1 / 31
【一】「仏教」を救ったスーパー美少女、スジャータちゃん
しおりを挟むええと、趣味の画像生成AIでインドの美少女を造ってみました!
・・・いつもはえげつないエロ画像ばかり造っているのですが(汗)、こういう美少女は心が洗われる気持ちになります。
この娘、名前を「スジャータ」ちゃんと言います。
「スジャータ」と言うと「コーヒーに入れるアレ」を真っ先に連想しますがそれは逆で、あのコーヒーフレッシュのスジャータが、このインドの「スジャータ」ちゃんの名から命名しているのです!
私も好きで、コーヒー飲むときは必ず入れますが、最高のネーミングだと思いますね。
で、いきなりお話は「仏教」になりますが(笑)仏教の説話のなかで最高の美少女と言えば、このスジャータちゃんではないかと勝手に思っていたりします。
(「人間の部」ではの話、これが天部の神様などになると弁財天様とか吉祥天様とか、荼枳尼天様(怖っ!)とか最強の美女達がいます♥)
・・・それはまだお釈迦様(ゴータマ・ブッダ、ゴータマ・シッダールタ)が悟りを開くために様々な方法を模索されていた時代のこと。
現代でもインドではそういう修行者がおりますが、お釈迦様の時代も「難行苦行」によって真理に到達しよう!という修行者がたくさんいました。
難行苦行で最もポピュラーなのは「断食」ですが、それ以外にも睡眠をとらなかったり、息を止めたり、ずっと片足で立ったり、茨の棘の上で寝たりと言う、肉体を徹底的に痛めつける修行です。
お釈迦様も仲間の修行者と共に様々な苦行にチャレンジして「悟り」を得ようと頑張っていました。
そうした中でお釈迦様が行ったのは「断食」!
お釈迦様の姿を形にした、いわゆる「仏像」のなかにも、まるでミイラのようにやせ細った苦行時代のお釈迦様の姿を現した像もあります、これを「苦行像」と言います。
・・・日本ではあまり普及しなかったタイプの「仏像」で、お寺に行ってもあまり見かけることはありませんが、タイなど上座部仏教(昔は小乗仏教と言っていました)の国々ではわりとポピュラーらしいです。
お釈迦様は長い間、苦しい断食の修行をして「悟り」ではないある「真理」に到達しました。
それは皮肉な事に「肉体を痛めつける難行苦行では悟りに到達することは出来ない、無意味である!」ということでした!
そして肉体を痛めつける苦行を放棄したお釈迦様は断食を止め、修行仲間達からは「裏切り者」と罵倒されつつも山を下ります。
・・・しかし、その時はもうお釈迦様は精根尽き果てて餓死寸前、もう動くことも出来ず死にそうです。
お釈迦様、絶体絶命のピンチです。
死んでしまっては「悟り」どころではありません!
そんなお釈迦様に乳粥を供養して命を救ったのが近所の村の娘・スジャータちゃんだったのです!
スジャータちゃんがお釈迦様に供養した「乳粥」というのは、米を煮て乳と砂糖を加えたものということです。
胃にも優しそうで、栄養もタップリで美味しそうです。
ほとんど死に直面していたお釈迦様は、このスジャータちゃんに食べさせてもらった乳粥でなんとか助かり、それからは肉体を痛めつける難行苦行ではなく、菩提樹の下で静かに心を落ち着けて深い思考に至る「瞑想」を編み出し、ついに「悟り」に到達することが出来たのです!
いわばスジャータちゃんはお釈迦様の命の恩人、スジャータちゃんがいなければお釈迦様もその場で命を落とし「仏教」が興ることはなかったでしょう!
つまり、お釈迦様を助け後世に「仏教」を残したのはいたいけな美少女!・・・つまり「女性」だという事が出来るのです。
でも、仏教をちょっとかじったことがある方ならお分かりのように、仏教って女性にはすっごく冷たい印象があります。
女性は罪業が深くて成仏出来ないとか、成仏するにしてもいったん「男」に生まれ変わらないといけない(変成男子)とか・・・ちょっとヒドくないですかぁ?(笑)
それは何故か?・・・続きは次回へ!
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説


毎月一本投稿で、9ヶ月累計30000pt収益について
ちゃぼ茶
エッセイ・ノンフィクション
9ヶ月で毎月一本の投稿にて累計ポイントが30000pt突破した作品が出来ました!
ぜひより多くの方に読んでいただけた事についてお話しできたらと思います!

生きる 〜アルコール依存症と戦って〜
いしかわ もずく(ペンネーム)
エッセイ・ノンフィクション
皆より酒が強いと思っていた。最初はごく普通の酒豪だとしか思わなかった。
それがいつに間にか自分で自分をコントロールできないほどの酒浸りに陥ってしまい家族、仕事そして最後は自己破産。
残されたものはたったのひとつ。 命だけ。
アルコール依存専門病院に7回の入退院を繰り返しながら、底なし沼から社会復帰していった著者の12年にわたるセミ・ドキュメンタリー
現在、医療従事者として現役。2024年3月で還暦を迎える男の物語。
【ゆるゆる仏教エッセイ】天上天下唯我独尊 ~えっ、私そんなこと言いましたっけ?~
糺ノ杜 胡瓜堂
エッセイ・ノンフィクション
お釈迦様はお生まれになってすぐに七歩歩まれ、両手で天と地を指し示されて「天上天下唯我独尊」とおっしゃったと言います。
あまりに有名なこの言葉ですが、辞書をひも解くと、その意味は「我は世界のうちで最もすぐれた者であるの意」と書かれており、「自分だけがすぐれていると、うぬぼれること」なんて説明も・・・・。
あの仏教の開祖「お釈迦様」のお言葉にしてはいずいぶんとまたネガティブな扱いですねぇ(笑)
まあ、「この世で俺が一番偉いんじゃ!」・・・では確かにそうなりますが、果たしてホントにそういう意味なのでしょうか?
実は最近、ちまたではこの「天上天下唯我独尊」の意味を全く違う風に解釈するのが「流行」しているようです。
ネットで調べると一目瞭然ですが、「唯我」とは「お釈迦様自身」のことではなく、な~んと「生きとし生けるもの全て」「みんな」のことだと言うのです!
み~んなプリキュアだよ♥・・・い、いえ、そうじゃなくって(汗)
そのうえで「天上天下唯我独尊」の意味は「皆がこの世の中で大切な役割を持っていて、それぞれが尊い」「すべての人がオンリーワンだよ」・・・・などなど、ネットで調べるとちょっと歯の浮くようなセリフが出るわ出るわ(笑)
つまり、最近の流行として、このお釈迦様が生まれてすぐにおっしゃった「天上天下唯我独尊」という言葉は、「私が一番尊い!」といった自惚れ的なものではなく、人類全体への「エール」だというのです!
おお~っ、さすがお釈迦様っ!やっぱり凄いですねぇ、深いわぁ♥
・・・って、ちょ、待てよ?(キムタクかっ!)その解釈、本当に正しいの?な~んか胡散臭く感じません?なんとな~く薄っぺらい「人類愛」みたいな欺瞞を感じません?
そんなワケで、このエッセイでは「天上天下唯我独尊」について、ちょっとお話ししようと思います♥
いつもながらのゆるゆるエッセイですが、どうぞお付き合いください。
※なお表紙は例によって画像生成AI「Stable Diffusion」で造りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる