狐の媒人・狸のしくじり

江戸時代、下級武士から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」

 その「巻之五」と「巻之八」と掲載されているお話を原話として、軽く小説風にした二話の超短編小説です。

 第一話が「狐婚媒を為す事」

 第二話が「狸縊死の事」

 が元ネタとなっています。

 狐と狸が、それぞれ媒となって男女を結びつけるお話です。
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