20 / 66
踏み込んだ先で
しおりを挟む
スラム街南
脇道の先は、坂あり階段あり行き止まりあり、思ったよりも複雑に入り組んでいて、無計画に行き当たりばったりでの増築を繰り返してきた結果だと思われる、相当にゴチャッとしているものだった。
最初から迷宮をつくるつもりだったとしても、ここまで複雑にはならないのではないかと思う。
大通りを少し外れただけなのに、薄暗い、如何にもなスラム感が漂い、石床がぬめりを持つほどの謎の湿気に満ち、所々に、血痕や吐しゃ物や排泄物等の、人体由来の液が散在している。
時には蹲って動けなくなっている人が、唸りとも呻きとも、すすり泣きとも言えない声を発している。
そんな中の一人が私を見つけ、伽藍洞のような大きく見開いた眼をした後、震える手を伸ばしてくる。
害そうとしてるのか縋ろうとしてるのかさえ、まったくわからない。
これが豊かさの裏で、人の悪意が容作った世界である事を感じさせた。
「そこの女……」
後方からの掠れた声に振り返る。
そこには、都会の掃き溜めで生活してる故か、質素な寒村の民達よりも薄汚れた身なりの男の姿があり、彼の手に武器はなく、腰にはボロボロの鉈が掛かっていた。
横道に伏せていて、獲物を見かけて蜘蛛のように這い出てきたのでしょう。
私が足を止めたのを合図に、周囲四箇所から、男の仲間が一人、また一人と姿を現す。
「命までは取らない……持ち物、身に付けているもの全部置いていけ……」
相手の顔を見ると、髪はボサボサで、顔半面にはアザのような紫の斑紋があり、片目が腫れて塞がっていて、前歯の数本が抜けてる。
体を見れば、酷く痩せていて、身体のあちこちに大小様々な傷や怪我があり、それがちゃんと治癒しないでぶり返したり、感染したりを繰り返し続けて木皮のような皮膚となっている。
彼はスラムの薄暗さも相まって、一見して老人のようにもみえるけど、多分それよりも全然若いに違いない。
もしかしたら、私と同じくらいか、それ以下か。
だとしたら、どんなにひどい状況に身を置いてるのか。
フェリクスみたいな、単純な善悪の概念に寄らない心の綺麗な子に出会ったためか、彼らに対しても、恐怖や嫌悪とは違うものを感じてしまう。
彼らは悪ではない。
生きるために現実的になり、弱者として自分よりも弱いと見たものから物を奪おうとしてるだけに過ぎない。
ああ、これが罪を憎んで人を憎まずっていうヤツなのかも。
恐怖に囚われていたなら、良し悪しは別に、私はただ自分が助かるために行動し、彼らを傷つけていただろう。
でも、私自身にすこし迷いがあり、今はもっと平和的な解決がないかと思案している。
だから彼に向って笑顔を見せた。
「お??」
怪訝な顔をした男に、無防備に、親しげに、歩み寄る。
「ええと、人を探してるんだけど。身長はコレくらいで、金の髪で、小麦色の肌のキツネみたいな感じの男の子。見かけませんでしたか?」
掌を下向けて、フェリクスの頭くらいの高さを示す。
彼は唖然として私の顔を見て、それからおっぱいを見る。なるほどおっぱいに興味がありますか。
「な、なんだお前……馬鹿か……?聞こえ……なかったのか?」
「えーと、なんだっけ。命は取らないから………おっぱい触らせて?みたいな話だっけ?」
触る?なんて言いつつ、彼の虚をついて簡単に間合いに入った。
男はやや混乱しつつ、私の顔と胸を交互に見てから、素直にそーっとした動作で胸に手を伸ばした。
それは予測の通りの動きで、本当はその手首を手繰って、極めて固める。そんな流れを思い描いていたのに、私は過酷な現実にボロボロになるまで打ち据えられている彼を間近で、尚も害することを躊躇した。
その間に、彼の手が遠慮がちに、下から支え持ち上げ、その重さを測るように乳房に触れる。
そしてやがて夢中になって、無言のまま鼻息強めに揉みしだき出した。
あんまり熱が入ってるもんだから、私もそれにあてられて、すこしだけ汗ばんで息が弾む。
ここはスラムで、相手は浮浪者で、後ろにはその仲間もいる。
怖くないはずがない状況なんだけど、怖くない。
私の中の何かが、この世界にきて麻痺してしまっているのを感じる。
吐息を震わせつつ、ちらっと視線を落としたら、彼の腰に巻かれた垂れ布から、反り返ったソレがこぼれ出ていた。
ソレだけは、ハッキリと、明確に、若々しくて、真っ赤に艶めいていた。
や、やっぱり子供じゃない────!!
