お友達係から解放されたのですが、
子爵家のクレムは、聖女の「お友達係」という名の教育係を長年務めていた。
ところが聖女に嫌がらせをしたとして、聖女の婚約者である第二皇子から帝都追放を命じられてしまった。
帝国を去るつもりで旅支度をしていたクレムのもとに、とある侯爵から急な婚約の申し出があった。
侯爵家は「竜」を持つ事で知られる名門で、クレムとは縁も所縁も無い。
困惑しながらも、クレムは侯爵領へと旅立った。
侯爵領での心構えは一つ。
――あまり、仲良くしない事だわ。
※ラブの要素やや薄め
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
ところが聖女に嫌がらせをしたとして、聖女の婚約者である第二皇子から帝都追放を命じられてしまった。
帝国を去るつもりで旅支度をしていたクレムのもとに、とある侯爵から急な婚約の申し出があった。
侯爵家は「竜」を持つ事で知られる名門で、クレムとは縁も所縁も無い。
困惑しながらも、クレムは侯爵領へと旅立った。
侯爵領での心構えは一つ。
――あまり、仲良くしない事だわ。
※ラブの要素やや薄め
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
あなたにおすすめの小説
だってお義姉様が
砂月ちゃん
恋愛
『だってお義姉様が…… 』『いつもお屋敷でお義姉様にいじめられているの!』と言って、高位貴族令息達に助けを求めて来た可憐な伯爵令嬢。
ところが正義感あふれる彼らが、その意地悪な義姉に会いに行ってみると……
他サイトでも掲載中。
好きにしろ、とおっしゃられたので好きにしました。
豆狸
恋愛
「この恥晒しめ! 俺はお前との婚約を破棄する! 理由はわかるな?」
「第一王子殿下、私と殿下の婚約は破棄出来ませんわ」
「確かに俺達の婚約は政略的なものだ。しかし俺は国王になる男だ。ほかの男と睦み合っているような女を妃には出来ぬ! そちらの有責なのだから侯爵家にも責任を取ってもらうぞ!」
私の婚約者でも無いのに、婚約破棄とか何事ですか?
狼狼3
恋愛
「お前のような冷たくて愛想の無い女などと結婚出来るものか。もうお前とは絶交……そして、婚約破棄だ。じゃあな、グラッセマロン。」
「いやいや。私もう結婚してますし、貴方誰ですか?」
「俺を知らないだと………?冗談はよしてくれ。お前の愛するカーナトリエだぞ?」
「知らないですよ。……もしかして、夫の友達ですか?夫が帰ってくるまで家使いますか?……」
「だから、お前の夫が俺だって──」
少しずつ日差しが強くなっている頃。
昼食を作ろうと材料を買いに行こうとしたら、婚約者と名乗る人が居ました。
……誰コイツ。
彼女は彼の運命の人
豆狸
恋愛
「デホタに謝ってくれ、エマ」
「なにをでしょう?」
「この数ヶ月、デホタに嫌がらせをしていたことだ」
「謝ってくだされば、アタシは恨んだりしません」
「デホタは優しいな」
「私がデホタ様に嫌がらせをしてたんですって。あなた、知っていた?」
「存じませんでしたが、それは不可能でしょう」
【短編】捨てられた公爵令嬢ですが今さら謝られても「もう遅い」
みねバイヤーン
恋愛
「すまなかった、ヤシュナ。この通りだ、どうか王都に戻って助けてくれないか」
ザイード第一王子が、婚約破棄して捨てた公爵家令嬢ヤシュナに深々と頭を垂れた。
「お断りします。あなた方が私に対して行った数々の仕打ち、決して許すことはありません。今さら謝ったところで、もう遅い。ばーーーーーか」
王家と四大公爵の子女は、王国を守る御神体を毎日清める義務がある。ところが聖女ベルが現れたときから、朝の清めはヤシュナと弟のカルルクのみが行なっている。務めを果たさず、自分を使い潰す気の王家にヤシュナは切れた。王家に対するざまぁの準備は着々と進んでいる。
真実の愛の言い分
豆狸
恋愛
「仕方がないだろう。私とリューゲは真実の愛なのだ。幼いころから想い合って来た。そこに割り込んできたのは君だろう!」
私と殿下の結婚式を半年後に控えた時期におっしゃることではありませんわね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
ありがとうありがとう。
いやぁ最終話まで良かったよぅ。見事にみんな人生を駆け抜けて行く感じが。
女の子達どっこいいい女に育って。お見事でした!
な、泣ける最終回でした……!!クレムの優しさ、強さ、賢さが全部報われて良かった…
ソリアがどうなろうと知ったこっちゃねー!と思ってましたが、いざモンスターになってそのまま儚くなってしまったのには「マジかぁ…」とちょっと悲しくなってしまったものでした。勝手な読者ですね。
生きて共に成長することは叶わなかったけど、最後にちゃんと心が前を向いて、お互い向き合えたのは本当に良かったです。あとキャロンヌ、やりおる!!
素晴らしい作品をありがとうございました☺️
ちょっぴり物悲しい、でもほっこりする良いお話でした😊
完結、お疲れ様でした!
