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第62話
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「こんばんは。とりあえず中へどうぞ」
「は、はい。お邪魔します」
緊張の面持ちでやって来たモノカさんを部屋に迎え入れ、俺がドアを閉じると……
バタン
「っ!」
ビクゥッ
とモノカさんの背中が跳ねる。
緊張のしすぎで物音に過敏な反応をしてしまっているようだ。
そんな彼女が部屋の中ほどで佇んでいるので、とりあえず作っておいたテーブルと椅子のセットへ着席を促す。
「あの、とりあえず座ってください」
「あ、はい。テーブルと椅子、買われたんですね」
椅子に座りながらそう言うモノカさんだったが、俺は彼女が脇に置いた鞄が気になった。
「ええ、まぁ……それは?」
「あ、これはお食事がまだだったらと思いまして」
ゴソゴソ……スッ
鞄から出されてテーブルに置かれたのは、パンに調理した肉と野菜を挟んだ物だった。
「ああ、俺も済ませておいたほうがいいか考えて結局まだだったんですよね。モノカさんは?」
「あ、私もまだ……その、緊張で食欲が」
言葉どおりに緊張した顔で、両手を膝の上に置いて身を固くしているモノカさん。
そんな彼女に今回の来訪について聞いておく。
「そんなに緊張するぐらいなのに、昨日の今日でよく来る気になりましたね?」
「そ、それは……同行者を増やされたとお聞きしまして、イリスさんがいるのに増やしたということは女性なのではないかと」
俺の立場上、仲間を増やす気がないとは言ってある。
その上で同行者を増やすとなれば、男よりは女である可能性が大きいと考えたようだ。
男ならば仲間を作りやすく、俺が受け入れる必要はないからな。
「まぁ、それはそうですが……」
「やっぱり!そうだったら貴方のお世話になる人が増えるわけですし、そうなりますとその……優先される順番が」
ああ……俺の協力対象内での優先順位が下がって、自分の"魔石の仕分け"という約束が蔑ろにされるのではないかと危惧しているのか。
んー、それならこの後のことがなくなるかもしれないが、仕事はキッチリ寄越すと言って安心させておくかな。
「いや、お約束はちゃんと守りますよ。同行者の目的もダンジョンでの戦闘経験を積むというだけですし、魔石を稼ぐことについては支障がありませんので」
そう返した俺に、モノカさんは疑問の表情を浮かべる。
「え?」
「え?」
「「……」」
俺達の間に束の間の沈黙が訪れた。
何だ、この間は?
そのままというわけにもいかないので、俺は彼女に発言の意図を確認する。
「えーっと……約束の優先される順番を気にしてのことではないんですか?」
「いえ。それは守っていただけると信じておりますので」
「では、何を優先する順番が気になるんですか?」
そう訪ねた俺に、モノカさんは顔を赤くしながら言葉を返す。
「その……お、女としての、です」
「あぁ……」
つまり……彼女は俺の中に女性の優先順位があると考え、増えた同行者もお相手だと予想したようだ。
で、その中で自分をなるべく高い順位にと思っているわけか。
セリアについてはそのつもりというわけではないのだが、明確な拒否理由がなければそうなる可能性は十分にある。
それを察しての今回の来訪なのか?
