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第四章 生まれた子どもたちの行方~その二
南国で女三人に育てられた少年⑶
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「日本全国ぼうけんの旅」にはまったのは意外にもT文だった。X佳の仕事中に時々T文から電話がかかってきた。
「姉ちゃん、俺とママは今福岡まで来て、今関門海峡をどうやって渡るか悩み中。」
「へー。」
「鹿児島では西郷隆盛の幽霊に追いかけられたし、宮崎ではえびの高原のガス攻めにあって体力消耗しちゃったけど、大分の湯布院で温泉に入ったら回復したんだ。」
X佳は、「いい加減なゲームだなあ」と思いつつも、T文が喜んでいるので何も言わなかった。
「お母さんはどうしてる?」
「ママはすごいよ。西郷隆盛の幽霊が出てクイズを出してきたんだけど、何か西南の役?がどうだとか、西郷隆盛の子どものときの名前がどうだとか、全部スラスラ回答しちゃって、幽霊が『降参でごわす』って言って消えたの。」
設定がいい加減な割にはクイズが難しいような気はするが、日本史学科卒で歴史に詳しいR江ならばお手のものだろう。
「俺、ママ、見直しちゃった!」
「そっか、その調子で北海道目指してね。」
X佳はそう言って電話を切った。
「T坊がなんだって?」
Y香がパソコンの画面を睨みながらX佳に聞いた。
「うん、何だかお母さんを見直したらしい。」
「ついにT坊にも敬老精神が芽生えたか、よかった、よかった。」
「あのね、今岡山で鬼と間違われて、桃太郎に成敗されかけてるの。犬・猿・キジも手強いよ。」
別の日のT文からの電話はこうだった。
「ん、お母さんは何してる?」
「きびだんごの作り方ってクイズで間違えて、しばらくお休みになっちゃった! ママ、一度茹でるの知らなかったんだ。」
それは知らなくても仕方ないだろう。
「今、犬の写真がズラズラ並んでて、犬の種類を答えなきゃいけないんだ。でも俺、犬なんて詳しくないし、ママもマイナーなやつは分かんないって。」
「分かった、一旦ゲームを中止しなさい。明日休みだから、私が見てあげる!」
横で聞いていたY香は笑った。
「なんだ、X佳まで巻き込まれてんの。」
「せっかくT文とお母さんが楽しんでるのに、多少は協力しないとさ。」
こうやって、T文とR江は、たまにX佳の力を借りながらも、「日本全国ぼうけんの旅」を続けた。一番の難所は関が原で、関ヶ原の戦いに巻き込まれるという設定だったが、R江たちは正しく東軍につき、矢のように降ってくる安土桃山時代クイズにも正解して、事なきを得た。その後は順調に二人は日本列島を北上して、いよいよ青函トンネルを通過する手前まできた。
「飛行機で行けば早いのにね。」
Y香は言ったが、X佳は「設定だからさ」とたしなめた。R江も北海道上陸を楽しみにしていたが、ある秋の日急に身体の不調を訴えて救急車で病院に運ばれた。
「お母さん、末期の膵臓ガンですね。」
医師は深刻な顔でX佳に告げた。
「どうしたらいいですか?! まだ息子が小学四年なのに。」
「正直、あと半年もてばというところです。あちこちに転移しているみたいで手の施しようがない。」
24世紀においても、ガンは死因の上位を占めていた。確かに、早期発見ができればかなりの高確率で完治できるようにはなっていた。しかし、皆、自分がガンに罹患するとは思っていないらしく、がん検診を定期的に受ける老人は少なかった。
「どうしましょう、本人に告知して、ホスピスに行ってもらうのでよろしいか?」
昔は本人に告知しないケースも多かったようだが、今は告知するのが一般的だ。R江には、自分の現状を知ってもらって、残り少ない時間を有意義に過ごして欲しいと、X佳も考えた。
「それでいいです、お願いします。」
ただし、T文には言わないでおくことにした。まだ幼いT文が、R江が死につつあることを受け止められるかどうか不安だったからだ。
R江はホスピスに入った。ホスピスの窓からはビーチが見える。R江は自分の病気については淡々と受け止めた上で、X佳とY香にT文のことを頼んだ。
「私とお父さんが作った子どもなのに、大人になるまで面倒を見切れなくてごめんなさいね。結局はあなたたちに迷惑をかけることになってしまって。」
