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伝説のゆくえ
★大空えっち
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オリオン号に乗りながらフィリックスが遠くを見つめながら話してくれた。
「ベンは…勝ち気で気が荒くて、小さなエリアスみたいな奴だったんだ。だからエリアスととても気があったし、近くに居すぎると似すぎて合わなくなる。喧嘩ばかりしてたよ。だから恋はすぐ終わったはずだ」
「…俺は気にしてないよ?」
「嘘つけ…お前がエリアスのことをどんなに好きかはわかってるつもりなんだ…俺は2番でいい」
遠い空を見ながらフィリックスがぽそりと話す。
「…2番でいいの?」
俺は顔を上げてフィリックスを見る。フィリックスはしばらく無表情になった。
「…うそ。嫌だ」
少し唇をとがらせたフィリックスが俺をぎゅっと後ろから抱く。
「だけど、不思議とエリアスを蹴落として一人だけ…とは思わないんだ。勝てる気もしないけど…エリアスがシンをどれだけ好きかはわかるんだよ。俺たちはすごい絆で結ばれててね…最高の相棒だからな。だからって、エリアス以外の他の奴にシンが手を出されたら殺意がわくけど」
殺意って!俺は思わずクスっと笑ってしまった。
「…やっと笑ったな。俺もだ…。」
フィリックスが微笑んで腹に廻した手を腰へと進めた。顔と半身を後ろへ向けられた俺はフィリックスに唇を奪われる。ものすごい高度を結構なスピードで飛んでいる最中のキス。まあ、ドラゴンに乗ってる人間は魔法で風圧はうけないんだけど。
「オリオン、そのままラース達のいる別荘へ」
「了解。本番はやるなよ、俺の背中だってこと、忘れるな」
「…えー、ダメ?」
「…好きにしろ」
以上、フィリックスとオリオン号の会話。
ちょちょちょ!ほ、本番て何?
っと思ってたらフィリックスが俺の胸に手を伸ばしてきた。そのまま優しく撫でられて胸の突起を攻め始める。片手で器用にベルトを外し、俺自身を軽く掴み出して手のひらと指で弄びながらで擦り始めた。
え、うそ、こんなとこでやんの!?まさか嘘だろ!?ドラゴンマスターがドラゴンの背中で何をなさってるんですか?
「えっ!オリオン号はダメって言ったじゃん!フィ、フィリックス、こら!」
「いいって言ったし…悪いな、さっきの戦闘でかなり滾ってたらしい。自分を止められないんだ」
そんな…えええ!?
そうこうしてる間に俺は腰を上げられてズボンを下ろされた。ちゃんと俺が落ちないようにしっかり抱いてくれてるから、それはいい。
誰も見てないこんな高度だからといって、恥ずかしげもなく何故に空プレイーーーー!?
フィリーーーーックス!
俺の両腰を持ったフィリックスにゆっくりと引き寄せられる。その先には猛るフィリックスの聖剣が俺をロックオンしていた。
「あ、あぁっ!ンぁっ…!」
ひくつく俺にぐいぐいとフィリックスが押し進んでくる。
くっそ、デカいって!いつも!
フィリックスは座ってるから動けない。だから俺の腰を持ってひたすら揺すられる。ぶるぶると震えながら俺は何度も何度も揺さぶられ、捻られていく。捏ねくり回される快感に何度も音を出して息を吸いながら小さな声で喘ぐ。
ごめんねオリオン号っ…マスターがこんな…!