人に対しての優先順位自体は誰にでもあるものだと思うが、"女としての"ということは……その気だということだよな。
「……なるほど。前にも恋人に、なんて言ってましたが、知り合って間もない上にいつ死んでもおかしくない冒険者ですよ?」
「わ、わかってます。でもその気になってしまったんです。もちろん、前にも言ったとおり打算が全く無いとは言えませんが……」
そう言ってモノカさんは先程食料を出した鞄に目を向ける。
「?」
そういえば、出した食料に対して大きすぎる鞄だな……と思っていると、彼女はそれを開けてこちらに見せてきた。
スッ
そこには服や布が詰まっている。
俺がそれを確認すると彼女が言葉を続けた。
「き、着替えと布です。布はフレデリカ様に聞いて色々と必要らしいので"一晩分"用意しました」
「……」
主に後始末用だろう。
いやまぁ、必要ではあるかもしれないが……アイツはどこまで教えたのか。
しかし一晩分ということは、やはり彼女は泊まるつもりであるようだ。
そこまで意気込んで来たとなると……
「前にも言いましたが、俺は今のところ恋人を作る気はありません。それでもいいんですか?」
そう最終確認をする俺に、モノカさんはハッキリと答えた。
「わかってます。それでもいいんです。だからその…………だ、抱いてください」
ギシッ……
モノカさんをベッドへ誘導し俺も並んで腰掛けると、彼女の肩に手を回して抱き寄せる。
彼女はその行動に一切の抵抗がなく、間近に迫ってきた顔は既にその目を閉じていた。
「ンッ……」
無言のまま生じた唇同士の接触に一瞬身を固くしたモノカさんだったが、すぐにそれを受け入れて身体と唇を緩める。
それに対し、俺は彼女の口内に舌を侵入させると……
「ンンッ……レロッ」
と、少々驚くもすぐに応じて舌を絡め合わせてきた。
チュッ、チュルッ……ジュルッ
「ンッ……フゥ……」
ギュッ
彼女も盛り上がってきたのか俺の背に手を回し、唇を貪るように抱き着いてくる。
その行動で潰れるように押し付けられた大きな胸を意識することになり、俺は空いていた手をそこに触れさせた。
ムニュ
ピクッ……チュルチュル……
スッ……
胸に触れられた感覚で舌の動きがぎこちなくなる彼女だったが、すぐに舌の動きを再開させると俺の股間に手を伸ばす。
スリスリ……
ジュッ、チュルルッ
彼女の手に応じて俺は舌の動きを激しくし、同時に手の感覚にも集中した。
ムニムニ……
大きくフワフワとした感触を楽しんでいると、次第にその先端が固さを増していく。
キュッ
「ンフゥンッ♡」
俺はそこを摘んで弄りだし、それによってモノカさんは身体を跳ねさせた。
ここは……大きいというほどではなく、胸の大きさからするとやや小さめだろうな。
暫くして先端から尖端となったそこを捏ね回すと、彼女は身体をひくつかせながら俺のモノを掴んできた。
ギュッ
「ん」
それに少し声を漏らす俺に、彼女は唇を離して提案してくる。
チュパッ……
「ンフゥ……あの、もう硬くなってますし、お口で」
「いいんですか?」
「はい。やり方は聞いてますし……私がしたいんです」
「じゃあ……」
カチャカチャ……ススッ
「あ、じゃあ私も……」
シュルッ、ファサッ
ならばと俺が下半身を露出すると、モノカさんも脱いで下着姿になった。
その大きさ故か胸の中ほどまでしか丈のないタンクトップのようなブラに、それと同じような生地の紐パンを身に着けている。
その姿を見ていた俺の足の間に彼女は跪くと、
「ハァァ……あむ」
レロレロレロ……
と、いきなり口内に咥え込み、舌でモノを舐め回す。
躊躇がないな、これも教えてもらったのか。
「んっ」
「レロレロレロ……ジュポジュポジュポッ」
俺の反応を見ながら一通りモノの表面を滑らかにすると、頭を上下させる動きに移行するモノカさん。
その動きは思い切りがいいと言うか、半ば貪っているようにも見える。
ぎゅっ
俺の腰に手を回して掴んでいるし、全身から逃さないという意思を感じさせてきた。
まぁ、こちらも逃げるつもりはないので好きにさせておき、暫くして俺は彼女に予告をする。
ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ
「あの、そろそろ出ますよ」
「……」
ジュポジュポジュポジュポッ!