え?なんでそんな事がわかるのかって?
……私は以前に、岡崎先輩の、ソレを見たことがある。
中学二年生の夏。
あの日私は、岡崎先輩の家に忘れ物を届けに行った。
それは前日の稽古の時のもの。なんだっけ、巾着袋だったかな……。
中身は単語帳みたいな、中学三年生になった岡崎先輩の受験グッズだったと思う。
次の稽古日は一週間後で、その前に届けてあげないとって思ったんだから、確かそうだった。
小学生の時は結構頻繁に先輩の部屋に行き、一緒に遊んでいたので、岡崎のお母さんはフリーパスで私を通してくれた。
階段を上り、私は奴を驚かせてやろうっていう、罪のない悪戯心で扉をそっと開けた。
この話……続ける?
岡崎先輩は、椅子に座っていて。その耳にはヘッドホン。
音楽に合わせて体を動かしてるにしては、少し奇妙で、フーフーと鼻息荒く。
私はもうその時、それがなんであるか薄々わかったんだけど。
人としてごめんなさいだけど。
そっと背後に近寄ってしまった。
机の上のパソコンのディスプレイには、不適切な洋物の動画が再生されていて。
彼はズボンとパンツを太腿半ばくらいまで下げていて。
真っ赤になった「象さんのお鼻」を右腕?左腕?で握りしめて必死に扱いてた。
私が声を上げてしまって彼にバレて、彼はその瞬間になんか高みに到達してて。
まあそこからは……その、地獄のようなやり取りがあって。
先輩は道場通いを休止して、お受験に邁進し、進学した先の高校で剣道部に入った。
その後、おじいちゃんが亡くなったのを知って、また顔をだしてくれるように……。
話は長くなったけど、つまり、目に焼き付いてしまっている岡崎先輩(中学三年生)のソレと完全に一致って感じなんです!
はい!この話はここまで!
そんなんじゃわからないだろう!とか、実はもっと別のサンプルもあるだろう!みたいな異存は受け付けておりません!
回想してる間に、私は彼らに取り囲まれ、浮浪児サークルの姫状態になってる。
あれ?私どうしたいんだっけ?この子たちに何がしてあげたいんだっけ??なんかもうわかんない!!
直に触りたがった彼らが、襟や袖から手をねじ込んだり、ワンピをまくり上げてくる。
結果的に、全部まくり上げられて、なんでか私が服が落ちないように、顎と首で挟んでそれを維持することになる。
この世界に来てから13日。
その13日間で、私の裸を見た男子は、クルシュ、ウィルシェ、カルノヴァ、検問の3馬鹿、ライディール様、フェリクス。そして今、浮浪児5人で、計13人。驚異の日打率100%。
あ、宿の主人加えたら100%超えてる。
ねぇ知ってる?
