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しおりを挟むセオドアとのエッチを覗き見していたセオドアの護衛騎士、ヴェータへちょっかいをかけたところ・・・・・・
結論、めっちゃ抜きました。
俺もヴェータも。
互いのモノを握って抜き合いっこしたり、兜合わせしたりもして、前世を合わせた初体験リストを大いに更新しました・・・・・・。
一度達したヴェータはあの後非常に恥ずかしそうに、そして涙をぽろぽろと零しながら、最初セオドアと俺との行為を見たときは止めようとしたこと、だが見入ってしまいさらには2人の情事をオカズに抜いてしまったこと、そしてセオドアを羨ましく思うようになってしまったことなどを告白してきた。
『俺もっ、せんせいに・・・・・・たくさんエロいことされたかった』
普段厳ついと思われる部類に入るヴェータが顔を朱に染め目をうるうるさせてそんな台詞言ったら、もう俺の脳は萌えるしかないだろう。
ヴェータめ。自分からエロ魔神の前に身体を差し出しおって。
と本当に思う。が、マジかんわいい!!!てかどんだけドエロいのだヴェータくんは!?
ってな感じで身も心も元気になった俺は本番なしの第二、第三ラウンドへと歩を進めたのだった。そして抜き合う中で気づいた。ヴェータも絶倫であることに。
*****
『そうでしたか・・・・・・。いいですよ。私がいーっぱいえっちなことしてあげます』
ヴェータが決死の覚悟で告白を終わらせた後、俺は微笑んでそう言い、魔法が解け自由になった彼の頬を両手で包み口づけた。
自然な流れでキスをしたが、した瞬間にファーストキスであることに気づく。
うわマジかよっ!?と思って瞬間口を離そうとしたところ、ヴェータも、彼の頬に添えられた俺の腕を力強く掴んで離さず、また不器用ながら口を開けおずおずと舌を差し出してきたのだ。
それで一気に気持ちが燃え上がってしまい、止められなくなってしまった。
ヴェータが、可愛い。キスってこんなに気持ちの良いものだったのか・・・・・・。
糸を垂らしながら口を離した時には二人とも熱さで頭がトロンとしていて、心はふわふわとしていた。
ふとヴェータの股間を見ると、彼のペニスが再び頭を持ち上げている。
『ふふっ、ヴェータくんのソコ、また勃起してますよ。さっきあんなに射精したのに・・・・・・。性欲が旺盛なんですね。
君が満足するまで、してあげます』
大人(中身はいつまで経っても子どもだけど)の余裕を見せようと軽く笑って指摘したが、ヴェータが悪戯っぽくにやりとし、俺の下半身を指差した。
「先生のも、勃ってますよ・・・・・・?」
ハイ大人の面目丸潰れ。
本当は両手で顔を覆いたかったが、ここはあえて余裕さを醸し出して、
『君があまりに可愛くて、勃っちゃいました』(テへ)
と誤魔化した。そしたらめっちゃ照れくさそうにしてたから、誤魔化しは成功したらしい。
ということで試合延長のゴングが鳴ったわけで、俺は『ヴェータが満足するまで』的な感じで始めたんだけど・・・・・・何回射精してもまたすぐ勃つんだよこの子は!!精力化け物か!?ってほど射精してんだけど、同じくらい俺も勃起しているので化け物は俺もですわ・・・・・・。
童貞らしいヴェータに行為の途中『本当に性欲すごいね。一日にどれくらい自慰しているの?』と聞いたら、恥ずかしそうに小さく10回くらいと答えた。
これはすげぇ数字だと思ったな。前世の俺は2回イったらぐたりとしてしまったし、今は絶倫だが普段エロい展開に遭遇しない限りそんなに性欲は溜まらない方だからだ。
ヴェータのペニスを抜いてあげている最中に生徒会室で寝ていたセオドアが起きて帰って行ったが、バレるかもしれないと思いヒヤヒヤした(俺の鞄、椅子の下に置きっぱなのバレなくてよかった・・・・・・)。
思わず悲鳴を上げそうになったヴェータの口を手で塞ぎ、だが彼のペニスに添えている手の動きは止めずにいると、必死に物音を立てないようにしているヴェータにまたまた心がキュンと痛んだ。
セオドアが顔を紅潮させながらすばやく身支度を整え部屋を出ていった後、ヴェータの耳元で『セオドアくんに言えない二人の秘密、できちゃいましたね』と囁くと、それだけで彼は身を震わせ、射精したのだった。
彼はMっ気もあるのか、少し虐めると反応がいい。だが、どこからどこまでが快感を拾える範囲なのか、しっかり見極めて接しないと・・・・・・。
ヴェータを傷つけたくはない。
と、モブ族ドエロクズ教師に似合わない言葉が頭に浮かんだのであった。
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