俺の予告にモノカさんは頭の動きを激しくし、程なくして彼女の口内に精液を放出させられる。
「うっ」
ビクッ
「ングッ!?……ンッ、チュウゥ……ゴクッ」
出し切ったと判断するまで吸い続け、その後に躊躇なく出されたものを飲み込むモノカさん。
「ッハァ……レルッ」
レロッ、ジュルッ……レロッ、レロッ……
彼女は口から俺のモノを解放するも、すぐに舐め回して次に備える。
チュッ、ペロッ
一通り準備が出来たのかモノの先端に軽くキスをすると、自分の唇をペロリと舐めて俺を見上げてきた。
「……いいでしょうか?」
……コクリ
「では……」
その問いに俺が頷いて答えると、モノカさんは緊張しながらも期待した面持ちでベッドに上がり……横たわると軽く股を開いた。
「どうぞ、お召し上がりください♡」
俺は横たわるモノカさんの隣に陣取るとブラをずり上げ、口と左手で胸を味わいつつ右手でソコに触れてみる。
どうぞと言うだけあって彼女のソコは準備が出来ており、まだそこを覆っている紐パンは水分を多く含んでいた。
もう大丈夫だとは思うが……個人的な趣味もあるし、更に受け入れやすくするため右手に魔鎧を纏う。
ヌルッ、クチュッ……
「ンッ♡」
ビクンッ
そこに触れると少々腰を跳ねさせるモノカさん。
それを確認し、俺は右手を蠢かせる。
ヌチュヌチュヌチュ……ブルルルルッ
「ンッ♡アァンッ♡」
魔鎧で右手を軽めに振動させると、その感覚に腰を激しく跳ねさせた。
拒否反応は見られないので右手を紐パンの脇から中に侵入させ、直にソコを刺激してみる。
ビクンッ!
「ンンッ!ウゥンッ♡」
ギュッ
「むぐ」
彼女は更に腰を跳ねさせつつも、俺の頭を強く胸に抱き寄せた。
その反応に安心し、俺は指を中へと進める。
ヌルッ……
「アッ、ソコッ……アァッ♡」
ビクビクッ、グィンッ
中からは中指と薬指で、外からは親指で振動させながら弄ると……モノカさんは腰を激しくくねらせた。
ブルルルルル……
「フッ、クゥッ♡」
バタバタッ
ギシッギシッ
脚をバタつかせてベッドを軋ませるも、股を閉じることなくその感覚を受け入れた彼女。
「アッ、ダッ、コレッ……ァアアアッ!♡」
ビクゥンッ!
そんな彼女は程なくして腰を大きく跳ねさせ、そのまま暫く固まった。
トスッ
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
腰をベッドに下ろし、呼吸を乱すモノカさん。
それが落ち着くのを待っていると……彼女は俺を見てはっきりと言う。
「ハァ、ハァ、ハァ…………来て」
その声に応じて俺は動くと、既に保水力をオーバーしていた彼女の紐パンを剥ぎ取る。
掴むとグチュッという音を発するそれをベッドの端に放り、それに対してモノカさんは指でそこを開いてみせた。
ヌッ
「ンッ♡」
彼女の股間に陣取った俺は、モノの位置を調整して入口に触れさせると最後に聞く。
「……いいですか?」
「いつでも♡」
その問いに二つ返事で答えた彼女は笑顔で両手両足を使って俺を引き寄せ、俺はそれに抗うことなく導かれていった。
グィッ
ヌプッ
「ンッ」
準備が十分だったからかモノはスムーズに侵入を果たし、少々の引っ掛かりはあったもののその最奥まで迎え入れられる。
「痛みはありませんか?」
「ちょっとだけ、でもこのぐらいなら平気です。人によってはすごく痛いらしいですけど……あっ!もちろん初めてですからね?」
初回の痛みがほぼなかったことから経験済みを疑われると思ったのか、焦ってそんな弁明をするモノカさん。
処女自体にこだわりはないが、既に他人の子供を妊娠している可能性は考慮しておくぐらいかな。
そんな彼女の大きな胸に顔を埋め、それを捏ね回しながら俺は言葉を返す。
モミモミ……
「別に疑ってませんよ。それよりもう動いて大丈夫なんですか?」
「ンッ……♡ええ、大丈夫です。お好きに味わってください♡」