どの女の子達も苦しいほど青春の懊悩でおばさん読者にはすこぶる眩しい。みんなみんな可愛らしい。うん、頑張れ、成長してゆくんだぞ!とそれぞれにエールを送りたい。
うへあー
マッドサイエンティスト一族だったのか、神官の一族…
でもさー、聖女も性質が悪かったから、マッドに利用されたんだから、なんか自業自得で、可哀そうではないな。
神官って、聖女がこうなる仕込みをしてた?
宝石を渡した神官の真意が気になりますね。
とうとう、落ちるだけ堕ちちゃったか……
聖女って、もしかしたら浄化だけでなく、瘴気を吸収する体質なのかも? きちんと修行して常に集めた邪気に抗う意志を持ち、浄化を心得ないと、あっさり邪気に飲み込まれるのかも。
だから保護し、教育を施す。魔に堕ちないように。
自分が魔物と化した自覚がないだけ、いっそう哀れですね。
で、そろそろ裏で暗躍してるバカも出てきてもらいたいですね。王宮と神殿のトップたちは、聖女の危険性を伝承なりなんなりで知っているはずたから。
……それとも捻りすぎでしょうか?
クレムはソリアのいとけなさ、無邪気さが好きだったのかな…と思いました。本来なら詐欺を働こうとした男性に対して立ち向かえる気の強さや頭の良さ、度胸があるクレムなのに、ソリアに対してなんだか弱腰なのは、聖女であるとか国からお友達係を任されたからとか事情もありつつ、根本的な部分で嫌いになりきれないなのかなー、と。クレムはすごく素敵な女の子ですね。
教会もなんかいらんことしてそうだし、個人的には調子に乗りすぎたソリアがどうなろうと知ったこっちゃないんですけど、クレムの優しさが報われたら良いな…と思っています。続きを楽しみにしています。
『追放』されたのだからどの道帰っては来られないのよ…
というのも分からないソリアの幼さが際立ちました。
ペンダントをくれた神官の甘言が彼女の堕落の元凶の様で、好奇心旺盛な天真爛漫な無邪気な子を我儘傲慢にさせた『聖女は特別』魔法の言葉ですね。
クレムは力付ける励ましの意味で負けずに頑張って欲しい一言が神殿の神官側は堕落の為の一言で声掛けしてるのがソリアが悪い方向に変化していった分岐点だったのかな?
クレムに病んで欲しくないですしソリアも早く気付いて欲しいです。
お友達からの手紙に「今さら」とか「追放された時は知らんぷりしてたくせに」とか思わないクレムは本当にいい子ですね
みんな家の事情もあるし、立場がある、と思える頭の良さだけでなく心が広いんだろうな
竜さん達、激かわ!
本当に更新ワクワクとして待っております。
竜可愛い…
クレムのことをいじけてると思ってるけど、いじけてるわけじゃないと思う
怒ってるんだと思う
勝手にお友達係に指名しといて理不尽に追放した王族への怒り、聖女のワガママ、それを助長した公爵家、それにうまく対応できなくて実家に迷惑をかけてしまった自分の力不足、全てに怒ってるんだろうなー
声を上げられたら良かったんだけど、周囲に頼れる大人はいないし、誰を信用したらいいか分からないしまだ10代の少女には難しかったね
そして実家の借金のかたに現在進行形でお友達係をやってる女の子のことも早く救ってあげてほしい
たすけを求めないのも問題。
皇后様、素敵!恥を知れ、第2皇子!
噂に流され、バカな女達にイイように使われてるのに気付かないことが一つ。
二つ目は、なに一つ功績(自主性)がないこと。
それに連動して元から低い人望が更に無くなったこと。
最後に、噂に流され何一つ調べず、無実の少女(同年代でも飛び抜けて優秀な子爵家息女)に冤罪を被せ王都から追放し、それに便乗して公爵家が不当に子爵家に不利益を被せたことを黙認したこと。…それによって下位貴族層に王家に対する不信感を生じさせたこと。
そのすべてに全く気付かず『聖女』の皮を被った悪女に媚びる愚を犯し続けることで廃嫡の可能性に気づかない愚鈍さこそが罪なんでしょうか?
虐げられる過去の部分は小出しで、新しい生活が中心になっているのがいいです。ストレス溜まらなくて。
聖女はこれからざまぁというより最初からダメすぎて既にざまぁ始まってますね!
これからどんどん綻びていきそう。楽しみです。
ラファルの言う通り
勝手に自分で思い込んで背負ってるだけな感じ
大変な状況だけど周囲は実態分かってるよね
伯爵家もわかってるし王弟もわかってる
ラファルみたいな人がいるってことは他にも理解してる人いてると思う
権力に逆らったら面倒だから言わないだけ
勉強できないのも太ったのも人のせいにしてるんだからバカ王子以外は分かってるし、もう少し周囲を頼ったら普通にお友達係を辞めるだけでよかったんじゃないかな
もうサポートがなくても立派に貴族の生活もできるように成長されたので、とか適当に言っておけば大丈夫そう
そしたら王都追放とか実家の影響とか考えなくてよかったのに
まぁでも竜と仲良くなれそうだしこれからの話の展開に期待
うーん…助けてって言えない環境にあるとは思えないですね。
人質でも取られてるなら別ですが。
自分から便利な人になってる人に、忠告することはできても、これじゃあ力になれないよ。
本人にやる気がないのですからね。
早く話が展開してほしいです。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。