南アフリカの首都のヨハネスブルグって処、中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%なんだって。これ一度襲われてまた教われる確率が50%って意味らしいです。
表通りじゃないにせよ、路上で裸にされて、執拗におっぱいだけ求められて、涙がでて胸いっぱいだし、お股が濡れ出して膝はもうガックガクの大惨事世界大戦。
「あっ。順番!んっ。一人ずつ!私のおっぱいは二つしかないんだから!」
思わず泣きが入る私。
「それなら二人ずつでいいはずだ!」
う。算数できる奴がいる。
「んっ。じゃあ、二人ず······」
「お前ら、何してやがるんだ?あ?」
一際ガラの悪い声が上方から響いた。
脇道の先は、坂あり階段あり行き止まりあり、思ったよりも複雑に入り組んでいて、無計画に行き当たりばったりでの増築を繰り返してきた結果だと思われる、相当にゴチャッとしているものだった。
最初から迷宮をつくるつもりだったとしても、ここまで複雑にはならないのではないかと思う。
大通りを少し外れただけなのに、薄暗い、如何にもなスラム感が漂い、石床がぬめりを持つほどの謎の湿気に満ち、所々に、血痕や吐しゃ物や排泄物等の、人体由来の液が散在している。
時には蹲って動けなくなっている人が、唸りとも呻きとも、すすり泣きとも言えない声を発している。
そんな中の一人が私を見つけ、伽藍洞のような大きく見開いた眼をした後、震える手を伸ばしてくる。
害そうとしてるのか縋ろうとしてるのかさえ、まったくわからない。
これが豊かさの裏で、人の悪意が容作った世界である事を感じさせた。
「そこの女……」
後方からの掠れた声に振り返る。
そこには、都会の掃き溜めで生活してる故か、質素な寒村の民達よりも薄汚れた身なりの男の姿があり、彼の手に武器はなく、腰にはボロボロの鉈が掛かっていた。
横道に伏せていて、獲物を見かけて蜘蛛のように這い出てきたのでしょう。
私が足を止めたのを合図に、周囲四箇所から、男の仲間が一人、また一人と姿を現す。
「命までは取らない……持ち物、身に付けているもの全部置いていけ……」
相手の顔を見ると、髪はボサボサで、顔半面にはアザのような紫の斑紋があり、片目が腫れて塞がっていて、前歯の数本が抜けてる。
体を見れば、酷く痩せていて、身体のあちこちに大小様々な傷や怪我があり、それがちゃんと治癒しないでぶり返したり、感染したりを繰り返し続けて木皮のような皮膚となっている。
彼はスラムの薄暗さも相まって、一見して老人のようにもみえるけど、多分それよりも全然若いに違いない。
もしかしたら、私と同じくらいか、それ以下か。
だとしたら、どんなにひどい状況に身を置いてるのか。
フェリクスみたいな、単純な善悪の概念に寄らない心の綺麗な子に出会ったためか、彼らに対しても、恐怖や嫌悪とは違うものを感じてしまう。
彼らは悪ではない。
生きるために現実的になり、弱者として自分よりも弱いと見たものから物を奪おうとしてるだけに過ぎない。
ああ、これが罪を憎んで人を憎まずっていうヤツなのかも。
恐怖に囚われていたなら、良し悪しは別に、私はただ自分が助かるために行動し、彼らを傷つけていただろう。
でも、私自身にすこし迷いがあり、今はもっと平和的な解決がないかと思案している。
だから彼に向って笑顔を見せた。
「お??」
怪訝な顔をした男に、無防備に、親しげに、歩み寄る。
「ええと、人を探してるんだけど。身長はコレくらいで、金の髪で、小麦色の肌のキツネみたいな感じの男の子。見かけませんでしたか?」
掌を下向けて、フェリクスの頭くらいの高さを示す。
彼は唖然として私の顔を見て、それからおっぱいを見る。なるほどおっぱいに興味がありますか。
「な、なんだお前……馬鹿か……?聞こえ……なかったのか?」
