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番外編ロビン
ガリアスの告白
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「それは、護衛として?」
俺はもう一度聞き返した。さっきからガリアスが何かひっかかる言い回しが多すぎる気がする。
確かめるためにちゃんと聞いておこう。勘違いしないために!
「護衛…?ああ、護衛か、そういう意味にとったのか?ロビンは。」
ええー!?質問に質問すんなや!
「…え?」
そういう意味に、とは。
護衛として必要という意味じゃないということになりますね。うん。
「そうか…。」
ガリアスは少し俯いて寂しそうに笑った。
あ、この人自己完結しようとしているぞ。終わった感出てるぞ。
でも、ガリアスの散々匂わせる言動にも腹が立つな、はっきり言えばいいのにな。
くそ。こういうのはイラつく。
俺はソファから立ち上がると、ガリアスの隣に座った。ガリアスは俺の行動に驚いて目を丸くする。
「ガリアス、はっきり言った方がいいぞ。でないともう俺帰っちゃうけど。」
俺は、顔をぐいぐいガリアスに近づけて言った。まあ俺は積極的なほうだからな。
ガリアスは俺の顔をじっと見つめてきた。
そのまま鼻と鼻が付くほどの距離になり、ガリアスの唇がゆっくりと俺の唇に触れた。
ただ、触れるだけの軽いキス。
だけど俺の心臓はヤバいほど高鳴ってしまっていた。
自分でもわからないこの鼓動の強さ!
なんだこれ?
ガリアスの唇と俺の唇とはまだ2センチと離れていない。
「…っ…!」
俺は不覚にも真っ赤になった。
何も言わないのにキスはするという、ガリアスの器用なんだか不器用なんだかわからないこのちくはぐ行動に何故か俺はやられた。
「で?何か言うことないの?外交には饒舌な宰相が、何故俺ごときを言葉で落とせない?」
唇の上で俺がまた質問をする。
「ロビンを落とすのは外交よりずっと難しいからだ。初めて会った時から惹かれてた…。」
「ん…、っ。」
ちゅっと何度もリップ音を立ててキスが続く。
ガリアスの手が俺の腰にのびてきた。俺も背の高いガリアスの肩に手を添えてキスに応じていく。
「好きだ。俺のものになれ、ロビン…。」
低い声が心地よすぎるガリアスからの、言葉の少ない愛の告白に俺の胸が疼いた。
ガリアスが俺の首の後ろを支えるように掴んで一層激しいキスになった。
俺はもう一度聞き返した。さっきからガリアスが何かひっかかる言い回しが多すぎる気がする。
確かめるためにちゃんと聞いておこう。勘違いしないために!
「護衛…?ああ、護衛か、そういう意味にとったのか?ロビンは。」
ええー!?質問に質問すんなや!
「…え?」
そういう意味に、とは。
護衛として必要という意味じゃないということになりますね。うん。
「そうか…。」
ガリアスは少し俯いて寂しそうに笑った。
あ、この人自己完結しようとしているぞ。終わった感出てるぞ。
でも、ガリアスの散々匂わせる言動にも腹が立つな、はっきり言えばいいのにな。
くそ。こういうのはイラつく。
俺はソファから立ち上がると、ガリアスの隣に座った。ガリアスは俺の行動に驚いて目を丸くする。
「ガリアス、はっきり言った方がいいぞ。でないともう俺帰っちゃうけど。」
俺は、顔をぐいぐいガリアスに近づけて言った。まあ俺は積極的なほうだからな。
ガリアスは俺の顔をじっと見つめてきた。
そのまま鼻と鼻が付くほどの距離になり、ガリアスの唇がゆっくりと俺の唇に触れた。
ただ、触れるだけの軽いキス。
だけど俺の心臓はヤバいほど高鳴ってしまっていた。
自分でもわからないこの鼓動の強さ!
なんだこれ?
ガリアスの唇と俺の唇とはまだ2センチと離れていない。
「…っ…!」
俺は不覚にも真っ赤になった。
何も言わないのにキスはするという、ガリアスの器用なんだか不器用なんだかわからないこのちくはぐ行動に何故か俺はやられた。
「で?何か言うことないの?外交には饒舌な宰相が、何故俺ごときを言葉で落とせない?」
唇の上で俺がまた質問をする。
「ロビンを落とすのは外交よりずっと難しいからだ。初めて会った時から惹かれてた…。」
「ん…、っ。」
ちゅっと何度もリップ音を立ててキスが続く。
ガリアスの手が俺の腰にのびてきた。俺も背の高いガリアスの肩に手を添えてキスに応じていく。
「好きだ。俺のものになれ、ロビン…。」
低い声が心地よすぎるガリアスからの、言葉の少ない愛の告白に俺の胸が疼いた。
ガリアスが俺の首の後ろを支えるように掴んで一層激しいキスになった。
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