「あ、あっ、ぁっ…!ぁっ、はぁ…」
腰を浮かされ、ゆさゆさと振られながら鞍の前部分を必死に掴む俺を熱っぽい吐息混じりのフィリックスがガツガツと最奥をえぐってくる。
「あっも、もぅ……あ!」
な、なんか来た…遠くからじわじわと抑えた快感が大きくなっていくけれど、なんだかもどかしい。一気に来てガーッとなればいいのに。
「っ?、!!」
と、思っていたら突然それはピークを迎える。ひたすら身体中に快感が駆け巡って、その嵐に吹き飛ばされないように腹に力を入れた。だけど、抵抗できない甘い気持ちよさにすぐに降参させられてしまう。
「ぁっ…ぁぁん…」
俺は声も出せずガクガクと痙攣しながら鞍を掴むのが精一杯だった。
しばらく快感の余韻がおさまらない。それを見送ったフィリックスがまた俺の腰を引いた。
「なっ!」
まだまだ敏感になっているそこを突き上げられ擦られると、またスイッチが入ってしまう。フィリックスはまだイってなかった…ぁ!荒い息をしながら彼が奥へ入り込んでは荒々しく出ていく。また腰を揺すられた俺は首をのけ反らせて喘いだ。
「はァ…っ!あっ、ぁ、ぁん」
またピークへと突き進む。俺は抗うようにフィリックスを締め付けた。そのとたん彼が低く呻く声がして、びゅるっと中にフィリックスのが出される感触がする。
「ぁ、ぁ…」
「くっ…ぅ、んっ…!」
フィリックスが数回、押し込むように俺の腰を引き付け、その度に軽く震える。
気持ちいい…満たされていく感じ。やっぱり、好きな人に抱かれるの、すごく好き。
「フィリックスぅ…」
「ぅん?」
俺の背中で熱い息をつくフィリックスを振り返った。
「すき…って言って?」
「好き…!」
俺の小声のお願いに、フィリックスがぎゅっと抱き締めてきた。
「好き。すごく好き。これ以上ないってくらい、好き、大好き」
ぎゅうぎゅうと抱き締めて、俺の肩に顔を埋めるフィリックスが何度も好きって言ってくれる。
山奥のそれもとにかく山奥の、国境のそばにあるエリアスの別宅に着いたのはそれから一時間ほど経ってからだった。俺はフィリックスの胸に抱かれて眠ってしまっていた。
そうして抱かれながら、額や頬にフィリックスが何度もキスをしてくれたのを、寝ぼけながらも少しは覚えていた。
「ベンは…勝ち気で気が荒くて、小さなエリアスみたいな奴だったんだ。だからエリアスととても気があったし、近くに居すぎると似すぎて合わなくなる。喧嘩ばかりしてたよ。だから恋はすぐ終わったはずだ」
「…俺は気にしてないよ?」
「嘘つけ…お前がエリアスのことをどんなに好きかはわかってるつもりなんだ…俺は2番でいい」
遠い空を見ながらフィリックスがぽそりと話す。
「…2番でいいの?」
俺は顔を上げてフィリックスを見る。フィリックスはしばらく無表情になった。
「…うそ。嫌だ」
少し唇をとがらせたフィリックスが俺をぎゅっと後ろから抱く。
「だけど、不思議とエリアスを蹴落として一人だけ…とは思わないんだ。勝てる気もしないけど…エリアスがシンをどれだけ好きかはわかるんだよ。俺たちはすごい絆で結ばれててね…最高の相棒だからな。だからって、エリアス以外の他の奴にシンが手を出されたら殺意がわくけど」
殺意って!俺は思わずクスっと笑ってしまった。
「…やっと笑ったな。俺もだ…。」
フィリックスが微笑んで腹に廻した手を腰へと進めた。顔と半身を後ろへ向けられた俺はフィリックスに唇を奪われる。ものすごい高度を結構なスピードで飛んでいる最中のキス。まあ、ドラゴンに乗ってる人間は魔法で風圧はうけないんだけど。
「オリオン、そのままラース達のいる別荘へ」
「了解。本番はやるなよ、俺の背中だってこと、忘れるな」
「…えー、ダメ?」
「…好きにしろ」
以上、フィリックスとオリオン号の会話。
ちょちょちょ!ほ、本番て何?