「えーと、なんだっけ。命は取らないから………おっぱい触らせて?みたいな話だっけ?」
触る?なんて言いつつ、彼の虚をついて簡単に間合いに入った。
男はやや混乱しつつ、私の顔と胸を交互に見てから、素直にそーっとした動作で胸に手を伸ばした。
それは予測の通りの動きで、本当はその手首を手繰って、極めて固める。そんな流れを思い描いていたのに、私は過酷な現実にボロボロになるまで打ち据えられている彼を間近で、尚も害することを躊躇した。
その間に、彼の手が遠慮がちに、下から支え持ち上げ、その重さを測るように乳房に触れる。
そしてやがて夢中になって、無言のまま鼻息強めに揉みしだき出した。
あんまり熱が入ってるもんだから、私もそれにあてられて、すこしだけ汗ばんで息が弾む。
ここはスラムで、相手は浮浪者で、後ろにはその仲間もいる。
怖くないはずがない状況なんだけど、怖くない。
私の中の何かが、この世界にきて麻痺してしまっているのを感じる。
吐息を震わせつつ、ちらっと視線を落としたら、彼の腰に巻かれた垂れ布から、反り返ったソレがこぼれ出ていた。
ソレだけは、ハッキリと、明確に、若々しくて、真っ赤に艶めいていた。
や、やっぱり子供じゃない────!!
え?なんでそんな事がわかるのかって?
……私は以前に、岡崎先輩の、ソレを見たことがある。
中学二年生の夏。
あの日私は、岡崎先輩の家に忘れ物を届けに行った。
それは前日の稽古の時のもの。なんだっけ、巾着袋だったかな……。
中身は単語帳みたいな、中学三年生になった岡崎先輩の受験グッズだったと思う。
次の稽古日は一週間後で、その前に届けてあげないとって思ったんだから、確かそうだった。
小学生の時は結構頻繁に先輩の部屋に行き、一緒に遊んでいたので、岡崎のお母さんはフリーパスで私を通してくれた。
階段を上り、私は奴を驚かせてやろうっていう、罪のない悪戯心で扉をそっと開けた。
この話……続ける?
岡崎先輩は、椅子に座っていて。その耳にはヘッドホン。
音楽に合わせて体を動かしてるにしては、少し奇妙で、フーフーと鼻息荒く。
私はもうその時、それがなんであるか薄々わかったんだけど。
人としてごめんなさいだけど。
そっと背後に近寄ってしまった。
机の上のパソコンのディスプレイには、不適切な洋物の動画が再生されていて。
彼はズボンとパンツを太腿半ばくらいまで下げていて。
真っ赤になった「象さんのお鼻」を右腕?左腕?で握りしめて必死に扱いてた。
私が声を上げてしまって彼にバレて、彼はその瞬間になんか高みに到達してて。
まあそこからは……その、地獄のようなやり取りがあって。
先輩は道場通いを休止して、お受験に邁進し、進学した先の高校で剣道部に入った。
その後、おじいちゃんが亡くなったのを知って、また顔をだしてくれるように……。
話は長くなったけど、つまり、目に焼き付いてしまっている岡崎先輩(中学三年生)のソレと完全に一致って感じなんです!
はい!この話はここまで!
そんなんじゃわからないだろう!とか、実はもっと別のサンプルもあるだろう!みたいな異存は受け付けておりません!
回想してる間に、私は彼らに取り囲まれ、浮浪児サークルの姫状態になってる。
あれ?私どうしたいんだっけ?この子たちに何がしてあげたいんだっけ??なんかもうわかんない!!
直に触りたがった彼らが、襟や袖から手をねじ込んだり、ワンピをまくり上げてくる。
結果的に、全部まくり上げられて、なんでか私が服が落ちないように、顎と首で挟んでそれを維持することになる。
この世界に来てから13日。
その13日間で、私の裸を見た男子は、クルシュ、ウィルシェ、カルノヴァ、検問の3馬鹿、ライディール様、フェリクス。そして今、浮浪児5人で、計13人。驚異の日打率100%。
あ、宿の主人加えたら100%超えてる。
ねぇ知ってる?
