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【十】

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 「うあああんっ♥拓海くううんっ・・・とっ、止まらないよおっ♥射精がっ・・・止まらないっ♥」

 ・・・・トロン・・・トロンッ・・・

 まるで涙のように鈴口から垂れてくる遼平くんのトコロテン、それは僕のペ〇スの先端が遼平くんの「オンナノコ」の中でコリコリとした前立腺を押し込む動きに合わせて、絞り出されるように滲み出てくる。
 
 垂れ流しになっているゼリーのような精液を受け止めている遼平くんの手のひらに、驚くほど大量の精液が溜まってゆく。

 ・・・・恋人同士のように仲良く連結している僕たちを面白そうに見つめながら、玲奈先輩椅子から立ち上がり、僕たちの側にしゃがみ込む。

 そして僕のお尻をサワサワと撫でながら優しく囁くのだった。

 「拓海?・・・遼平っ、キモチ良さそうでしょ?前立腺アクメを経験しちゃうと、もう普通の射精ではとても満足できなくなるのっ♥拓海はこのまま遼平を「オンナノコ」のままにてしおきたい?」


 ・・・・僕は一瞬悩んだ、もうすっかり僕の「恋人」になってしまった遼平くんの「オンナノコ」・・・可憐な肛門と、プリプリとした前立腺。
 ペ〇スでその前立腺を何度も何度も刺激して、勃起もしていない遼平くんのペ〇スからトロコテンを吐き出させ、自分も遼平くんの熱い直腸の中で激しく放精して果てる。

 ・・・・それは、めくるめく快感だった。

 でも、僕は「オンナノコ」になった遼平くんだけではなく、僕よりもずっと大きい、亀頭が剥き出しになった力強くて逞しいペ〇スを持つ遼平くんも大好きなのだ。

 ・・・・有り体に言うと、僕は遼平くんの16センチの硬直ペ〇スで「オンナノコ」にされてみたかったのだ!

 遼平くんみたいに、僕も後ろのアナで彼のペ〇スを受け入れて、普通の射精とはまったく次元の異なる「メス逝き」を体験してみたかったのだ。

 アンアンと女の子のようにヨガリ泣いて、震えながらトロトロと精液を垂れ流す遼平くんのイヤラしいイキ顔を見て、僕もそれを経験してみたい願望に駆られてしまったのだ。

 「・・・・れ、玲奈先輩っ・・・僕、遼平くんに・・・・してもらいたい♥・・・遼平くんにオンナノコにして欲しいいっ!・・・・オオッ!・・・ウウッ、出ますっ!出ちゃいますう~っ♥」

 ビュ~ッ!・・・ビュッ!ビュッ!

 「あああんっ♥拓海くううん~っ♥」

 僕は、とびきり恥ずかしい告白をした瞬間、遼平くんの「オンナノコ」の中でピュウピュウと白い迸りを射出してしまっていた。



 ・・・・玲奈先輩の家で過ごす7日目の土曜日・・・

 僕は、玲奈先輩にあらかじめ指示された通り、お腹の中に溜まったのものを綺麗にしてきた。
 最初はちょっと気持ち悪かったけど、何度も排出を繰り返すうちに、なぜかそれが気持ちよくなってきたのだ。

 今日は、いつもより早く玲奈先輩の家に着いて、遼平くんが来る間に先輩から「オンナノコ」になるための儀式を受ける。

 「・・・・ウフフッ、拓海っ、ちゃんとお腹の中はキレイにしてきた?」

 「・・・はいっ・・・先輩に言われたとおりに・・・してきました・・・」

 「そうっ、いいコねっ♥・・・じゃあ、そこのスツールにもたれかかってお尻を出しなさい」

 僕が上着とズボンを脱いで、トランクスを下ろして素っ裸になると先輩はプッと吹き出した。

 「アハハハッ、拓海ったら・・・なんでチ〇ポがギンギンになっているのよっ!これからオンナノコにっちゃうコがはしたなく勃起していちゃダメでしょ?」

 「・・・・は、はいっ・・・ゴメンナサイっ・・・僕、なんか興奮しちゃって・・・」

 「お浣腸がそんなにキモチ良かったのっ?」

 「・・・・・」

 僕は、真っ赤になってうつ向くしかなかった。
 これから僕の「お尻の穴」が遼平くんとセッ〇スするための「オンナノコ穴」に変えられてしまう、それを想像すると僕のペ〇スは暴れ馬のように言うことを聞かなくなってしまうのだ。

 「・・・・まあいいわ、これから立派な「オンナノコ」にしてアゲルからっ♥そんな節操なくおっ勃っちゃうお行儀の悪いチ〇ポなんて要らなくなるくらいの快感を味あわせてアゲル♥・・・それとも拓海は「オトコノコ」の方がいい?」

 ・・・・ゴクリ・・・・


 僕は一瞬考える・・・当たり前だが、ペ〇スを激しくしごいてピュウピュウと射精する快感は凄くキモチ良くて、僕たちオトコはコレ無しでは生きられない哀れな生き物だ。

 ・・・でも、僕のペ〇スで前立腺をグリグリ押し込まれ、勃起もしていないペ〇スからトロリ・・トロリ・・・と精液を垂れ流す遼平くんのウットリとした表情と甘い吐息を聞くと、僕もその未知の快感を体験してみたい気持ちが抑えられなくなるのだ。

 ・・・・男らしい遼平くんも虜になる「オンナノコ射精」を!

 「・・・ど、どっちも・・・いいです・・・・」

 僕の率直な答えを聞いて、玲奈先輩は呆れたように笑う。

 「まぁ!拓海は欲張りねぇ!女の子みたいに可愛い顔して・・・ドスケベなのねっ♥まあ、いいわ、遼平のペ〇スで前立腺をゴリゴリ削られたら、もうオンナノコから戻れないかも知れないけどねっ♥・・・さあっ、お尻をこっちに向けなさいっ」

 ・・・僕は玲奈先輩の手でいよいよ「オンナノコ」に改造されてしまうのだ・・・。


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