18 / 24
ネイルサロンをやりたいです
order sheet 17
しおりを挟む
デミグラスソースを纏ったハンバーグはミート100%の弾力と肉汁を持って口の中に殴り込みにきました。
完敗です。
美味しすぎて死ねます。
しかも口をリセットしてくれるお米の甘みが塩味を求めてハンバーグに手を伸ばさせるのです。
肥る?良いのです、今、正に至福なのです。
「いい食べっぷりだな。」
「お昼の量を増やしてもらうべきでしょうかぁ?」
お二人が何か仰ってますが、先ずは美味しいご飯を堪能してからにしませんか?
温かい内に戴かないのは美味しいご飯に対する冒涜ですよ!
「はぁ、美味しかったです。ごちそうさまでした。」
満足の吐息と共にお腹を擦ります。
食べている間は至福で忘れてましたが、流石に食べ過ぎだったでしょうか。
「サナは本当に旨そうに食うな。」
「普段のお食事ぃ、足りてませんでしたかぁ?」
「本当に美味しいですから。いつものご飯で十分量は足りてますよ?ガッツリ食べたい組合わせってあるじゃないですか?ハンバーグとご飯はテッパンと言いますか黄金の組合わせと言いますか……」
いえ、流石にお城でお腹はち切れそうになるまでは食べないと思いますけど、美味しいもの食べる時って理性効かなくないですか?
何が言いたいかと言いますと、ジルベルタさんのご飯が美味しすぎるんです!
「あはは、満足したかい?良い食べっぷりで嬉しいよ。久し振りだね、サナ。元気だったかい?」
「デージアさん、お久しぶりです。とっても美味しかったです。それから、遅くなりましたが先日は助けて下さって本当に有難うございました。お陰様で元気に過ごしております。」
お皿を下げにきたのか、デージアさんにも笑われてしまいました。ですが、からかう笑いではないので良いのです。
「赤の三時になったら昼の営業を終えるからそれからもう一度来てくれるかい?それならゆっくり話せるからさ。」
「折角の休憩時間じゃないんですか?」
「だから話したいんだよ。どっかで時間潰してきておくれよ。」
「サナ様ぁ、お店も混んでますしぃ、お言葉に甘えてぇ、後程お邪魔させてぇいただきましょうぅ。」
確かに席が空くとすぐに別の方が案内されているのでこのままここで話しているのはお邪魔ですね。
「では、赤の三時にまた参りますね。」
ではご迷惑にならない内に一度お店から出ましょう。
お会計はリズさんが領主様払いなのでお気に為さらず、と払って下さいました。領主様、いつも有難うございます。
因みに、この世界の時間は地球と同じ一日24時間です。時計草というそのままの名前の花があり、12枚の花弁を午前と午後で白と赤に順番に変えていくので午前なら『白の何時』午後なら『赤の何時』と言います。分の感覚は曖昧で、花弁がどのくらい変わっているかで話すので『赤の一時半』はあるのですが、それ以外はざっくりです。時間に追われないという意味では皆さんおおらかで良いですよね。
街中は大きな通りの角には植えられてますし、安価なので各家庭にもあるので困ることはないそうです。
街の外はたまに見掛ける程度らしいので、自分で気を付けないといけないそうですが。
序でにいえば、一週間が7日なのも同じで、一の日、二の日、と続いて七の日で終わりです。一月は5週でやっぱり一の週、二の週で五の週で終わり。十ヶ月の350日。
一月は地球より長いけど、一年は地球より短いので、慣れるまで頭はごちゃごちゃしそうに思いましたが、カレンダーが普通にあるので問題ありませんでした。
今日は、八の月三の週二の日で8/16です。
肌寒いのに8月は違和感しかありません。
完敗です。
美味しすぎて死ねます。
しかも口をリセットしてくれるお米の甘みが塩味を求めてハンバーグに手を伸ばさせるのです。
肥る?良いのです、今、正に至福なのです。
「いい食べっぷりだな。」
「お昼の量を増やしてもらうべきでしょうかぁ?」
お二人が何か仰ってますが、先ずは美味しいご飯を堪能してからにしませんか?
温かい内に戴かないのは美味しいご飯に対する冒涜ですよ!
「はぁ、美味しかったです。ごちそうさまでした。」
満足の吐息と共にお腹を擦ります。
食べている間は至福で忘れてましたが、流石に食べ過ぎだったでしょうか。
「サナは本当に旨そうに食うな。」
「普段のお食事ぃ、足りてませんでしたかぁ?」
「本当に美味しいですから。いつものご飯で十分量は足りてますよ?ガッツリ食べたい組合わせってあるじゃないですか?ハンバーグとご飯はテッパンと言いますか黄金の組合わせと言いますか……」
いえ、流石にお城でお腹はち切れそうになるまでは食べないと思いますけど、美味しいもの食べる時って理性効かなくないですか?
