【カッコいい!】初代・瀬川菊之丞路考のこと
根岸鎮衛著「耳嚢」巻ノ二「芸道其心志を用る事」より。
短いエッセイです。
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江戸時代、下級武士の家柄から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
その「巻之七」に二部構成で掲載されている短いお話を、軽く小説風にした二幕構成の超短編小説です。
第一幕が「女の一心群を出し事」
第二幕が「了簡をもつて悪名を除幸ひある事」
が元ネタとなっています。
江戸の大店の道楽息子、伊之助が長崎で妻をつくり、彼女を捨てて江戸へと戻ってくるところから始まるお話。
おめでたいハッピーエンドなお話です。
雲母虫漫筆 ~江戸のあれこれ~
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「耳嚢」や「兎園小説」「新著聞集」「甲子夜話」など、江戸時代の書物から、面白いと思ったものをピックアップしてゆく短いエッセイ。
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「雲母虫」とは紙につく虫「シミ」の異名、小さくて可愛らしい(?)虫です。
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生と死。絶望と希望。光と闇。運命の悪戯に翻弄されながら、時にもがき苦しみ、
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よろしくお願いいたします。