聖女のお世話になりまして

平民ながら名門の王国学院に通う優等生のセスラは、王太子を始め貴族の同級生たちから毛嫌いされている。
孤独かつ充実した日々を送る彼女は「聖女」に用があった。
聖女も同級生だが王太子の婚約者で、雲の上の存在。平民の嫌われ者であるセスラでは容易く近付けない。
もうじき学院で戦勝50周年記念舞踏会が開催される。
このビッグイベントを最大の接触チャンスとセスラは計っていた。
そんな彼女の前に一人の男が現れる。

「――俺達と手を組まないか」


※短め
※ラブの要素は薄め

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