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第三話 「奮い立つ若茎と待ちわびた肉穴」~お照の渇望していたもの~
しおりを挟むお照は、莞爾と微笑んで、優しく鶴松に声をかける。
「ウフフッ、驚いたよ、鶴っ!・・・まだ◯供だと思っていけど・・・そうだよねぇ、お前もそんな年頃になったのよね、いいんだよ、鶴っ・・・魔羅がそんな風に硬くなってしまうのは、オトコなら当たり前のことなのさ・・・なにも恥ずかしがることはないんだよ」
「・・・は、はい・・・」
「・・・ところで鶴っ?おまえの魔羅がそんな風になってしまったのは・・・一体どうしてだい?何か理由があるのかい?」
・・・お照にはそんなことは百も承知だった、当然過ぎるほど当然の事なのだ。
三十四歳の、自分の女の色香漂う熟れきった肉体・・・最近とみに乳や腰回りに肉がつき、大年増の妖艶な色気が増してきた自分の肉体に触れて鶴松が欲情してしまったのは火を見るより明らかなのだ。
・・・お照は言ってほしかったのだ・・・それをどうしても鶴松自身の口から聞きたかったのである。
「・・・・は、はいっ・・・お内儀さまに抱かれて、乳や太股に触れていたら・・・硬くなってしまいました・・・」
「・・・そう・・・魔羅がそんな風になったのは今夜が初めてかい?」
「・・・い、いえ・・・・もう三月も前から・・・・」
「まあっ!鶴松・・・そんなに前から我慢していたのかい!・・・・そうかい、辛かっただろう?」
「・・・・」
鶴松は恥ずかしそうに黙ってしまった。
「私と添い寝して、今みたいに魔羅が硬くなってしまったら・・・今までどうしていたんだい?」
「・・・・・そ、それは・・・」
「ちゃんと言いなさいな、鶴松!・・・・言っただろう?魔羅が硬くなっちまうのは男なら当然のことなのさ、ちっとも恥ずかしいことなんかじゃないんだから、ほらっ・・・どうしてたのさ?」
鶴松は、顔を真っ赤にしてうつむきながら蚊の鳴くような声で告白する。
「はい・・・・夜中に厠で・・・・自分で魔羅を握って・・・・」
「・・・・そうかい、五人組(手淫)で発散していのかい・・・可愛そうに・・・・」
「・・・・はい・・・」
お照はその時、今まで経験したことのない激しい高揚感に支配されていた。
自分では女として衰えが見え始めたことを気にしていた三十四歳の肉体・・・。
しかし鶴松はそんな自分の身体を「女」として見てくれ、毎晩魔羅を硬く勃起させて、自分を想いながら密かに手淫をしていたのだ!
・・・それは女冥利に尽きる幸せだった。
お照は、鶴松のおかげで女としての自信を取り戻したような嬉しい気持ちになった。
・・・・自分のカラダが男の魔羅を勃起させる!性の対象として見られる!・・・女としてこんな嬉しいことはないのである。
「・・・・鶴松?あたしゃ嬉しいんだよ・・・おまえがそんな風に私を見てくれていたなんて・・・もう三十四の大年増の私の乳や尻で魔羅をカチカチに勃起させてくれていたなんてさ・・・・」
「・・・・お内儀さま・・・・」
「鶴松、いいんだよ・・・今夜から五人組(手淫)なんかしなくても!私がお前の魔羅を慰めてあげるから・・・・」
「・・・おっ、お内儀さまっ・・・そ、そんなっ・・・」
「うふふっ、◯供のくせに変な遠慮するもんじゃないよ、夜毎、魔羅をギンギンにおっ勃てているオトコがいる・・・旦那とはすっかりご無沙汰で、女陰が疼いて仕方のないオンナがいる・・・こんなおあつらえ向きのことはないじゃないかね?・・・さあっ、その褌の前をパンパンに突っ張らかしているおまえの魔羅を私に見せておくれ!」
お照は、まるで小さな◯供を着替えさせるように優しく鶴松の着物を脱がせると、褌をスルスルと解いて、一糸まとわぬ姿にして寝床の上に寝かす。
「・・・・ああっ、お内儀さまっ・・・恥ずかしいっ・・・・」
華奢で肌の白い、少女のような裸体がそこにあった。
しかし、その股間にはピーン!三寸ほどの長さのとびきり元気な魔羅が、力強く天井を向いてそそり勃っているのだ。
伊万里の白磁の皿の表面のようにツルツルと美しい胴・・・まだ包皮を被ったままの無垢な先端。
・・・・淫水灼けしていない、少年らしい美しさに溢れた芸術品のような魔羅!
