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第三話 「淑女の涙」
しおりを挟む【前回までのあらすじ】
城内でその権力を欲しいままにしていた摂政テレゴノス一派は、対立する王家派とミシレ騎士団によって粛清され、捕らえられた侍女長クロミスは国境付近のラケシス砦で、リュネに仕返しをされる。
「ぐひいいっ!ヒイィッ!・・・悔しいいっ・・・クヤシイぃ~・・覚えていらっしゃいっ!」
「侍女長さまあ?・・・・・出したいんでしょ?もう降参なさいな・・・」
「あひいっ!・・・だっ、誰が貴方なんかにっ・・・おっ、フウウウッ・・・」
精一杯強がっているクロミスの股間では、その人並み外れた牝茎が、物欲しそうにビックン!ビックン!と脈動を繰り返し、その尖った先端からは淫らな我慢の涙が胴を伝って陰毛を濡らしていた・・・・。
「まあ、実際、けっこう頑張るよね・・・侍女長様って・・・ああ、そろそろ晩餐の準備が出来る頃ね、ココは男ばかりで、人手が足りないから少し待っていてくださいまし・・・もちろん侍女長様にも心を込めた温かいお夕食は摂って頂きますわ」
リュネは、城内で自分を虐待していたクロミスを飢え死にさせるつもりはないらしい、実際、この辺境の砦に連れてこられる間も食事だけは貴族にふさわしい豪華なものを提供されていた。
「わたくし・・少し席を外しますから・・・戻るまで待っていてくださいまし」
先刻からの「責め」に、まだ精神的余裕があるように見えるクロミスが、キッ・・・とリュネを睨みつける。
「・・・・あっ、忘れるところでしたわ、その間にコレをプレゼントいたしますから、着けてお待ちくださいね!」
リュネが無造作にドレスの隠しポケットから取り出して見せたのは、小さなアクセサリーのようなものだった。
それは耳飾りによく似た「淑女の涙」というものだ・・・。
美しい彫刻が施された指先ほどの珊瑚には、金細工の細い鎖がついており、その先は耳飾り同様、螺子で二枚の極小のプレートを締める造りになっている。
経験豊かなクロミスも、それは初めて見る代物だった。
耳飾りそっくりの、そのオシャレなアクセサリー・・・実は、それこそがリュケメネス族の女性を狂わす悪魔のアクセサリーなのである。
「・・・り、リュネさん・・・そ、それはっ?・・・何?」
「うふふっ、侍女長様っ、「吐液止め」は大好きなのに、この装飾具は初めて御覧になったのですか?・・・綺麗でしょ、これ「淑女の涙」っていうものですよの・・・まさか耳に着けるものと勘違いされていないでしょうね?」
「・・・えっ??・・・じゃあ、それっ・・・・イヤアアアっ!ヤメテえっ!そんなもの着けないでぇっ!」
クロミスも「耳に着けるものではない」と言われ、もう、ソレを装着する部分を悟ったのだろう、露骨に取り乱し始める。
ガチャガチャと鎖を鳴らしても閉じることの叶わない股間にリュネの指が伸びる。
未だに射液をしていない、ガチガチに硬いまま充血している牝茎の錐のように尖った先端・・・その女の悩ましい部分に「淑女の涙」が取り付けられ、螺子が軽く締められる。
「イヤアアッ、こんなのっ・・・・外してっ!外しなさいよっ!リゅネさんっ!」
クロミスが暴れると、男性の様に立派な牝茎がブルブルと頭を振り、その先端に取り付けられた「淑女の涙」がプランプランと振り子のように揺れる。
牝茎の最も敏感な、その尖った先端部分を軽く圧迫して取り付けられたそれ自体は全く痛くはない・・・。
「・・・なによっ・・・こんなもの・・・人を馬鹿にするの?」
確かに、それはちょっと滑稽な風景だった。
男性のペ〇スのような逞しい生殖器の先端に、場違いな感じに、ポツンと美しい珊瑚のアクセサリーが取り付けられているのである、痛くも痒くもないそれは、全く人を小馬鹿にしているように見えた。
「・・・それじゃ、侍女長様っ・・・私は晩餐に参りますので・・・この後クロミス様のお食事もお持ちしますわ・・・・」
そう言って、ベッドに大の字に繋がれたままのクロミスを残してリュネが頑丈な鉄の扉の外へと姿を消してしまった。
監視の兵さえ一人も居ない、殺風景な地下室に取り残されるクロミス・・・。
・・・・くううっ、こんなもの着けて・・・馬鹿にされたものね・・・・。
クロミスは目の前のリュネが去ると、とたんに怒りが込み上げてきた。
つい数日前までは、城内で女帝のように振舞い、王と王妃でさえも素っ裸にして縄で縛り上げ、まるで玩具のように扱っていたのだ・・・。
・・・あの愚か者の摂政テレゴノスがドジを踏んだようだけど、まだ私の家、カドモス家に与するものは沢山いるはず・・・王家派の巻き返しも押し返せるはずだわ、そうしたらここへも救出に来てくれるハズ、それまでの辛抱ね・・・。
自棄になったようにベッドに大の字のまま、天井を睨んでいたクロミスの頬が、やや赤みを帯びてきた・・・。
・・・あんっ!・・・このくだらないアクセサリー・・・ちょっと着けられたトコロが痺れる感じがしてきた・・・。
彼女の牝茎の一番敏感な尖った先端部分、そこに螺子で軽く締め付けられて固定された「淑女の涙」がプランプランと揺れる度に、軽い快感が牝茎の先端から根元を伝わって脳髄に到達する。
・・・あっ・・・なんなのコレ・・・もうっ!ジンジン痺れてきたじゃないの・・・。
珊瑚で造られた飾りの適度な重さが牝茎の先端に軽い刺激を与え、その刺激によってピクンピクンと頭を振る肉柱の動きが、さらに振り子のように刺激を増幅してゆく・・・。
・・あっ、イヤっ・・・なにコレっ・・・勝手に揺れるっ・・・。
最初は痛みも痒みも感じなかったクロミスが、少し焦り出す。
・・・くううんっ・・・この飾りが揺れるのを止めないとっ・・・。
クロミスが自分を落ち着かせ、精神を集中させるとかえって牝茎の疼きが昂まってくるのを感じる。
細い金の鎖の先端の珊瑚細工の「振れ」がどんどんと大きくなってゆき、ビクンビクン脈動する牝茎の先端に合わせるように、いよいよ投石器のように暴れ出す。
・・・畜生っ!・・・なんなのおっ・・コレ・・・あっ、アひっ!・・・なんかジンジンしてきて・・・・。
ビックン!・・・・ビックン!