南アフリカの首都のヨハネスブルグって処、中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%なんだって。これ一度襲われてまた教われる確率が50%って意味らしいです。
表通りじゃないにせよ、路上で裸にされて、執拗におっぱいだけ求められて、涙がでて胸いっぱいだし、お股が濡れ出して膝はもうガックガクの大惨事世界大戦。
「あっ。順番!んっ。一人ずつ!私のおっぱいは二つしかないんだから!」
思わず泣きが入る私。
「それなら二人ずつでいいはずだ!」
う。算数できる奴がいる。
「んっ。じゃあ、二人ず······」
「お前ら、何してやがるんだ?あ?」
一際ガラの悪い声が上方から響いた。
1
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
練習船で異世界に来ちゃったんだが?! ~異世界海洋探訪記~
さみぃぐらぁど
ファンタジー
航海訓練所の練習船「海鵜丸」はハワイへ向けた長期練習航海中、突然嵐に巻き込まれ、落雷を受ける。
衝撃に気を失った主人公たち当直実習生。彼らが目を覚まして目撃したものは、自分たち以外教官も実習生も居ない船、無線も電子海図も繋がらない海、そして大洋を往く見たこともない戦列艦の艦隊だった。
そして実習生たちは、自分たちがどこか地球とは違う星_異世界とでも呼ぶべき空間にやって来たことを悟る。
燃料も食料も補給の目途が立たない異世界。
果たして彼らは、自分たちの力で、船とともに現代日本の海へ帰れるのか⁈
※この作品は「カクヨム」においても投稿しています。https://kakuyomu.jp/works/16818023213965695770
アメイジング・ナイト ―王女と騎士の35日―
碧井夢夏
ファンタジー
たったひとりの王位継承者として毎日見合いの日々を送る第一王女のレナは、人気小説で読んだ主人公に憧れ、モデルになった外国人騎士を護衛に雇うことを決める。
騎士は、黒い髪にグレーがかった瞳を持つ東洋人の血を引く能力者で、小説とは違い金の亡者だった。
主従関係、身分の差、特殊能力など、ファンタジー要素有。舞台は中世~近代ヨーロッパがモデルのオリジナル。話が進むにつれて恋愛濃度が上がります。
視力0.01の転生重弩使い 『なんも見えんけど多分味方じゃないからヨシッ!』
ふつうのにーちゃん
ファンタジー
転生者グレイボーンは、前世でシュールな死に方をしてしまったがあまりに神に気に入られ、【重弩使い】のギフトを与えられた。
しかしその神は実のところ、人の運命を弄ぶ邪神だった。
確かに重弩使いとして破格の才能を持って生まれたが、彼は『10cm先までしかまともに見えない』という、台無しのハンデを抱えていた。
それから時が流れ、彼が15歳を迎えると、父が死病を患い、男と蒸発した母が帰ってきた。
異父兄妹のリチェルと共に。
彼はリチェルを嫌うが、結局は母の代わりに面倒を見ることになった。
ところがしばらくしたある日、リチェルが失踪してしまう。
妹に愛情を懐き始めていたグレイボーンは深い衝撃を受けた。
だが皮肉にもその衝撃がきっかけとなり、彼は前世の記憶を取り戻すことになる。
決意したグレイボーンは、父から規格外の重弩《アーバレスト》を受け継いだ。
彼はそれを抱えて、リチェルが入り込んだという魔物の領域に踏み込む。
リチェルを救い、これからは良い兄となるために。
「たぶん人じゃないヨシッッ!!」
当たれば一撃必殺。
ただし、彼の目には、それが魔物か人かはわからない。
勘で必殺の弩を放つ超危険人物にして、空気の読めないシスコン兄の誕生だった。
毎日2~3話投稿。なろうとカクヨムでも公開しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる