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第二章 寒凪
湯気
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1時間ほど経ち、日がだんだん傾き始めた頃、店長と鈴音がやってきた。
「失礼しまーす」
急に入ってきたので、俺は入り口に立つ二人に、人差し指を手元に当ててサインをする。
二人とも理解したようで、忍足で中へと入ってきた。
「りょうやくん大丈夫そ?」
店長が聞いてきたので、持っていたラノベにしおりを挟み、机の上へと置く。
「1時間ぐらい寝てます。お二人はどこか行ってきたんですか?」
「いや、駅前の川のほとりでちょっとだけ歩いたぐらいかな。温泉以外にあんまなさそうだしね。」
「温泉入ってきたらいいじゃないですか」
「いや、りょうやくんがちょっと心配でね。」
店長、なかなかいいところあるじゃねえか。
そろそろ俺も温泉に入りたくなってきたが、りょうやはいつ頃起きるのだろうか。
俺が読んでいたラノベも終盤に入った。主人公とヒロインが謎の世界へと閉じ込められ、部室から仲間の助言を受けているところで、隣から物音が聞こえてきた。
再び本を読む手を止める。夢中で気づかなかったが、太陽はもうすぐしずみきるといったところだ。
音がした方を見ると、りょうやが眠そうな目を擦りながら、体を起こしているのが見えるので声をかけてみる。
「おはよ、頭痛どんな感じ?」
「先輩…おはようございます…もう結構、大丈夫そうです…」
「そっか。晩御飯まであと2時間ぐらいあるけど、温泉行くか?」
「りょーかいです…ふわぁ…」
大きなあくびをすると、細い目をした顔をぽんぽんと叩いて、ふらふらと洗面台の方へと歩いていった。
箪笥にあった浴衣を取り出して着てみる。
平均身長より少し高い俺にはピッタリフィット。しかし…
「ううぅっ…」
りょうやにはもちろん合うはずもなく、フロントで少しだけ小さいサイズ、とは言いながら小学高学年用の浴衣をもらってきた。
本人には内緒で「部屋に置いてあるサイズの一個下」ということにしておいた。(⇦チェックアウトの時に小学生高学年のものであると気づかせろ~伏線!!!)
「わっ…ピッタリ…」
ピッタリかぁ…。
というわけで、浴衣を羽織って四人で大浴場の入り口までやってきた。
鈴音とはここでお別れである。
「え~りょうやくんの裸見たかっt」
「とっとと入ってきてください!!」
「ひええごめんなさいぃ!」
どいつもこいつも…
とはいえ俺も確かにりょうやの裸が見たいのは確かだ。
発育的に心配だからな。そんなに変態じみた理由な訳がないだろう。
えっ?今の理由がすでに変態じみてるって?
殿方と書かれた青い暖簾をくぐる。どうやら中には人がまあまあいるようだ。
飯時前だからだろうか。
「人多くないですか…?」
「大丈夫でしょ。お風呂多分広いし。」
「いや…その…、、」
何かいいたそうな顔だったが、特には気にしなかった。
「中野くんとりょうやくん、ここ空いてる」
店長が空いているロッカーを案内してくれたので、そこをまずは確保。
店長が我先にと一番はじに入り、そこに何も知らないりょうやが真ん中に入ってしまったので、俺は仕方なく左のロッカーを使用する。
こいつ店長の視線に気づいていないのだろうか。
そんなことを気にする暇もなく、ロッカーを開き、着替えを入れてから自分の浴衣を脱ぎ去る。
下着に手をかけようとしてちらっとりょうやの方へと目をやると、白い肌に包まれた肩から浴衣をはだけさせ、もじもじしているようだ。
大丈夫だろうと安心すると、ボクサーパンツを一気に下までずり下げ、ロッカーの中に畳んで入れる。
部屋から持参したハンドタオルを取り出し、いざ準備万端。
満を辞してもう一度りょうやの方を見る。
浴衣を完全に脱ぎ、パンツだけの状態のようだ。もう少し時間がかかるから先に入ろうかな。
店長はすでに跡形もなく消え去っているようだ。周りを見ても見当たらないので、おそらくすでに浴場へと行ったのだろう。
あいつりょうやの裸が見たかったんじゃなかったのか…。
少しは改心したんだなと感心する。
「じゃ俺先に入っとくな?」
「せっ、先輩」
「ん?」
振り向いたところで、俺の手を掴んでくるもう一つの手の感触がする。
「恥ずかしいんで…待ってください…」
顔をちょっとだけ赤らめ、上目遣いでこちらを見てくる。
おいおいちょっとだけどきっとしたじゃねえかよ。女かよお前。
「いや、恥ずかしがることないだろ?」
「恥ずかしいですってぇっ、人も多いし…」
なるほど。さっき言いたかったのは人が多くて裸になれない、と言ったところか。
「だからせめて一緒に…」
パンツ一丁でもじもじさせられてもな。母性本能が働くのが自分でもわかった。
「わーったよ。」
俺がそういうと、りょうやは再びロッカーの方へ向き、持参したバスタオルを腰に巻くと、そのままその中に手を突っ込み、四角いボクサーブリーフを脱ぎ去った。
そのままロッカーを閉めようとしたので俺が一言。
「お風呂、それじゃ入れないぞ?」
「ええっ…」
「バスタオル巻いちゃったら何で体拭くんだ?」
「うう…」
りょうやはやっぱり案外馬鹿なのかもしれない。
いや天然というべきか
何か覚悟を決めたのか、バスタオルを外すと、つるんとした綺麗なお尻が後ろから見えた。
目にも見えないスピードでハンドタオルを取り出すと、そのままそれを股間に当て、ロッカーの鍵を閉めた。
「できました…」
酔ってしまっているのかと心配してしまいそうになるほど顔が赤くなっていた。
大丈夫か?お酒飲んだ後は風呂に入れないぞ~
なんていう冗談はさておき、俺たちも大浴場へと向かう。
ガラスの引き戸を開けると、中からはもわっと暖かな湯気が飛び出した。
中に足を踏み入れると、暖かな湯気が冷たい体を包み込み、温泉にきたことを実感させる。
右側の洗い場に腰を下ろすと、その隣にりょうやも座ってきた。
周りから見ると、完全に兄弟に見えるだろう。
成人した兄と、中学生の弟が仲睦まじく温泉に入っているのはなかなか絵になる。が、俺らは至って普通の先輩後輩である。
ちらちらと横を見ると、タオルで股間を隠したまま水を出そうとしているバカがいるではないか。
「ちょちょ、そうしたらタオルに水かかっちゃうでしょ~?」
「いやでも…見られちゃうし…」
「大丈夫だって、男しかいないんだからさ」
「うう…だって先輩が見るじゃないですか」
「俺だって別にいいだろ?店長じゃあるまいし」
「…じゃあ洗うので絶対見ないでください」
「わーったよ」
仕草まで思春期男子と瓜二つじゃないか。
おちんちんが気になるお年頃なのはわかるけど、大人なんだからしっかりしようぜ
俺は言われた言いつけを守るために、ずっと自分の前を見ながら体を洗った。
さっとシャワーで汚れを落とすと、シャンプーで髪をゴシゴシと洗い、ボディーソープを出して体の隅々までに泡を行き渡らせる。
最後にシャワーで流してやれば、浴場に入る準備は完了だ。
りょうやが終わったのかどうかが気になるが、見るなと言われているのでここはスルーすることにしよう。
ハンドタオルを肩にかけ、りょうやの洗い場の前を通りながら声を掛ける。
「終わったから先に浴場行っとくな~」
「待ってくださいぃっ!」
「うわわっ…あぶねえ」
急に腕を引っ張られたので思わず転びそうになる。
危ないところだった。
「あっ、ごめんなさい…。僕も洗い終わったので…」
「そうだな。一緒にいこっか。大浴場は~っと」
俺が先頭を歩き、後ろからりょうやがよちよちよついてくる。
一瞬振り返ると、手とタオルはまだ股間のままのようだ。
人が少なさそうな浴場を見つけると、浴槽の縁においてある手桶を手に取り、湯を数回すくって掛け湯をする。
りょうやも見様見真似で同じことをする。
「じゃっ入るかぁ…」
「はい…」
足からお湯の中に入ると、そのまま段差を一番下まで降りる。
と、ここでりょうやがタオルを巻きながら入ってこようとしたので、流石に注意をする。
「ちょちょちょっ、それだめだよ」
「ふえっ?」
「タオル巻きながらお風呂入るのはマナー違反!」
「ええっっっ」
「はぁ…もう諦めなって。」
「そんな…こんなに人いるのにぃ…」
「大丈夫だよ~誰もこっちなんて気にしてないし。見られたとしても俺だけだし。」
「…」
りょうやは少し考えた後、口を開いた。
「…見ても笑わないでくださいよ?」
そう言って、りょうやは恐る恐るタオルを外した。