揺れ動く牝茎の先端部に振り回されるように暴れ出した「淑女の涙」に共振するように牝茎が激しく揺れ動くと、タラタラと流れ出す我慢の涙がクロミスの真っ白いお腹に降りかかる。
・・・・オフウッ!・・・あひいっ♥・・・おおっ、なんなのおっコレ!ジンジンするう♥先っぽがジンジンするうっ~!
牝茎からジワジワと湧き出す快感に、彼女の胎内にあるもう一つのメスの器官・・・子宮までもがウネウネと動き出すともうそれは止まらない!
・・・ヒイイイッ!おひいいっ!・・・お゛~っ♥おお゛~っ♥・・・濡れるっ!中からトロトロ出てくるうっ・・・。
クロミスの子宮がグルングルンと胎内で位置を変え、膣口側に必死に下りてこようと焦り出す。
しかし、なにも咥えるものがない彼女の膣道は、パクパクと呼吸するように口を開閉したまま途方に暮れてしまう。
その口からダラダラと淫乱な涎を垂らしながら・・・・。
「いヒイッ・・・うおおんっ・・・おんっ♥・・・ねえっ、誰かっ!誰かあぁ!」
ついに、クロミスが甘い吐息のような、湿った声で人を呼ぶ・・・・。
「・・・ぐおおっ・・・ぐううんっ・・・ハアアッ、はあっ・・ねえっ、誰かあっ!誰か来てよおおっ!リュネさんっ!リュネさああんっ!!・・・ふヒィっ!」
クロミスの切羽詰まった叫び声も、いたずらに地下室の壁に響くのみだった・・・。
・・・・あ゛っ・・・あ゛っ・・・ダメエぇ・・ジンジンするうっ、ジンジン・・堪らないっ、堪らないっ・・・。
「淑女の涙」で軽く圧迫され続け、かすかな痺れが続いていた彼女の牝茎の尖った先端が、とうとうジンジンするような、号泣したくなるような甘い快感に変わり始めた。
・・・・にぎいいっ・・雌チ〇ポの先っぽおっ♥・・・ああっ、先っぽおっ♥・・先っぽが溶けるウ・・・アヘエっ~・・トロトロになるうう・・・でも射液しないいぃ!・・・ヒイイッ・・・出来ないいっ!
絶妙に計算された先端の珊瑚の飾りの重さは、牝茎を射液させず、快感だけを与え続ける仕組みになっているのだった。
クロミスの牝茎の先端はビックン!ビックン!と激しく頭を動かし、先端に着けられた「淑女の涙」を勢いよく振り回し続ける。
・・・・はひいっ・・・ハヒイイイッ・・・ああっマ〇コ濡れるっ、子宮溶けるうっ!・・・んぐうっ、塞いでっ・・・塞いで欲しいいいっ!何か硬くてブッといモノでっ・・・塞いで欲しいいいぃ♥
「おひいいっ・・・悔しいいぃ~、ねえっ!誰かっ!誰か居ないのおっ!外しなさいっ、コレっ・・・外しなさいよおっ!」
ついにクロミスは、大声で叫び始めてしまう。
・・・お゛~ッ!・・うおおお゛~っ!・・欲しいいっ!ヂ〇ボほぢい!突いてっ!突っ込んでえっ!誰かあっ!来てっ!・・・早くしてっ、ねえっ!突き刺してええええぇ!・・チ〇ポで突き刺してえぇっ!
ポロポロと大粒の涙を流し、時折、天井を睨んで白目を剥きながら、脳味噌に手を突っ込まれてグチャグチャにかき回されているような感覚の中でクロミスは思った。
・・・・・ああっ・・「淑女の涙」って・・・・こう言うこと・・・だったのねぇ♥
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