陽炎のような、恋をした
初めて彼を見かけたのは、真昼の交差点。
事故にあったのか、血塗れで、虚ろな目をしたバリバリの地縛霊だった。
下手に同情して、厄介なことにはなりたくないと、気づかないふりをして、足早に通り過ぎた。
でも、彼がそこにいる理由を理解した時。
私は、彼に恋をした。
どうしたって報われることはない、悲しい恋を。
……………………………………………………
とても短いお話です。
報われない恋をする女の子の切なさが書けるといいんですが。
恋愛なのかホラーなのか、カテゴリーがどれなのかすごく迷いました…
事故にあったのか、血塗れで、虚ろな目をしたバリバリの地縛霊だった。
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私は、彼に恋をした。
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