その後すぐにお湯の中にしゃがみ込むまでの一瞬、俺は見た。
そこには、20歳にしてはかわいいものがついていた。
続く
「失礼しまーす」
急に入ってきたので、俺は入り口に立つ二人に、人差し指を手元に当ててサインをする。
二人とも理解したようで、忍足で中へと入ってきた。
「りょうやくん大丈夫そ?」
店長が聞いてきたので、持っていたラノベにしおりを挟み、机の上へと置く。
「1時間ぐらい寝てます。お二人はどこか行ってきたんですか?」
「いや、駅前の川のほとりでちょっとだけ歩いたぐらいかな。温泉以外にあんまなさそうだしね。」
「温泉入ってきたらいいじゃないですか」
「いや、りょうやくんがちょっと心配でね。」
店長、なかなかいいところあるじゃねえか。
そろそろ俺も温泉に入りたくなってきたが、りょうやはいつ頃起きるのだろうか。
俺が読んでいたラノベも終盤に入った。主人公とヒロインが謎の世界へと閉じ込められ、部室から仲間の助言を受けているところで、隣から物音が聞こえてきた。
再び本を読む手を止める。夢中で気づかなかったが、太陽はもうすぐしずみきるといったところだ。
音がした方を見ると、りょうやが眠そうな目を擦りながら、体を起こしているのが見えるので声をかけてみる。
「おはよ、頭痛どんな感じ?」
「先輩…おはようございます…もう結構、大丈夫そうです…」
「そっか。晩御飯まであと2時間ぐらいあるけど、温泉行くか?」
「りょーかいです…ふわぁ…」
大きなあくびをすると、細い目をした顔をぽんぽんと叩いて、ふらふらと洗面台の方へと歩いていった。
箪笥にあった浴衣を取り出して着てみる。
平均身長より少し高い俺にはピッタリフィット。しかし…
「ううぅっ…」
りょうやにはもちろん合うはずもなく、フロントで少しだけ小さいサイズ、とは言いながら小学高学年用の浴衣をもらってきた。
本人には内緒で「部屋に置いてあるサイズの一個下」ということにしておいた。(⇦チェックアウトの時に小学生高学年のものであると気づかせろ~伏線!!!)
「わっ…ピッタリ…」
ピッタリかぁ…。
というわけで、浴衣を羽織って四人で大浴場の入り口までやってきた。
鈴音とはここでお別れである。
「え~りょうやくんの裸見たかっt」
「とっとと入ってきてください!!」
「ひええごめんなさいぃ!」
どいつもこいつも…
とはいえ俺も確かにりょうやの裸が見たいのは確かだ。
発育的に心配だからな。そんなに変態じみた理由な訳がないだろう。
えっ?今の理由がすでに変態じみてるって?
殿方と書かれた青い暖簾をくぐる。どうやら中には人がまあまあいるようだ。
飯時前だからだろうか。
「人多くないですか…?」
「大丈夫でしょ。お風呂多分広いし。」
「いや…その…、、」
何かいいたそうな顔だったが、特には気にしなかった。
「中野くんとりょうやくん、ここ空いてる」
店長が空いているロッカーを案内してくれたので、そこをまずは確保。
店長が我先にと一番はじに入り、そこに何も知らないりょうやが真ん中に入ってしまったので、俺は仕方なく左のロッカーを使用する。
こいつ店長の視線に気づいていないのだろうか。
そんなことを気にする暇もなく、ロッカーを開き、着替えを入れてから自分の浴衣を脱ぎ去る。
下着に手をかけようとしてちらっとりょうやの方へと目をやると、白い肌に包まれた肩から浴衣をはだけさせ、もじもじしているようだ。
大丈夫だろうと安心すると、ボクサーパンツを一気に下までずり下げ、ロッカーの中に畳んで入れる。
部屋から持参したハンドタオルを取り出し、いざ準備万端。
満を辞してもう一度りょうやの方を見る。
浴衣を完全に脱ぎ、パンツだけの状態のようだ。もう少し時間がかかるから先に入ろうかな。
店長はすでに跡形もなく消え去っているようだ。周りを見ても見当たらないので、おそらくすでに浴場へと行ったのだろう。
あいつりょうやの裸が見たかったんじゃなかったのか…。
少しは改心したんだなと感心する。
「じゃ俺先に入っとくな?」
「せっ、先輩」
「ん?」
振り向いたところで、俺の手を掴んでくるもう一つの手の感触がする。
「恥ずかしいんで…待ってください…」
顔をちょっとだけ赤らめ、上目遣いでこちらを見てくる。
おいおいちょっとだけどきっとしたじゃねえかよ。女かよお前。
