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 どうも。BL漫画のヒーロー二人をネコちゃんにしちゃった罪深き教師こと、俺です。

 そのことを部屋に帰り、昼寝から覚めたアカにはしゃぎながら喋っていたら、思いっきり拗ねられて射精耐久を強いられてしまった!!
 アカのかんわい~いお口が慣れたように開かれ俺の先っぽをパクンっ。そこでまずいつものようにちろちろと20分くらい焦らされた後に、ずぽぉおお~っと半ばまで口内に導かれ、そこからは頭を前後に動かして擦ってくれたり、亀頭部分を頬の裏に擦りつけて虐めたりと様々な刺激を与えられた。
 その途中で射精しそうになると、上目遣いで睨まれ根元をぎゅっと掴まれる。
 そんな責め苦を大体3時間ほど・・・・・・されたのだ。
 ヤバかったし、苦しかったし・・・・・・、射精したいのにできないっていうのがあんなにも辛いことだとはわからなかった・・・・・・。最後の方なんて、もはや涙目になっていたような気さえする。
 一方アカは、俺のを咥えているだけで5回くらいイッてた気がする。もう口が性感帯になっているのかしら。可愛いからいいけど。っつーか咥えてるだけで達するとかエロを極めておるな。

 昨夜のことを思い出していると、途端に自分の痴態に吐き気がしてくる。
 本当に、気持ち悪かった・・・・・・。イキたくて、イキたくて、涙で目が濡れ、『ゆるひて、ゆるひてくだひゃぁいぃいいいいーー!!!』とか言ってた気がする。キッツ!!我ながらキツいわ!!
 まぁ最後には大量射精させてくれたけど。

 ・・・・・・、めっちゃ、気持ちよかったなー・・・・・・。


 いやねぇ、禁欲からの放出ってきもちーじゃん?一気に解放された感じが。こう、ふぁ~~とさ。
 昨日のもね、我慢させられて、我慢させられて、やっと締め付けを緩められて大放出した瞬間といったら、もう・・・まぁ根元を緩められた直後はトイレ我慢してたときみたいにちょろちょろと弱々しい射精しかできなかったけどぉ、出だしたら一気に出たんだよね!
 精液がすごい勢いで管を通ってく感じも忘れられないし、こう一気に脳で快感を得てショートしちゃって、マジで頭おかしくなるかと思ったわ。
 てか俺のライフスタイルヤバくない!?円グラフの大半をエロが占めてる気がするんだけど・・・・・・俺精液欠乏症とかにならないかな・・・・・・。

 と朝から生徒たちがドン引くようなゲテモノを思い浮かべていると、前から歩いてきたセオドアとヴェータに『おはようございます』と挨拶をされた。初めて挨拶されたことにも感動したが、二人ともが乙女のように頬を淡く染めているというのがとても可愛らしく感じる。
 その表情は普段のような淫猥な行為を思い起こさせるものではなく、まるで少女漫画に出てくるような甘酸っぱさを感じさせた。
 付き合いたての初々しい雰囲気で気恥ずかしい様な気持ちもするが、朝から爽やかにホームルームを始められそうだ。

 *****

 重々しい鐘の音が鳴り、帰りのホームルームが終わる。皆それを効いた途端教科書を片付けぞろぞろと教室から出ていくのを眺めていると、突然シャムルちゃんが教卓の下から小動物のようにちょこんと顔を出してきた。
 驚いて目を見開くと、ふふっと笑いコテンッと手に乗せた顔を傾ける。

 くっ・・・よく見えないけどかわいい気がする・・・・・・クソ、眼鏡が欲しいっ!!

「せーんせっ、今日お時間ありますか?」

「シャムルっ、だから数学は俺たちが教えてやると言ってるだろ」

「や~だ~!だってセオドアもヴェータも先生独り占めにするんだもん!!僕だって先生に教えてもらいたいよ!」

「「っ!!?」」

 駄々っ子のようにそう言いながら俺の腕に絡みついてくるシャムルの何気ない言葉に、俺だけでなくセオドアもヴェータも一瞬肩を踊らせた。そして二人はおもむろに顔を赤くし始めたが、眉を寄せたセオドアが納得いかないという風に口を開く。

「だがな、今日は俺が光魔法の練習に付き合ってもらう予定で・・・・・・」

「えっ、ずるいー!昨日も教えてもらってたんでしょ?しかも最近は生徒会の仕事が少ないからって毎日先生につきっきりで教えてもらって!!今日は譲ってよ!!最近はヴェータも先生に勉強教えてもらってるんでしょ!?二人だけずるい先生!」

「ははは・・・そう言ってもらえて嬉しいです。じゃあ、今日はラモルくんに数学を教えてあげましょう。クローヴェルくん、申し訳ありませんが練習はまた今度でもよろしいですか?」

「え、ああ、はい・・・・・・」

「やった!!ありがとございます!よろしくお願いします!!」

「ふふ、では一度出席簿などを置きに行くので、しばらく待っていてください」

「はーい!」


 嬉しそうに返事をし荷物を片付けに戻っていったシャムルを見送り、目の前でムッとしている二人に視線を戻す。ヴェータは明らかにしょぼんっとした顔をしており、セオドアは少し怒っている風だ。今までシャムルの前では余裕を保っていられたのに、今は子どもが我儘を受け入れられなかったときのようにむくれている様子が新鮮だし愛らしい。

「では、二人ともまた明日」

 俺は何事もなかったかのようににこやかに二人にそう言い放ち、書類を胸に職務室へと向かった。
 セオドアもヴェータも物欲しそうな表情をしているが、焦らしプレイもなかなか良いかもしれない。なんせあの開放感を得られるのだからな・・・・・・と経験した俺は心の中で静かに語った。




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