「お母さん、まだ半年あるんだから、T文とできる限り遊んでやって!」
X佳に続いてY香も言った。
「T文には、学校が終わったら毎日ここに来るように言っておきますね。北海道に行ったら沖縄まで絶対戻って来てください。」
R江は涙ぐみながら頷いた。
「日本全国ぼうけんの旅」は、北海道に入ると、五稜郭で土方歳三の亡霊に馬で追いかけられたり、おもちゃ屋の店員が言ったようにヒグマに襲われたりした。しかし、北海道開拓使や函館開港の歴史などについてもR江が回答すると、土方歳三はあの有名な「しれば迷いしなければ迷わぬ恋の道」という俳句を詠んで恥ずかしそうに消えていったし、ヒグマは計算ゲームでT文が倒した。
「ママ、やった!」
ちなみにゲームに勝つと、知床の流氷や富良野のラベンダー畑の画像が出てくるのだが、季節感も距離感もめちゃくちゃだ。それでも二人が喜んでいるのでX佳はよしとした。
旅は復路に入り、日本海側を通過する。ねぶたやなまはげに追いかけられ、遊佐のアマハゲにも追いかけられたし、妖怪天国新潟では百鬼夜行的なものに襲われたが、その都度R江は地理や歴史の問題に回答し、クリアする。
「やっぱりママはすごい!」
T文も、R江の具合が徐々に悪くなっていることは察したようで、二日に一県のペースで移動していたのを一週間に一県程度のペースで移動するようにした。それでも二人はコツコツと日本列島を縦断し、船で島根から佐賀入りした。その後の長崎ではキリシタンと間違われて処刑されそうになったが、R江は日本におけるキリスト教の歴史についての問題に正答し、キリシタンともども助かった。
もっとも、このころからR江は意識が薄れてきており、ゲームができる時間もほとんどなくなってしまった。
「ママ、あと熊本と鹿児島西部を抜けたら沖縄まで帰って来れるんだよ。頑張ろう!」
寝たままのR江には聞こえていなかった。
「姉ちゃん、ママ、だいぶ悪いようだけど。寝たまま滅多に起きないの。」
ホスピスから帰宅したT文はそうX佳に電話した。X佳は医師からあと一週間だと告げられている。
「分からないよ。毎日行ってあげて! もし、何かあるようだったら連絡ちょうだい。」
その日の夜中だった。X佳は「今夜が山場です」とホスピスから連絡を受けた。X佳はY香とT文を連れてスカイタクシーでホスピスに向かった。
到着すると、医師にX佳だけ呼ばれた。
「最後のお別れをしてあげてください。」
「分かりました。」
病室に戻ると、T文は必死にR江に話しかけていた。
「ママ、クマ牧場のクマ倒そうよ!」
しかし、R江は目を閉じたまま反応しない。
「クマは強敵だよ。集団になって難しいクイズ出してくるの。俺一人じゃ太刀打ちできないよ。」
X佳も話しかけた。
「そうよ、お父さんがまだ来るなって言ってるわよ。」
そのとき、「お父さん」という単語に反応したのか、R江が目を開いた。
「お父さん?」
「よっしゃ、ママが起きた!」
T文が叫んだ。
X佳は携帯端末で死んだQ平の顔写真を表示させた。写真のQ平の顔は少し怒っている。これは30年前、家族旅行の際に蓼科高原で撮ったものを拡大した画像だが、そのときQ平はお気に入りの帽子を無くして不機嫌だった。
「ほら、どう見ても『まだ早い!』って言ってるでしょう?」
「あら、お父さん。髪が少し増えて若くなった?」
R江は顔写真のほうをじっと見て話しかけている。X佳の声は耳に入らないらしい。
「お父さん、T文も大きくなったし、去年は昔お父さんと行った函館山にも行きましたよ。今年の正月もどこか行きたかったんだけど、こう具合が悪いとどうしようもないわね。」
「姉ちゃん、これパパの若い頃?」
T文がX佳に尋ねた。
「そうよ。あんたが生まれるずっと前。」
「何で怒った顔をしてるの?」
「この写真を撮る前に蕎麦屋に入ったんだけど、店に帽子を忘れてきて、しかも蕎麦屋に電話したけど『忘れ物に帽子なんかない』って言われたのよ。」
T文は言った。
「帽子ってハゲ隠し?」
「あー、まーねー。」
X佳が言い淀んでいると、R江が反応した。
「人の旦那に向かってハゲとは何よ、ハゲとは!」
Q平の生前、R江はハゲという言葉を聞くとQ平よりも過敏に反応していた。昔、家族で街を歩いていると、若いカップルの男性のほうがQ平を指さして「あのハゲ親父」と言ったのだが、R江はその男性に文句を言いに行ったことがある。
