度は隣にある便器に全裸のまま腰を下ろす。
すると、持ち込んだバッグから先の尖ったプラスチックの容器を取り出す。
キャップを外し、そのまま尖った先端を自分の肛門にゆっくり挿入する。
「あぁっ…んっ…」
中の液体をゆっくり押し出すと、
少しぬるい液体が腸内へと入ってくる。
液体が全部入ったのを確認すると、容器を抜き、迫り来る便意を我慢する。
しばらく経つと、腸内にある液体を便器の中に放出する。
そして、容器をすて、そのままカバンの中からローションと書かれた潤滑油を取り出し、そのまま自分の中指にとる。
そして中指を肛門の方に持っていき、そのまま指をゆっくりと中に入れる。
「ひゃあっ、んぁぁ…」
体を少しだけ震えさせ、肛門括約筋を少しずつほぐしていく。
そしてしばらくたち、十分ほぐれてきたら、タオルで手と体をふき、全裸姿のまま外に出る。
すると、外にもパンツ姿の徳井がいた。
「お疲れさま。じゃ、ベッド来ていいよ。」
「はい…」
徳井の誘導に従い、白いシーツが敷かれたベッドに乗る。
足を少しだけ広げ、自分のすでにそそり立った性器をチラ見せしながら徳井を見上げる。
「準備万端かな。じゃあ、ちんちん気持ちよくしてくよ…」
徳井はゆっくりと悠人の体に触れながら、性器をゆっくり撫でていく。
手で性器の根元をつまみ、下に下げると、剥け切らなかった包皮が下に下がり、ピンク色のきれいな亀頭が顔を出す。
先からは透明の先走りが溢れ出してきている。
「もう濡れてるじゃん。悠人くんやっぱり敏感だね…」
包皮を下におろし、親指で先端をなぞってみると
「ひゃああっ!」
悠人の体が大きく跳ね上がる。
「剥けたの最近だからね~。やっぱり敏感なのかも」
「先っちょやめてくださいよぉ…」
包皮を上下させ、刺激を与えていく。
10回ほどした後、包皮を下げた状態にすると、舌で裏筋のあたりを舐め回していく。
「あっ、あっ、あんっ、」
そして性器を口全体に含み、大胆に舐め回していく。
ベロベロ…グチュっ、ばちゅっ、どろ…
「あああぁぁ…でそうですっ、あんああっ、」
徳井は続けてフェラをしていく。
下の裏側を裏筋に擦り付けたり、唾液で亀頭を濡らして刺激したりなど。
そのまま10秒ほど経つと、
「あああでますううっっ!いきますううっっ!」
悠人が声をあげて射精することを告げると、
徳井はさらに勢いを上げて吸い上げる。
ビュクーっ!ぴゅっ!ピュっ!ピュルルっっ!
12歳の早熟精液が徳井の口に放たれた。
量はそれほど多くもなく、精子の数もまだまだ少ないが、それは確かな射精であった。
続く
=天の声=
今回から研究員の過去編に突入します!
まあ年齢で察してくだせえ
研究員Xは19歳、研究員Wは18歳です。はい。
この二人にもショタの時代があったんですね...
しばらく続きます
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