「では……」
ヌッ、ヌッ……
お言葉に甘えて腰を動かし始めると、言葉どおりに味わえと言わんばかりの締め付けがモノを襲う。
当然のことながら避妊のためにモノを魔鎧で覆ってはいるが、まずは振動させずにその感触を味わって腰の振りを早めていく。
パンッパンッパンッパンッ……
「ンッ、アッ、ウゥンッ♡」
ブルンブルンブルン……
「……」
突く度に漏れる声と胸の揺れに興が乗った俺は、同じく魔鎧を纏っている右手を彼女の下腹部に当て、軽く押さえながら振動を与える。
パンパンパンパン……
ブルルルル……
「っ!?アッ、これっ……アァッ♡」
グインッ
かなり効果があったようで、モノカさんは頭を振り乱しながら腰も激しくくねらせる。
しかしそれでも俺から離れるような動きはせず、何なら手足を総動員して抱きついてきた。
その反応に俺は腰の動きを早め、それと同時にモノも振動させ始める。
パンパンパンパン……
ブルブルブルブル……
ヴヴヴヴヴヴ……
その感覚が効きすぎたのか、彼女は切羽詰まった声で俺に言う。
「アッ♡クッ、あのっ、すいっ……わ、わたしっ、もうっ」
彼女の言いたいことはわかるので、俺は視線でモノカさんにも遠慮なく楽しんで欲しいと伝えてみる。
それを受けたモノカさんは……
「アッ♡、アハッ、アハハッ………………イクゥウッ!♡」
ガシッ、ギュッ
ビクビクビク、ビクンッ!
と、俺に全力で抱き着きながら笑顔でその時を迎え、それに応じて俺も2度目を発射させてもらったのだった。
「は、はい。お邪魔します」
緊張の面持ちでやって来たモノカさんを部屋に迎え入れ、俺がドアを閉じると……
バタン
「っ!」
ビクゥッ
とモノカさんの背中が跳ねる。
緊張のしすぎで物音に過敏な反応をしてしまっているようだ。
そんな彼女が部屋の中ほどで佇んでいるので、とりあえず作っておいたテーブルと椅子のセットへ着席を促す。
「あの、とりあえず座ってください」
「あ、はい。テーブルと椅子、買われたんですね」
椅子に座りながらそう言うモノカさんだったが、俺は彼女が脇に置いた鞄が気になった。
「ええ、まぁ……それは?」
「あ、これはお食事がまだだったらと思いまして」
ゴソゴソ……スッ
鞄から出されてテーブルに置かれたのは、パンに調理した肉と野菜を挟んだ物だった。
「ああ、俺も済ませておいたほうがいいか考えて結局まだだったんですよね。モノカさんは?」
「あ、私もまだ……その、緊張で食欲が」
言葉どおりに緊張した顔で、両手を膝の上に置いて身を固くしているモノカさん。
そんな彼女に今回の来訪について聞いておく。
「そんなに緊張するぐらいなのに、昨日の今日でよく来る気になりましたね?」
「そ、それは……同行者を増やされたとお聞きしまして、イリスさんがいるのに増やしたということは女性なのではないかと」
俺の立場上、仲間を増やす気がないとは言ってある。
その上で同行者を増やすとなれば、男よりは女である可能性が大きいと考えたようだ。
男ならば仲間を作りやすく、俺が受け入れる必要はないからな。
「まぁ、それはそうですが……」
「やっぱり!そうだったら貴方のお世話になる人が増えるわけですし、そうなりますとその……優先される順番が」
ああ……俺の協力対象内での優先順位が下がって、自分の"魔石の仕分け"という約束が蔑ろにされるのではないかと危惧しているのか。
んー、それならこの後のことがなくなるかもしれないが、仕事はキッチリ寄越すと言って安心させておくかな。
「いや、お約束はちゃんと守りますよ。同行者の目的もダンジョンでの戦闘経験を積むというだけですし、魔石を稼ぐことについては支障がありませんので」
そう返した俺に、モノカさんは疑問の表情を浮かべる。
「え?」
「え?」
「「……」」
俺達の間に束の間の沈黙が訪れた。
何だ、この間は?