R江が怒りに任せて起き上がろうとしたので、Y香が「お母さん、抑えて!」と言ったところ、R江は「ああ」と言ってこと切れてしまった。享年77歳。T文は「俺のせいだ」と言って号泣した。
「姉ちゃん、俺とママは今福岡まで来て、今関門海峡をどうやって渡るか悩み中。」
「へー。」
「鹿児島では西郷隆盛の幽霊に追いかけられたし、宮崎ではえびの高原のガス攻めにあって体力消耗しちゃったけど、大分の湯布院で温泉に入ったら回復したんだ。」
X佳は、「いい加減なゲームだなあ」と思いつつも、T文が喜んでいるので何も言わなかった。
「お母さんはどうしてる?」
「ママはすごいよ。西郷隆盛の幽霊が出てクイズを出してきたんだけど、何か西南の役?がどうだとか、西郷隆盛の子どものときの名前がどうだとか、全部スラスラ回答しちゃって、幽霊が『降参でごわす』って言って消えたの。」
設定がいい加減な割にはクイズが難しいような気はするが、日本史学科卒で歴史に詳しいR江ならばお手のものだろう。
「俺、ママ、見直しちゃった!」
「そっか、その調子で北海道目指してね。」
X佳はそう言って電話を切った。
「T坊がなんだって?」
Y香がパソコンの画面を睨みながらX佳に聞いた。
「うん、何だかお母さんを見直したらしい。」
「ついにT坊にも敬老精神が芽生えたか、よかった、よかった。」
「あのね、今岡山で鬼と間違われて、桃太郎に成敗されかけてるの。犬・猿・キジも手強いよ。」
別の日のT文からの電話はこうだった。
「ん、お母さんは何してる?」
「きびだんごの作り方ってクイズで間違えて、しばらくお休みになっちゃった! ママ、一度茹でるの知らなかったんだ。」
それは知らなくても仕方ないだろう。
「今、犬の写真がズラズラ並んでて、犬の種類を答えなきゃいけないんだ。でも俺、犬なんて詳しくないし、ママもマイナーなやつは分かんないって。」
「分かった、一旦ゲームを中止しなさい。明日休みだから、私が見てあげる!」
横で聞いていたY香は笑った。
「なんだ、X佳まで巻き込まれてんの。」
「せっかくT文とお母さんが楽しんでるのに、多少は協力しないとさ。」
こうやって、T文とR江は、たまにX佳の力を借りながらも、「日本全国ぼうけんの旅」を続けた。一番の難所は関が原で、関ヶ原の戦いに巻き込まれるという設定だったが、R江たちは正しく東軍につき、矢のように降ってくる安土桃山時代クイズにも正解して、事なきを得た。その後は順調に二人は日本列島を北上して、いよいよ青函トンネルを通過する手前まできた。
「飛行機で行けば早いのにね。」
Y香は言ったが、X佳は「設定だからさ」とたしなめた。R江も北海道上陸を楽しみにしていたが、ある秋の日急に身体の不調を訴えて救急車で病院に運ばれた。
「お母さん、末期の膵臓ガンですね。」
医師は深刻な顔でX佳に告げた。
「どうしたらいいですか?! まだ息子が小学四年なのに。」
「正直、あと半年もてばというところです。あちこちに転移しているみたいで手の施しようがない。」
24世紀においても、ガンは死因の上位を占めていた。確かに、早期発見ができればかなりの高確率で完治できるようにはなっていた。しかし、皆、自分がガンに罹患するとは思っていないらしく、がん検診を定期的に受ける老人は少なかった。
「どうしましょう、本人に告知して、ホスピスに行ってもらうのでよろしいか?」
昔は本人に告知しないケースも多かったようだが、今は告知するのが一般的だ。R江には、自分の現状を知ってもらって、残り少ない時間を有意義に過ごして欲しいと、X佳も考えた。
「それでいいです、お願いします。」
ただし、T文には言わないでおくことにした。まだ幼いT文が、R江が死につつあることを受け止められるかどうか不安だったからだ。
R江はホスピスに入った。ホスピスの窓からはビーチが見える。R江は自分の病気については淡々と受け止めた上で、X佳とY香にT文のことを頼んだ。
「私とお父さんが作った子どもなのに、大人になるまで面倒を見切れなくてごめんなさいね。結局はあなたたちに迷惑をかけることになってしまって。」
「お母さん、まだ半年あるんだから、T文とできる限り遊んでやって!」
X佳に続いてY香も言った。
「T文には、学校が終わったら毎日ここに来るように言っておきますね。北海道に行ったら沖縄まで絶対戻って来てください。」
R江は涙ぐみながら頷いた。