っと思ってたらフィリックスが俺の胸に手を伸ばしてきた。そのまま優しく撫でられて胸の突起を攻め始める。片手で器用にベルトを外し、俺自身を軽く掴み出して手のひらと指で弄びながらで擦り始めた。
え、うそ、こんなとこでやんの!?まさか嘘だろ!?ドラゴンマスターがドラゴンの背中で何をなさってるんですか?
「えっ!オリオン号はダメって言ったじゃん!フィ、フィリックス、こら!」
「いいって言ったし…悪いな、さっきの戦闘でかなり滾ってたらしい。自分を止められないんだ」
そんな…えええ!?
そうこうしてる間に俺は腰を上げられてズボンを下ろされた。ちゃんと俺が落ちないようにしっかり抱いてくれてるから、それはいい。
誰も見てないこんな高度だからといって、恥ずかしげもなく何故に空プレイーーーー!?
フィリーーーーックス!
俺の両腰を持ったフィリックスにゆっくりと引き寄せられる。その先には猛るフィリックスの聖剣が俺をロックオンしていた。
「あ、あぁっ!ンぁっ…!」
ひくつく俺にぐいぐいとフィリックスが押し進んでくる。
くっそ、デカいって!いつも!
フィリックスは座ってるから動けない。だから俺の腰を持ってひたすら揺すられる。ぶるぶると震えながら俺は何度も何度も揺さぶられ、捻られていく。捏ねくり回される快感に何度も音を出して息を吸いながら小さな声で喘ぐ。
ごめんねオリオン号っ…マスターがこんな…!
「あ、あっ、ぁっ…!ぁっ、はぁ…」
腰を浮かされ、ゆさゆさと振られながら鞍の前部分を必死に掴む俺を熱っぽい吐息混じりのフィリックスがガツガツと最奥をえぐってくる。
「あっも、もぅ……あ!」
な、なんか来た…遠くからじわじわと抑えた快感が大きくなっていくけれど、なんだかもどかしい。一気に来てガーッとなればいいのに。
「っ?、!!」
と、思っていたら突然それはピークを迎える。ひたすら身体中に快感が駆け巡って、その嵐に吹き飛ばされないように腹に力を入れた。だけど、抵抗できない甘い気持ちよさにすぐに降参させられてしまう。
「ぁっ…ぁぁん…」
俺は声も出せずガクガクと痙攣しながら鞍を掴むのが精一杯だった。
しばらく快感の余韻がおさまらない。それを見送ったフィリックスがまた俺の腰を引いた。
「なっ!」
まだまだ敏感になっているそこを突き上げられ擦られると、またスイッチが入ってしまう。フィリックスはまだイってなかった…ぁ!荒い息をしながら彼が奥へ入り込んでは荒々しく出ていく。また腰を揺すられた俺は首をのけ反らせて喘いだ。
「はァ…っ!あっ、ぁ、ぁん」
またピークへと突き進む。俺は抗うようにフィリックスを締め付けた。そのとたん彼が低く呻く声がして、びゅるっと中にフィリックスのが出される感触がする。
「ぁ、ぁ…」
「くっ…ぅ、んっ…!」
フィリックスが数回、押し込むように俺の腰を引き付け、その度に軽く震える。
気持ちいい…満たされていく感じ。やっぱり、好きな人に抱かれるの、すごく好き。
「フィリックスぅ…」
「ぅん?」
俺の背中で熱い息をつくフィリックスを振り返った。
「すき…って言って?」
「好き…!」
俺の小声のお願いに、フィリックスがぎゅっと抱き締めてきた。
「好き。すごく好き。これ以上ないってくらい、好き、大好き」
ぎゅうぎゅうと抱き締めて、俺の肩に顔を埋めるフィリックスが何度も好きって言ってくれる。
山奥のそれもとにかく山奥の、国境のそばにあるエリアスの別宅に着いたのはそれから一時間ほど経ってからだった。俺はフィリックスの胸に抱かれて眠ってしまっていた。
そうして抱かれながら、額や頬にフィリックスが何度もキスをしてくれたのを、寝ぼけながらも少しは覚えていた。
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