そのままというわけにもいかないので、俺は彼女に発言の意図を確認する。
「えーっと……約束の優先される順番を気にしてのことではないんですか?」
「いえ。それは守っていただけると信じておりますので」
「では、何を優先する順番が気になるんですか?」
そう訪ねた俺に、モノカさんは顔を赤くしながら言葉を返す。
「その……お、女としての、です」
「あぁ……」
つまり……彼女は俺の中に女性の優先順位があると考え、増えた同行者もお相手だと予想したようだ。
で、その中で自分をなるべく高い順位にと思っているわけか。
セリアについてはそのつもりというわけではないのだが、明確な拒否理由がなければそうなる可能性は十分にある。
それを察しての今回の来訪なのか?
人に対しての優先順位自体は誰にでもあるものだと思うが、"女としての"ということは……その気だということだよな。
「……なるほど。前にも恋人に、なんて言ってましたが、知り合って間もない上にいつ死んでもおかしくない冒険者ですよ?」
「わ、わかってます。でもその気になってしまったんです。もちろん、前にも言ったとおり打算が全く無いとは言えませんが……」
そう言ってモノカさんは先程食料を出した鞄に目を向ける。
「?」
そういえば、出した食料に対して大きすぎる鞄だな……と思っていると、彼女はそれを開けてこちらに見せてきた。
スッ
そこには服や布が詰まっている。
俺がそれを確認すると彼女が言葉を続けた。
「き、着替えと布です。布はフレデリカ様に聞いて色々と必要らしいので"一晩分"用意しました」
「……」
主に後始末用だろう。
いやまぁ、必要ではあるかもしれないが……アイツはどこまで教えたのか。
しかし一晩分ということは、やはり彼女は泊まるつもりであるようだ。
そこまで意気込んで来たとなると……
「前にも言いましたが、俺は今のところ恋人を作る気はありません。それでもいいんですか?」
そう最終確認をする俺に、モノカさんはハッキリと答えた。
「わかってます。それでもいいんです。だからその…………だ、抱いてください」
ギシッ……
モノカさんをベッドへ誘導し俺も並んで腰掛けると、彼女の肩に手を回して抱き寄せる。
彼女はその行動に一切の抵抗がなく、間近に迫ってきた顔は既にその目を閉じていた。
「ンッ……」
無言のまま生じた唇同士の接触に一瞬身を固くしたモノカさんだったが、すぐにそれを受け入れて身体と唇を緩める。
それに対し、俺は彼女の口内に舌を侵入させると……
「ンンッ……レロッ」
と、少々驚くもすぐに応じて舌を絡め合わせてきた。
チュッ、チュルッ……ジュルッ
「ンッ……フゥ……」
ギュッ
彼女も盛り上がってきたのか俺の背に手を回し、唇を貪るように抱き着いてくる。
その行動で潰れるように押し付けられた大きな胸を意識することになり、俺は空いていた手をそこに触れさせた。
ムニュ
ピクッ……チュルチュル……
スッ……
胸に触れられた感覚で舌の動きがぎこちなくなる彼女だったが、すぐに舌の動きを再開させると俺の股間に手を伸ばす。
スリスリ……
ジュッ、チュルルッ
彼女の手に応じて俺は舌の動きを激しくし、同時に手の感覚にも集中した。
ムニムニ……
大きくフワフワとした感触を楽しんでいると、次第にその先端が固さを増していく。
キュッ
「ンフゥンッ♡」
俺はそこを摘んで弄りだし、それによってモノカさんは身体を跳ねさせた。
ここは……大きいというほどではなく、胸の大きさからするとやや小さめだろうな。
暫くして先端から尖端となったそこを捏ね回すと、彼女は身体をひくつかせながら俺のモノを掴んできた。