「日本全国ぼうけんの旅」は、北海道に入ると、五稜郭で土方歳三の亡霊に馬で追いかけられたり、おもちゃ屋の店員が言ったようにヒグマに襲われたりした。しかし、北海道開拓使や函館開港の歴史などについてもR江が回答すると、土方歳三はあの有名な「しれば迷いしなければ迷わぬ恋の道」という俳句を詠んで恥ずかしそうに消えていったし、ヒグマは計算ゲームでT文が倒した。
「ママ、やった!」
ちなみにゲームに勝つと、知床の流氷や富良野のラベンダー畑の画像が出てくるのだが、季節感も距離感もめちゃくちゃだ。それでも二人が喜んでいるのでX佳はよしとした。
旅は復路に入り、日本海側を通過する。ねぶたやなまはげに追いかけられ、遊佐のアマハゲにも追いかけられたし、妖怪天国新潟では百鬼夜行的なものに襲われたが、その都度R江は地理や歴史の問題に回答し、クリアする。
「やっぱりママはすごい!」
T文も、R江の具合が徐々に悪くなっていることは察したようで、二日に一県のペースで移動していたのを一週間に一県程度のペースで移動するようにした。それでも二人はコツコツと日本列島を縦断し、船で島根から佐賀入りした。その後の長崎ではキリシタンと間違われて処刑されそうになったが、R江は日本におけるキリスト教の歴史についての問題に正答し、キリシタンともども助かった。
もっとも、このころからR江は意識が薄れてきており、ゲームができる時間もほとんどなくなってしまった。
「ママ、あと熊本と鹿児島西部を抜けたら沖縄まで帰って来れるんだよ。頑張ろう!」
寝たままのR江には聞こえていなかった。
「姉ちゃん、ママ、だいぶ悪いようだけど。寝たまま滅多に起きないの。」
ホスピスから帰宅したT文はそうX佳に電話した。X佳は医師からあと一週間だと告げられている。
「分からないよ。毎日行ってあげて! もし、何かあるようだったら連絡ちょうだい。」
その日の夜中だった。X佳は「今夜が山場です」とホスピスから連絡を受けた。X佳はY香とT文を連れてスカイタクシーでホスピスに向かった。
到着すると、医師にX佳だけ呼ばれた。
「最後のお別れをしてあげてください。」
「分かりました。」
病室に戻ると、T文は必死にR江に話しかけていた。
「ママ、クマ牧場のクマ倒そうよ!」
しかし、R江は目を閉じたまま反応しない。
「クマは強敵だよ。集団になって難しいクイズ出してくるの。俺一人じゃ太刀打ちできないよ。」
X佳も話しかけた。
「そうよ、お父さんがまだ来るなって言ってるわよ。」
そのとき、「お父さん」という単語に反応したのか、R江が目を開いた。
「お父さん?」
「よっしゃ、ママが起きた!」
T文が叫んだ。
X佳は携帯端末で死んだQ平の顔写真を表示させた。写真のQ平の顔は少し怒っている。これは30年前、家族旅行の際に蓼科高原で撮ったものを拡大した画像だが、そのときQ平はお気に入りの帽子を無くして不機嫌だった。
「ほら、どう見ても『まだ早い!』って言ってるでしょう?」
「あら、お父さん。髪が少し増えて若くなった?」
R江は顔写真のほうをじっと見て話しかけている。X佳の声は耳に入らないらしい。
「お父さん、T文も大きくなったし、去年は昔お父さんと行った函館山にも行きましたよ。今年の正月もどこか行きたかったんだけど、こう具合が悪いとどうしようもないわね。」
「姉ちゃん、これパパの若い頃?」
T文がX佳に尋ねた。
「そうよ。あんたが生まれるずっと前。」
「何で怒った顔をしてるの?」
「この写真を撮る前に蕎麦屋に入ったんだけど、店に帽子を忘れてきて、しかも蕎麦屋に電話したけど『忘れ物に帽子なんかない』って言われたのよ。」
T文は言った。
「帽子ってハゲ隠し?」
「あー、まーねー。」
X佳が言い淀んでいると、R江が反応した。
「人の旦那に向かってハゲとは何よ、ハゲとは!」
Q平の生前、R江はハゲという言葉を聞くとQ平よりも過敏に反応していた。昔、家族で街を歩いていると、若いカップルの男性のほうがQ平を指さして「あのハゲ親父」と言ったのだが、R江はその男性に文句を言いに行ったことがある。
R江が怒りに任せて起き上がろうとしたので、Y香が「お母さん、抑えて!」と言ったところ、R江は「ああ」と言ってこと切れてしまった。享年77歳。T文は「俺のせいだ」と言って号泣した。
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