何が言いたいかと言いますと、ジルベルタさんのご飯が美味しすぎるんです!
「あはは、満足したかい?良い食べっぷりで嬉しいよ。久し振りだね、サナ。元気だったかい?」
「デージアさん、お久しぶりです。とっても美味しかったです。それから、遅くなりましたが先日は助けて下さって本当に有難うございました。お陰様で元気に過ごしております。」
お皿を下げにきたのか、デージアさんにも笑われてしまいました。ですが、からかう笑いではないので良いのです。
「赤の三時になったら昼の営業を終えるからそれからもう一度来てくれるかい?それならゆっくり話せるからさ。」
「折角の休憩時間じゃないんですか?」
「だから話したいんだよ。どっかで時間潰してきておくれよ。」
「サナ様ぁ、お店も混んでますしぃ、お言葉に甘えてぇ、後程お邪魔させてぇいただきましょうぅ。」
確かに席が空くとすぐに別の方が案内されているのでこのままここで話しているのはお邪魔ですね。
「では、赤の三時にまた参りますね。」
ではご迷惑にならない内に一度お店から出ましょう。
お会計はリズさんが領主様払いなのでお気に為さらず、と払って下さいました。領主様、いつも有難うございます。
因みに、この世界の時間は地球と同じ一日24時間です。時計草というそのままの名前の花があり、12枚の花弁を午前と午後で白と赤に順番に変えていくので午前なら『白の何時』午後なら『赤の何時』と言います。分の感覚は曖昧で、花弁がどのくらい変わっているかで話すので『赤の一時半』はあるのですが、それ以外はざっくりです。時間に追われないという意味では皆さんおおらかで良いですよね。
街中は大きな通りの角には植えられてますし、安価なので各家庭にもあるので困ることはないそうです。
街の外はたまに見掛ける程度らしいので、自分で気を付けないといけないそうですが。
序でにいえば、一週間が7日なのも同じで、一の日、二の日、と続いて七の日で終わりです。一月は5週でやっぱり一の週、二の週で五の週で終わり。十ヶ月の350日。
一月は地球より長いけど、一年は地球より短いので、慣れるまで頭はごちゃごちゃしそうに思いましたが、カレンダーが普通にあるので問題ありませんでした。
今日は、八の月三の週二の日で8/16です。
肌寒いのに8月は違和感しかありません。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
チートなんて簡単にあげないんだから~結局チートな突貫令嬢~
まきノ助
ファンタジー
事故で転生する事になったが、若い女神は特別扱いしてくれないらしい。
「可愛い女神様、せめて友達になってください」
なんとかそれだけは約束してもらったが……。
ゆるふわ女子高生が異世界転生して、女神に求めたのはチートではなくお友達認定でしたが、何故かチート能力を増やして無双してしまう。
猫アレルギーだったアラサーが異世界転生して猫カフェやったら大繁盛でもふもふスローライフ満喫中です
真霜ナオ
ファンタジー
主人公の市村 陽は、どこにでもいるごく普通のサラリーマンだ。
部屋中が猫グッズで溢れるほどの猫好きな陽だが、重度の猫アレルギーであるために、猫に近づくことすら叶わない。
そんな陽の数少ない楽しみのひとつは、仕事帰りに公園で会う、鍵尻尾の黒猫・ヨルとの他愛もない時間だった。
ある時、いつものように仕事帰りに公園へと立ち寄った陽は、不良グループに絡まれるヨルの姿を見つける。
咄嗟にヨルを庇った陽だったが、不良たちから暴行を受けた挙句、アレルギー症状により呼吸ができなくなり意識を失ってしまう。
気がつくと、陽は見知らぬ森の中にいた。そこにはヨルの姿もあった。
懐いてくるヨルに慌てる陽は、ヨルに触れても症状が出ないことに気がつく。
ヨルと共に見知らぬ町に辿り着いた陽だが、その姿を見た住人たちは怯えながら一斉に逃げ出していった。
そこは、猫が「魔獣」として恐れられている世界だったのだ。
この物語は、猫が恐れられる世界の中で猫カフェを開店した主人公が、時に猫のために奔走しながら、猫たちと、そして人々と交流を深めていくお話です。
他サイト様にも同作品を投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる