23 / 95
第23話
しおりを挟む
雑貨屋で聞いた話にダンジョンへ向かった俺は、魔鎧で姿を消してあの女性冒険者を探し回った。
別に助ける義理も義務もないのだが、犯人側が俺を騙っているというのが無関係じゃない気にさせるのだ。
まぁ、俺が先に名乗り出てれば良かったわけだしな。
あの男達が何をするのかは確定できないが、少なくとも人の多い第1区で犯行に及ぶとは考えにくい。
なので真っ直ぐ第2区まで進んだ俺は、魔石の反応を頼りにして探し始める。
浮遊して足音で俺の存在がバレないようにしたが、風の動きや風切り音も気にしたことで移動速度に制限が掛かることになった。
魔物をスルー出来たのもあってそれだけでも十分早い捜索速度だったはずだが、魔石の反応は魔物の一団あたりの数が多いことで冒険者のチームと区別が付きにくい。
だからか、発見したときには全裸にされたあの娘が1人の男に挿れられる直前だった。
すぐに魔鎧のワイヤーで首を締め上げ、手足もまとめて壁に張り付ける。
他の男達も全員同じ目に合わせ、あの娘が逃げるのを待って引き上げるつもりだったのだが……彼女は全裸のまま、おそらく魔法の炎を男達に放った。
「"解放"!」
ゴウッ!
あの娘、魔法が使えたのか。
昨日は口を塞がれていたから使えなかったのか?
ゴブリンの場合だが、呪文を口にする必要があったようだしな。
にしても、ずいぶん短い呪文だな。
暫くして、その場にいた男が全員処理されたので、順次消去していた魔鎧のワイヤーも全てが消去できた。
散乱する黒焦げの"何か"。
まぁ、そうなること自体は男達の自業自得であり、この国の法的にどうなのかはわからないが……彼女の権利だと考えられなくもないな。
人が殺されるところを見るのはそれなりに精神的なストレスだったが、ゴブリンやオークなど、人型の魔物を倒してきたのもあってそこまでの衝撃は受けなかった。
そんなわけで……俺はあの娘の権利行使を見届けた後、その場を離れようとした。
解体場のフレデリカの件もあったし、やはり面倒事は極力避けて暮らしたいからだ。
だがそんな時、あの娘はその部屋の入口へも手を伸ばし、小指を立ててその先端をこちらへ向ける。
こちらは曲がった通路の陰だし、炎が届いたとしても魔鎧があるので大丈夫だとは思うが……俺にも魔法を放つ気なのか?
男達を拘束した力が自分のものではないとあの娘自身はわかっているはずだし、その指の先に居ると思っているのは手を貸した相手だともわかっているはず。
やはり相応の言い分があっても殺人は不味いということで、それを見られているから口止めをと考えたのかもしれない。
このまま去ってしまうと……あの娘はずっと密告に怯えて過ごすことになるのか。
そう思っていると、その娘は魔法の炎ではなく言葉を放ってきた。
「出てきたらどう?」
どうやら話す気はあるようなので、すぐに攻撃されることはなさそうだ。
なら、顔を見せて「俺も共犯だから密告などできるわけがない」と言って安心させてやろう。
そう考えて魔鎧を迷彩モードから透明モードに変更し、昨日と同じ装備の姿になって部屋の入口に立つ。
「貴方は……」
俺を見て彼女は驚きの表情を見せる。
予想外だったのだろうか?