ギュッ
「ん」
それに少し声を漏らす俺に、彼女は唇を離して提案してくる。
チュパッ……
「ンフゥ……あの、もう硬くなってますし、お口で」
「いいんですか?」
「はい。やり方は聞いてますし……私がしたいんです」
「じゃあ……」
カチャカチャ……ススッ
「あ、じゃあ私も……」
シュルッ、ファサッ
ならばと俺が下半身を露出すると、モノカさんも脱いで下着姿になった。
その大きさ故か胸の中ほどまでしか丈のないタンクトップのようなブラに、それと同じような生地の紐パンを身に着けている。
その姿を見ていた俺の足の間に彼女は跪くと、
「ハァァ……あむ」
レロレロレロ……
と、いきなり口内に咥え込み、舌でモノを舐め回す。
躊躇がないな、これも教えてもらったのか。
「んっ」
「レロレロレロ……ジュポジュポジュポッ」
俺の反応を見ながら一通りモノの表面を滑らかにすると、頭を上下させる動きに移行するモノカさん。
その動きは思い切りがいいと言うか、半ば貪っているようにも見える。
ぎゅっ
俺の腰に手を回して掴んでいるし、全身から逃さないという意思を感じさせてきた。
まぁ、こちらも逃げるつもりはないので好きにさせておき、暫くして俺は彼女に予告をする。
ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ
「あの、そろそろ出ますよ」
「……」
ジュポジュポジュポジュポッ!
俺の予告にモノカさんは頭の動きを激しくし、程なくして彼女の口内に精液を放出させられる。
「うっ」
ビクッ
「ングッ!?……ンッ、チュウゥ……ゴクッ」
出し切ったと判断するまで吸い続け、その後に躊躇なく出されたものを飲み込むモノカさん。
「ッハァ……レルッ」
レロッ、ジュルッ……レロッ、レロッ……
彼女は口から俺のモノを解放するも、すぐに舐め回して次に備える。
チュッ、ペロッ
一通り準備が出来たのかモノの先端に軽くキスをすると、自分の唇をペロリと舐めて俺を見上げてきた。
「……いいでしょうか?」
……コクリ
「では……」
その問いに俺が頷いて答えると、モノカさんは緊張しながらも期待した面持ちでベッドに上がり……横たわると軽く股を開いた。
「どうぞ、お召し上がりください♡」
俺は横たわるモノカさんの隣に陣取るとブラをずり上げ、口と左手で胸を味わいつつ右手でソコに触れてみる。
どうぞと言うだけあって彼女のソコは準備が出来ており、まだそこを覆っている紐パンは水分を多く含んでいた。
もう大丈夫だとは思うが……個人的な趣味もあるし、更に受け入れやすくするため右手に魔鎧を纏う。
ヌルッ、クチュッ……
「ンッ♡」
ビクンッ
そこに触れると少々腰を跳ねさせるモノカさん。
それを確認し、俺は右手を蠢かせる。
ヌチュヌチュヌチュ……ブルルルルッ
「ンッ♡アァンッ♡」
魔鎧で右手を軽めに振動させると、その感覚に腰を激しく跳ねさせた。
拒否反応は見られないので右手を紐パンの脇から中に侵入させ、直にソコを刺激してみる。
ビクンッ!
「ンンッ!ウゥンッ♡」
ギュッ
「むぐ」
彼女は更に腰を跳ねさせつつも、俺の頭を強く胸に抱き寄せた。
その反応に安心し、俺は指を中へと進める。
ヌルッ……
「アッ、ソコッ……アァッ♡」
ビクビクッ、グィンッ
中からは中指と薬指で、外からは親指で振動させながら弄ると……モノカさんは腰を激しくくねらせた。
ブルルルルル……
「フッ、クゥッ♡」
バタバタッ
ギシッギシッ
脚をバタつかせてベッドを軋ませるも、股を閉じることなくその感覚を受け入れた彼女。
「アッ、ダッ、コレッ……ァアアアッ!♡」
ビクゥンッ!
そんな彼女は程なくして腰を大きく跳ねさせ、そのまま暫く固まった。
トスッ
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
腰をベッドに下ろし、呼吸を乱すモノカさん。
それが落ち着くのを待っていると……彼女は俺を見てはっきりと言う。
「ハァ、ハァ、ハァ…………来て」
その声に応じて俺は動くと、既に保水力をオーバーしていた彼女の紐パンを剥ぎ取る。
掴むとグチュッという音を発するそれをベッドの端に放り、それに対してモノカさんは指でそこを開いてみせた。
ヌッ
「ンッ♡」
彼女の股間に陣取った俺は、モノの位置を調整して入口に触れさせると最後に聞く。
「……いいですか?」
「いつでも♡」
その問いに二つ返事で答えた彼女は笑顔で両手両足を使って俺を引き寄せ、俺はそれに抗うことなく導かれていった。
グィッ
ヌプッ
「ンッ」
準備が十分だったからかモノはスムーズに侵入を果たし、少々の引っ掛かりはあったもののその最奥まで迎え入れられる。
「痛みはありませんか?」
「ちょっとだけ、でもこのぐらいなら平気です。人によってはすごく痛いらしいですけど……あっ!もちろん初めてですからね?」
初回の痛みがほぼなかったことから経験済みを疑われると思ったのか、焦ってそんな弁明をするモノカさん。
処女自体にこだわりはないが、既に他人の子供を妊娠している可能性は考慮しておくぐらいかな。
そんな彼女の大きな胸に顔を埋め、それを捏ね回しながら俺は言葉を返す。
モミモミ……
「別に疑ってませんよ。それよりもう動いて大丈夫なんですか?」
「ンッ……♡ええ、大丈夫です。お好きに味わってください♡」
「では……」
ヌッ、ヌッ……
お言葉に甘えて腰を動かし始めると、言葉どおりに味わえと言わんばかりの締め付けがモノを襲う。
当然のことながら避妊のためにモノを魔鎧で覆ってはいるが、まずは振動させずにその感触を味わって腰の振りを早めていく。
パンッパンッパンッパンッ……
「ンッ、アッ、ウゥンッ♡」
ブルンブルンブルン……
「……」
突く度に漏れる声と胸の揺れに興が乗った俺は、同じく魔鎧を纏っている右手を彼女の下腹部に当て、軽く押さえながら振動を与える。
パンパンパンパン……
ブルルルル……
「っ!?アッ、これっ……アァッ♡」
グインッ
かなり効果があったようで、モノカさんは頭を振り乱しながら腰も激しくくねらせる。
しかしそれでも俺から離れるような動きはせず、何なら手足を総動員して抱きついてきた。
その反応に俺は腰の動きを早め、それと同時にモノも振動させ始める。
パンパンパンパン……
ブルブルブルブル……
ヴヴヴヴヴヴ……
その感覚が効きすぎたのか、彼女は切羽詰まった声で俺に言う。
「アッ♡クッ、あのっ、すいっ……わ、わたしっ、もうっ」
彼女の言いたいことはわかるので、俺は視線でモノカさんにも遠慮なく楽しんで欲しいと伝えてみる。
それを受けたモノカさんは……
「アッ♡、アハッ、アハハッ………………イクゥウッ!♡」
ガシッ、ギュッ
ビクビクビク、ビクンッ!
と、俺に全力で抱き着きながら笑顔でその時を迎え、それに応じて俺も2度目を発射させてもらったのだった。
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我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
30年待たされた異世界転移
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気づけば異世界にいた10歳のぼく。
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こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
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しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
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※しばらくは毎日(17時)更新します。
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※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
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異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
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ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
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