「ああっ!なんて綺麗なんだい?可愛らしい珍坊だねえっ・・・スベスベで・・・こんなに反り返って・・・・」
「・・・お、おいら恥ずかしい・・・お内儀さまぁ・・・・」
「・・・ねえっ、鶴っ、触っていていだろう?・・・あたしゃもう堪らないよっ!こんなにカチカチに反り返った魔羅を見るのは久しぶりなんだから・・・・」
お照が妖しい光を帯びた目で、少年の杭のように突き立っている男根を眺め、ゆっくりと手を伸ばしてゆく。
・・・サワッ・・・サワッ・・・
・・・・少年の硬い魔羅の生白い胴をまさぐるお照の指先に感じる熱い体温と、驚くほどの反り!まるで鋼のような硬さ!
お照はウットリとため息を漏らす・・・それは発情した牝のそれだ。
「はあああっ・・・鶴ぅ!なんて硬くて・・・熱いのっ?・・・こんなに硬い魔羅は初めてだよおっ・・・凄いっ・・・ああっ、火傷しそうだよっ・・・」
「・・・あっ、あっ・・・お内儀さまぁ・・・」
お照の白くて細い指先が鶴松の敏感な魔羅の表面を軽く撫でさするだけで、少年は女の子のようなあえぎ声を上げて、腰を弓なりに反り返らせてしまうのだ。
・・・シュッ・・・シュッ・・・長らくご無沙汰していた魔羅の感触!それもとびきり瑞々しい少年の若茎!
お照は憑かれたように、淫らな吐息を吐きながら少年の白い剛直を指先で愛撫する・・・握るように、時に撫でさするように・・・。
「はああっ、硬いわっ・・・なんて硬いのっ!」
お照は、少年の美しくも逞しい魔羅に魅入らせたように情熱的に指を這わせ、しっかり閉じた包皮の先端を押し下げたり伸ばしたりしながら、その感触を愉しむ。
お照が包皮をキュッと押し下げると、美しい桃色の亀頭が恥ずかしそうに先端だけ顔を覗かせる。
その度に、少年の先端からはムワッと濃厚なニオイが発散されてお照の鼻腔をくすぐる・・・青臭くて瑞々しい性臭・・・女陰を濡らす力強い牡の香り・・・・。
「・・・・鶴っ?・・・こうするといいのかい?・・・気持ちいいのかい?」
「ああんっ、ああああんっ!・・・お内儀さまぁ・・・フウッ、フウッ・・・いいっ、気持ちいいっ!」
「そうかいっ、気持ちいいのかいっ・・・鶴っ・・五人組(手淫)なんかよりずっといいだろう?」
少年の初心で素直な反応に、お照は嬉しそうに右手の指先を上下する速度を速めてゆく。
「嗚呼っ、鶴っ、可愛いコだねぇ・・・お前のよがっている顔をみていると、私も女陰が濡れてきちまうよっ・・・いいのかいっ?・・・ココがいいのかいっ?魔羅が気持ちいいのかいっ?」
お照はハアハアと息を荒げ、すっかり加減を忘れて、初物の少年の肉柱を激しくしごき立ててしまう。
「あっ、あんっ・・・おっ、お内儀さまっ!・・・そんなにしたらっ・・・」
・・・・まだ女の柔肉も知らない鶴松が、男の魔羅の泣き所を知り尽くした三十路の性技に我慢など出来るはずがない!
・・・・あっという間に・・・催してしまう。
「ハアッ、ハアッ・・・おっ、お内儀さまっ・・・出そう!・・・おいら、もうっ出そうっ・・・・もっ、漏れそうですっ・・・ああっ、イヤっ・・・・漏れ・・・・そうっ!」
鶴松が、泣きそうな切羽詰まった声を上げて、背中をピーンと反り返らせる。
突然過ぎる鶴松の訴え・・・お照が彼の魔羅に触ってからほんの数秒で、少年は「お漏らし」の予兆に震え始めたのだ。
「えっ?・・・・あっ!お待ちよっ、鶴っ!まだ吉野紙(房事の後を拭く紙)を用意していないよっ・・・」
「うっ・・・うう~っ、お内儀さまっ・・・もうっ・・・駄目ぇ!」
あっという間に暴発してしまいそうな鶴松の魔羅・・・このまま精を宙に向かって射ち上げると、寝床や夜具が大変なことになる。
「・・・・ああっ、鶴ぅ・・・待ってぇ!まだ駄目だよっ、気を遣っちゃ・・・あと一寸我慢おしよっ!」
「・・・んんんんっ・・・ごめん・・・なさいっ・・・漏れっ・・・ますうっ!・・・ああ~っ!」
「ああんっ、待ってぇ~鶴うう~っ!」
お照は、慌てながら、思わず大胆な行動に出る。
少年の魔羅をパックリと咥え・・・口内で精を受け止めたのだ!
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