スキルにも慣れや上達はあるようだし、ここまでのことを俺ぐらいの年齢でやれるとは思えないのかな。
彼女は半身に構えて左手をこちらへ伸ばし、右手で胸を隠している。
それによって全体的にスタイルを強調するような体勢となっており、顔も含めてその姿に気を取られていると……彼女は再び口を開く。
「昨日も含めて、助けてくれたのは貴方なの?」
「……まぁ」
俺がそう答えると彼女は……怒った。
「っ!どうしてすぐ教えてくれなかったのよ!?相手がわかってたらこんな目に遭わず済んだのに!」
ご尤もな言い分ではある。
だが……
「そう言われてもなぁ。連中、あの後拘束もされずに街へ入って行っただろ。で、今日もこんな事ができてるぐらいなんだし、大きな組織か権力者と繋がってるんじゃないか?だとしたら、目を付けられた君に近づきたくないと思うのは当然だろう」
「それは……でも、こんな力があるんならどうとでもなるんじゃないの?」
「この街に来たばかりなのに、常に警戒し続けて暮らせって言うのか?それに、俺は対応できても宿とか店なんかに何かされるかもしれないだろ」
「う」
容易に想像できたのか、気まずそうな顔をする彼女に俺は言葉を続ける。
「まぁそういうわけで、今日の件も君に関わったことも口外する気はない。今後も関わるつもりはないから安心しろ」
この美貌は惜しいと思うが……状況としては銃を突きつけられているようなもので良い気はしないし、言っておくことは言えたので帰ろうとした。
そんな俺の態度に、彼女は慌てて引き留めようとする。
「えっ?……あ、ちょ、ちょっと待って!」
「ん?まだ何か?」
「いやその……えーっと……」
向けられていた左手の指は全てが開かれ、同時に一歩こちらへ踏み出したことで半身の構えが解かれて彼女の身体をほぼ正面から見ることになる。
胸は隠されたままだが……股間は普通に全開だった。
彼女のそこは、文字通りの不毛地帯のようだ。
「?……あっ!」
そんな俺の視線を感じたのか、彼女は左手でそこを隠す。
まぁ、好きで露出しているわけでもないのでジロジロ見るのはよろしくないか。
「ああ失礼。俺はもう行くんで服を……」
「あっ、いや、だからちょっと待ってって!」
「いや、だから何?」
再び引き止められたことに若干迷惑そうな顔をしてそう返すと……彼女は両手を下ろして隠していた部分を曝け出した。
「は、話があるのよ。その……み、見ててもいいから聞いてくれない?」
真っ赤な顔で彼女はそう言う。
今は自ら見せているわけだから、遠慮なく鑑賞したいところではある。
しかし……俺は首を横に振る。
「あまりゆっくりはしていられない。見張りらしい連中がまだ残ってるし、暫くすれば様子を見に来るはずだ」
「え?始末して来たんじゃないの?」
「いや、隙を見て素早く通ってきた」
実際は透明になっていたから気づかれずに通れたわけだが、ここでは適当に誤魔化しておく。
透明化も普通に悪用できる技術だし、疑われると否定のしようがないし。
「そうなの?ここに無関係な人が来ないように見張らせてたらしいし、そんなことできるのかしら……」
俺の説明に不可解そうな彼女だったが、見張りが残っているという話に慌て出す。
「って、今はそんな事を気にしてる場合じゃないわね。私は顔を見られてるでしょうし、このまま外へ向かえば……」
「ん?さっきみたいに魔法で片付けるわけにはいかないのか?」
「無関係の人間を装われたら、連中の仲間だと確認できるまでは下手に手を出せないわ」
流石に、無関係の人間に誤射するのを良しとはしない考えのようだ。
「ああ、そういうこともあるか……じゃあ、俺が連中の仲間のフリしてそいつらをここに連れてこようか?」
「貴方が?あの連中は同じカンパニーみたいだし、難しいんじゃないかしら」
「やっぱりそうか……」
「それに上手くいったとして、焦げ臭い匂いは松明や焚き火だと思われるかもしれないけど、この部屋から男達の声が聞こえなければ怪しんだ誰かが偵察に来るでしょうから……」
「そいつが離れた仲間に知らせて逃げられるかもしれないか。すぐに始末したとしても誰かは外へ連絡しに行くだろうな」
コクリ
俺の言葉に彼女は頷くと、続けて戦力的な問題を口にする。
「それに……その、実はもう魔法は使えなくて」
「え?なんで……あ、触媒か?」
「いえ、魔力のほうね。触媒が少ないのも確かだけど」
「うーん……」
最悪"一時的に誰にも気づかれないマジックアイテム"を使用することにして俺が魔鎧でこの娘ごと覆い、来たときと同じ様にダンジョンを脱出してもいいのだが……それではこの部屋の連中がこの娘に殺されたと認識され、こいつらの仲間や後ろに付いてる奴から狙われ続けるかもしれない。
となると……仕方ない。
ザッ、ザッ、ザッ……
「ハァ……おい、動くなよ」
むにゅり
俺はあることを決めて彼女に近づくと、そう言うと同時に彼女の胸を掴んで揉み始める。
当然、彼女は驚いた。
「え?……キャッ!な、何を?」
状況的に大きな声を上げるべきではないと判断したのか抗議の声は小さなものだったが、自身の両手で俺の両腕を掴むことで抵抗してくる。
後ろに下がらないのは動くなと言った影響だろうか。
そんな彼女に俺は行動の理由を説明する。
「これからやることへの報酬を先に払ってもらってる」
「これから?」
「見張りの連中は始末してここに運んでくる必要があるだろう。ただな……俺は人型の魔物を殺したことはあるが、人は初めてなんでな」
「あ……」
その発言で、俺の両手への抵抗に使われていた彼女の両手が下ろされる。
彼女についての情報は少ないが、非情な人間ではないようなので俺の心境を理解できたのだろう。
「んぅ……その、気が済むまでいいから」
小さく発せられた言葉に、俺は暫く両手を動かし続けると……その後、その部屋には20体以上の"何か"が増えた。
別に助ける義理も義務もないのだが、犯人側が俺を騙っているというのが無関係じゃない気にさせるのだ。
まぁ、俺が先に名乗り出てれば良かったわけだしな。
あの男達が何をするのかは確定できないが、少なくとも人の多い第1区で犯行に及ぶとは考えにくい。
なので真っ直ぐ第2区まで進んだ俺は、魔石の反応を頼りにして探し始める。
浮遊して足音で俺の存在がバレないようにしたが、風の動きや風切り音も気にしたことで移動速度に制限が掛かることになった。
魔物をスルー出来たのもあってそれだけでも十分早い捜索速度だったはずだが、魔石の反応は魔物の一団あたりの数が多いことで冒険者のチームと区別が付きにくい。
だからか、発見したときには全裸にされたあの娘が1人の男に挿れられる直前だった。
すぐに魔鎧のワイヤーで首を締め上げ、手足もまとめて壁に張り付ける。
他の男達も全員同じ目に合わせ、あの娘が逃げるのを待って引き上げるつもりだったのだが……彼女は全裸のまま、おそらく魔法の炎を男達に放った。
「"解放"!」
ゴウッ!