「いや、恥ずかしがることないだろ?」
「恥ずかしいですってぇっ、人も多いし…」
なるほど。さっき言いたかったのは人が多くて裸になれない、と言ったところか。
「だからせめて一緒に…」
パンツ一丁でもじもじさせられてもな。母性本能が働くのが自分でもわかった。
「わーったよ。」
俺がそういうと、りょうやは再びロッカーの方へ向き、持参したバスタオルを腰に巻くと、そのままその中に手を突っ込み、四角いボクサーブリーフを脱ぎ去った。
そのままロッカーを閉めようとしたので俺が一言。
「お風呂、それじゃ入れないぞ?」
「ええっ…」
「バスタオル巻いちゃったら何で体拭くんだ?」
「うう…」
りょうやはやっぱり案外馬鹿なのかもしれない。
いや天然というべきか
何か覚悟を決めたのか、バスタオルを外すと、つるんとした綺麗なお尻が後ろから見えた。
目にも見えないスピードでハンドタオルを取り出すと、そのままそれを股間に当て、ロッカーの鍵を閉めた。
「できました…」
酔ってしまっているのかと心配してしまいそうになるほど顔が赤くなっていた。
大丈夫か?お酒飲んだ後は風呂に入れないぞ~
なんていう冗談はさておき、俺たちも大浴場へと向かう。
ガラスの引き戸を開けると、中からはもわっと暖かな湯気が飛び出した。
中に足を踏み入れると、暖かな湯気が冷たい体を包み込み、温泉にきたことを実感させる。
右側の洗い場に腰を下ろすと、その隣にりょうやも座ってきた。
周りから見ると、完全に兄弟に見えるだろう。
成人した兄と、中学生の弟が仲睦まじく温泉に入っているのはなかなか絵になる。が、俺らは至って普通の先輩後輩である。
ちらちらと横を見ると、タオルで股間を隠したまま水を出そうとしているバカがいるではないか。
「ちょちょ、そうしたらタオルに水かかっちゃうでしょ~?」
「いやでも…見られちゃうし…」
「大丈夫だって、男しかいないんだからさ」
「うう…だって先輩が見るじゃないですか」
「俺だって別にいいだろ?店長じゃあるまいし」
「…じゃあ洗うので絶対見ないでください」
「わーったよ」
仕草まで思春期男子と瓜二つじゃないか。
おちんちんが気になるお年頃なのはわかるけど、大人なんだからしっかりしようぜ
俺は言われた言いつけを守るために、ずっと自分の前を見ながら体を洗った。
さっとシャワーで汚れを落とすと、シャンプーで髪をゴシゴシと洗い、ボディーソープを出して体の隅々までに泡を行き渡らせる。
最後にシャワーで流してやれば、浴場に入る準備は完了だ。
りょうやが終わったのかどうかが気になるが、見るなと言われているのでここはスルーすることにしよう。
ハンドタオルを肩にかけ、りょうやの洗い場の前を通りながら声を掛ける。
「終わったから先に浴場行っとくな~」
「待ってくださいぃっ!」
「うわわっ…あぶねえ」
急に腕を引っ張られたので思わず転びそうになる。
危ないところだった。
「あっ、ごめんなさい…。僕も洗い終わったので…」
「そうだな。一緒にいこっか。大浴場は~っと」
俺が先頭を歩き、後ろからりょうやがよちよちよついてくる。
一瞬振り返ると、手とタオルはまだ股間のままのようだ。
人が少なさそうな浴場を見つけると、浴槽の縁においてある手桶を手に取り、湯を数回すくって掛け湯をする。
りょうやも見様見真似で同じことをする。
「じゃっ入るかぁ…」
「はい…」
足からお湯の中に入ると、そのまま段差を一番下まで降りる。
と、ここでりょうやがタオルを巻きながら入ってこようとしたので、流石に注意をする。
「ちょちょちょっ、それだめだよ」
「ふえっ?」
「タオル巻きながらお風呂入るのはマナー違反!」
「ええっっっ」
「はぁ…もう諦めなって。」
「そんな…こんなに人いるのにぃ…」
「大丈夫だよ~誰もこっちなんて気にしてないし。見られたとしても俺だけだし。」
「…」
りょうやは少し考えた後、口を開いた。
「…見ても笑わないでくださいよ?」
そう言って、りょうやは恐る恐るタオルを外した。
その後すぐにお湯の中にしゃがみ込むまでの一瞬、俺は見た。
そこには、20歳にしてはかわいいものがついていた。
続く
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