あの娘、魔法が使えたのか。
昨日は口を塞がれていたから使えなかったのか?
ゴブリンの場合だが、呪文を口にする必要があったようだしな。
にしても、ずいぶん短い呪文だな。
暫くして、その場にいた男が全員処理されたので、順次消去していた魔鎧のワイヤーも全てが消去できた。
散乱する黒焦げの"何か"。
まぁ、そうなること自体は男達の自業自得であり、この国の法的にどうなのかはわからないが……彼女の権利だと考えられなくもないな。
人が殺されるところを見るのはそれなりに精神的なストレスだったが、ゴブリンやオークなど、人型の魔物を倒してきたのもあってそこまでの衝撃は受けなかった。
そんなわけで……俺はあの娘の権利行使を見届けた後、その場を離れようとした。
解体場のフレデリカの件もあったし、やはり面倒事は極力避けて暮らしたいからだ。
だがそんな時、あの娘はその部屋の入口へも手を伸ばし、小指を立ててその先端をこちらへ向ける。
こちらは曲がった通路の陰だし、炎が届いたとしても魔鎧があるので大丈夫だとは思うが……俺にも魔法を放つ気なのか?
男達を拘束した力が自分のものではないとあの娘自身はわかっているはずだし、その指の先に居ると思っているのは手を貸した相手だともわかっているはず。
やはり相応の言い分があっても殺人は不味いということで、それを見られているから口止めをと考えたのかもしれない。
このまま去ってしまうと……あの娘はずっと密告に怯えて過ごすことになるのか。
そう思っていると、その娘は魔法の炎ではなく言葉を放ってきた。
「出てきたらどう?」
どうやら話す気はあるようなので、すぐに攻撃されることはなさそうだ。
なら、顔を見せて「俺も共犯だから密告などできるわけがない」と言って安心させてやろう。
そう考えて魔鎧を迷彩モードから透明モードに変更し、昨日と同じ装備の姿になって部屋の入口に立つ。
「貴方は……」
俺を見て彼女は驚きの表情を見せる。
予想外だったのだろうか?
スキルにも慣れや上達はあるようだし、ここまでのことを俺ぐらいの年齢でやれるとは思えないのかな。
彼女は半身に構えて左手をこちらへ伸ばし、右手で胸を隠している。
それによって全体的にスタイルを強調するような体勢となっており、顔も含めてその姿に気を取られていると……彼女は再び口を開く。
「昨日も含めて、助けてくれたのは貴方なの?」
「……まぁ」
俺がそう答えると彼女は……怒った。
「っ!どうしてすぐ教えてくれなかったのよ!?相手がわかってたらこんな目に遭わず済んだのに!」
ご尤もな言い分ではある。
だが……
「そう言われてもなぁ。連中、あの後拘束もされずに街へ入って行っただろ。で、今日もこんな事ができてるぐらいなんだし、大きな組織か権力者と繋がってるんじゃないか?だとしたら、目を付けられた君に近づきたくないと思うのは当然だろう」
「それは……でも、こんな力があるんならどうとでもなるんじゃないの?」
「この街に来たばかりなのに、常に警戒し続けて暮らせって言うのか?それに、俺は対応できても宿とか店なんかに何かされるかもしれないだろ」
「う」
容易に想像できたのか、気まずそうな顔をする彼女に俺は言葉を続ける。
「まぁそういうわけで、今日の件も君に関わったことも口外する気はない。今後も関わるつもりはないから安心しろ」
この美貌は惜しいと思うが……状況としては銃を突きつけられているようなもので良い気はしないし、言っておくことは言えたので帰ろうとした。
そんな俺の態度に、彼女は慌てて引き留めようとする。
「えっ?……あ、ちょ、ちょっと待って!」
「ん?まだ何か?」
「いやその……えーっと……」
向けられていた左手の指は全てが開かれ、同時に一歩こちらへ踏み出したことで半身の構えが解かれて彼女の身体をほぼ正面から見ることになる。
胸は隠されたままだが……股間は普通に全開だった。
彼女のそこは、文字通りの不毛地帯のようだ。
「?……あっ!」
そんな俺の視線を感じたのか、彼女は左手でそこを隠す。
まぁ、好きで露出しているわけでもないのでジロジロ見るのはよろしくないか。
「ああ失礼。俺はもう行くんで服を……」
「あっ、いや、だからちょっと待ってって!」
「いや、だから何?」
再び引き止められたことに若干迷惑そうな顔をしてそう返すと……彼女は両手を下ろして隠していた部分を曝け出した。
「は、話があるのよ。その……み、見ててもいいから聞いてくれない?」
真っ赤な顔で彼女はそう言う。
今は自ら見せているわけだから、遠慮なく鑑賞したいところではある。
しかし……俺は首を横に振る。
「あまりゆっくりはしていられない。見張りらしい連中がまだ残ってるし、暫くすれば様子を見に来るはずだ」
「え?始末して来たんじゃないの?」
「いや、隙を見て素早く通ってきた」
実際は透明になっていたから気づかれずに通れたわけだが、ここでは適当に誤魔化しておく。
透明化も普通に悪用できる技術だし、疑われると否定のしようがないし。
「そうなの?ここに無関係な人が来ないように見張らせてたらしいし、そんなことできるのかしら……」
俺の説明に不可解そうな彼女だったが、見張りが残っているという話に慌て出す。
「って、今はそんな事を気にしてる場合じゃないわね。私は顔を見られてるでしょうし、このまま外へ向かえば……」
「ん?さっきみたいに魔法で片付けるわけにはいかないのか?」
「無関係の人間を装われたら、連中の仲間だと確認できるまでは下手に手を出せないわ」
流石に、無関係の人間に誤射するのを良しとはしない考えのようだ。
「ああ、そういうこともあるか……じゃあ、俺が連中の仲間のフリしてそいつらをここに連れてこようか?」
「貴方が?あの連中は同じカンパニーみたいだし、難しいんじゃないかしら」
「やっぱりそうか……」
「それに上手くいったとして、焦げ臭い匂いは松明や焚き火だと思われるかもしれないけど、この部屋から男達の声が聞こえなければ怪しんだ誰かが偵察に来るでしょうから……」
「そいつが離れた仲間に知らせて逃げられるかもしれないか。すぐに始末したとしても誰かは外へ連絡しに行くだろうな」
コクリ
俺の言葉に彼女は頷くと、続けて戦力的な問題を口にする。
「それに……その、実はもう魔法は使えなくて」
「え?なんで……あ、触媒か?」
「いえ、魔力のほうね。触媒が少ないのも確かだけど」
「うーん……」
最悪"一時的に誰にも気づかれないマジックアイテム"を使用することにして俺が魔鎧でこの娘ごと覆い、来たときと同じ様にダンジョンを脱出してもいいのだが……それではこの部屋の連中がこの娘に殺されたと認識され、こいつらの仲間や後ろに付いてる奴から狙われ続けるかもしれない。
となると……仕方ない。
ザッ、ザッ、ザッ……
「ハァ……おい、動くなよ」
むにゅり
俺はあることを決めて彼女に近づくと、そう言うと同時に彼女の胸を掴んで揉み始める。
当然、彼女は驚いた。
「え?……キャッ!な、何を?」
状況的に大きな声を上げるべきではないと判断したのか抗議の声は小さなものだったが、自身の両手で俺の両腕を掴むことで抵抗してくる。
後ろに下がらないのは動くなと言った影響だろうか。
そんな彼女に俺は行動の理由を説明する。
「これからやることへの報酬を先に払ってもらってる」
「これから?」
「見張りの連中は始末してここに運んでくる必要があるだろう。ただな……俺は人型の魔物を殺したことはあるが、人は初めてなんでな」
「あ……」
その発言で、俺の両手への抵抗に使われていた彼女の両手が下ろされる。
彼女についての情報は少ないが、非情な人間ではないようなので俺の心境を理解できたのだろう。
「んぅ……その、気が済むまでいいから」
小さく発せられた言葉に、俺は暫く両手を動かし続けると……その後、その部屋には20体以上の"何か"が増えた。
166
お気に入りに追加
408
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる