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たまご粥
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124 たまご粥
フェルを起こして今日も市場まで走る。
ラウルさんにバターのお礼を言って、いつものようにタマゴと牛乳を買う。
お肉屋さんに寄ってベーコンを少し多めに買った。
ゴードンさんのところにも寄って少し野菜を買い足した。今日はコンソメ作りにもう一度挑戦するつもりでいる。
炊き込みごはんを今日は作った。なんとなく食べたくなってしまったのだ。
炊き込みごはんのおにぎりは中身を変えて3種類。
高菜のような野菜の炒め物、塩鮭、そして唐揚げを入れてみた。
炊き込みごはんなので卵焼きにして、腸詰とおひたし、リンゴをいっぱい弁当箱に詰めた。リンゴはウサギの形に切ってみた。喜んでくれると良いな。
朝ごはんは残った炊き込みごはんとお味噌汁。時間がなくておかずまでは作れなかった。
フェルと一緒に家を出てギルド前で別れる。
店についたらいつものように窓を開けて回る。スープの出汁を用意して、煮込んでいる間、さっさと店の掃除を終わらせる。
今日のスープは基本的な鶏肉のスープだった。レシピは少し香草の使い方が僕と違っていた。
野菜の皮を剥きながら香草の組み合わせのことを考えていた。なんとなくこういうことかなと想像していたらロイが出勤して来た。
「ごめんなさい。遅くなったっす。母さんが風邪を引いちゃってなかなか店の仕事を抜けられなくて。申し訳ないけど、夜の仕込みが終わったら今日は早めに帰らせて欲しいっす。様子をみて酷かったら医者を呼ぼうと思ってるんで」
「全然構わないよ。お母さん大丈夫?」
「朝は少し落ち着いてたけど、昨夜はけっこう熱が高かったので少し心配なんすよ」
「そしたら帰る時にお粥を作ってあげるよ。僕のじいちゃんの故郷の回復食なんだ。栄養があるから体にいいと思うよ」
ロイに作ってあげるお粥のために、少しスープ用の出汁を取り分けておいた。
取り分けた分少しお湯を足した。
出汁がらは邪魔にならないところに置いておいて、スープを作り始める。
具材を順番に入れて煮込んでいく。特に香草を入れるタイミングは気を使ってスープを仕上げた。うん。よくできたと思う。
たぶん今日のレシピの意図はこういうことだと思う。師匠がなんて言うかはわからないけど。気づいたことや香草の組み合わせで考えさせられたことはメモにとっておく。
そのあと手早くハンバーグを成形した。だいぶ慣れて来たと思う。思ったより時間がかからずに終わった。何故だかわからないけど、最近ハンバーグの成形のやり方を体が覚えている気がする。何も考えなくても体が動くんだ。
余った時間でロールキャベツとビーフシチューの出汁を作った。このまま1時間ほど煮込んで火を止めておけば、しっかりした出汁が取れてるはず。
今日はソースも作らなくちゃいけないからな。できることは早めに済ませておこう。ボウルを食糧庫に持っていって、夜の仕込みで使う野菜も取り分けて置いておいた。
サンドラ姉さんも出勤して来た。姉さんにサラダをどうするか指示をもらって準備する。
師匠も来たのでスープの味を見てもらった。師匠は問題ないと一言だけ言った。
今日は僕はスープの提供を任せられた。それに加えて定食の付け合わせの盛り込みもやることになった。タイミング良くやらないと付け合わせが冷めてしまう。集中して頑張ろう。
昼の営業が始まる。ロイがサラダとパンをやってくれるので、作業に集中できる。
材料が足りなくなったらその都度補充して、師匠の仕事を目に焼き付けるようにして見た。師匠は今日はハンバーグを焼いている。
昼の営業が終わる。
今日はお客さんが多かった。用意していたハンバーグのタネがほとんどなくなってしまった。ハンバーグの補充用のみじん切りを必死で刻む。
お米を1合だけ研いで水につけておいた。お昼ご飯を食べている間お粥を作ろうと思う。
「何それ、お米?どうするのそんなの」
サンドラ姉さんが不思議そうに聞いてきた。
「ロイのお母さんが風邪を引いたそうなんで、これで回復食を作るんです。僕のじいちゃんの故郷の料理なんです」
「東の国だとお米が主食とは聞いてるけど、おじいさまは東の国の出身なの?」
「なんか駆け落ちして国を飛び出して来たらしいですよ。ばあちゃんは僕が生まれる前に亡くなってましたけど、美人だったそうです」
「アナタも可愛い顔してるからね。おばあさまもさぞ美人だったんでしょうね」
少し冷や汗が出た。違うよね。サンドラ姉さん。
「姿絵とかあれば良かったんですけどね。じいちゃんも書いて貰えば良かったって言ってました」
僕の刻んだ玉ねぎとニンジンをサンドラ姉さんは炒めてくれている。
今日は師匠が賄いを作ってくれている。
今日はハンバーグだ。ソースを聞かれたのでデミグラスソースでお願いした。ちょうど食べたいと思っていたから嬉しい。
少し時間ができたので出汁がらの食べられる部分を取り分けた。
出汁を多めに入れてお米を炊く。
その間に賄いを食べる。
思えば師匠の作ったハンバーグ食べたの初めてかも。僕が店に行った時はいつもサンドラ姉さんが作ってくれていた気がする。
師匠の作ったハンバーグはナイフを入れると肉汁がブワっと溢れてくる。
「やっぱりクライブが作ると美味しいわね。アタシがこれをやると料理を出すのが遅くなっちゃうのよ」
最初にぎゅって両面を焼いちゃうからかな?そのあとじっくり火を通すんだ。
でもあんまり弱い火だとこうならないよね。だから少し表面が焦げるんだ。きっと蒸し焼きの仕方もサンドラ姉さんとは少し違うんだと思う。師匠は肉にお酒をかけずに肉の周りにかけていた。仕上げの時に。
後でノートに書いておこう。
「ケイ、終わったらソースを作っとけ。ロールキャベツは俺がやっておいてやる。今日はビーフシチューだけ作っとけ」
ビーフシチューの下拵えはもうほとんど終わっている。お昼の営業の最後に進めてしまっていた。
ロールキャベツも実はスープはもう出来ている。
みんなにソースの作り方を教えながら1回目のソースを作った。ロイが珍しくメモをとっている。
「そういやお前、3男とはどう言う関係だ?醤油を買いに行ったら前の半額で売ってきたぞ」
「3男はいい友達ですよ。出会ってすぐに僕たちの寝てるところに泊まりに来たんです。ご飯をご馳走したらそのあといろいろ良くしてくれて。買い物したらいっぱい値引きしてくれたんです。あのころ王都に来たばかりだったからお金がなくて、とても助かりました」
「……そういやお前どこに住んでんだ?」
「今はスラムでテントを張ってフェルと暮らしてます。けっこう快適ですよ」
「テントって……アンタ。いろいろまずいでしょ」
「部屋を探そうとしたんですけどね。今、物件がないみたいで、でもゼランドさんが今探してくれてます。そしたらテント生活も終わりですね」
「たくましいと言うか、なんと言うか……アンタ達ほんとに変わってるわね」
お粥を味見して、少し醤油を入れた。
タマゴを2個ザルで濾しながら溶き入れて火を止める。
温め直した時に火が通ればいいだろう。
刻んだ梅干しとネギをおにぎりに使っている油紙に包んで、お粥の鍋と一緒にロイに渡した。
「ロイ、お家で食べる前に温めて食べてね。その時に少し中身をかき混ぜて。出来上がったらこの包みの中に入っているのを上に載せると美味しいよ」
「ありがたいっす。美味しそうっすね。きっと母さんも喜ぶっす」
お粥には刻んだキノコも入れてある。栄養はあるだろう。早くよくなってくれたら良いな。
「醤油か……難しいな。ソースに使う量くらいなら問題無いが、他の料理に使うのはな。原価があがっちまう」
「使いすぎなければいいんじゃないの?3男だって安く売ってくれたんでしょう?」
「3男も馬鹿じゃ無いから、次仕入れる時は安く手に入れてくると思いますよ。今回は仕入れの道筋を作るために、東の国の人たちにお酒をご馳走したらしいんです。かなりやり過ぎちゃったらしいですが。それで仕入れ値があがっちゃったみたいです」
「店で使うとしたら今の仕入れ値が限界だな。これからどう使うかはやりながら考えるか」
出来上がったウスターソースは瓶詰めして食糧庫に入れておいた。
1週間ほど寝かせれば完成だ。週1回作ればいいと思う。
ビーフシチューを作りながら師匠がロールキャベツを作る様子を観察した。僕の包み方と、少し違うみたい。最後に横の葉っぱを押し込むように入れてキャベツで最後結ぶみたいに口を閉じている。僕の包み方だとつまようじが必要だけど、師匠が作ると要らないみたいだ。
挽肉に入れたみじん切りもハンバーグより少し大きめにしていた。やっぱりあれで良かったんだ。
師匠がロールキャベツのスープを味見して、少し手直しした。後でこっそりスプーンで掬って舐めた。
ビーフシチューの味を見てもらい、問題ないとまた一言だけ言われる。
姉さんにサラダの作り方を聞いてその通りに作った。
仕込みが終わったころフェルが来た。
どうだったと聞いたら、集落周辺のゴブリンを全部掃討してきたそうだ。赤い風と一緒だものね。さぞ凄かったのだろう。
フェルと夜のメニューを確認しあったら営業開始だ。
フェルを起こして今日も市場まで走る。
ラウルさんにバターのお礼を言って、いつものようにタマゴと牛乳を買う。
お肉屋さんに寄ってベーコンを少し多めに買った。
ゴードンさんのところにも寄って少し野菜を買い足した。今日はコンソメ作りにもう一度挑戦するつもりでいる。
炊き込みごはんを今日は作った。なんとなく食べたくなってしまったのだ。
炊き込みごはんのおにぎりは中身を変えて3種類。
高菜のような野菜の炒め物、塩鮭、そして唐揚げを入れてみた。
炊き込みごはんなので卵焼きにして、腸詰とおひたし、リンゴをいっぱい弁当箱に詰めた。リンゴはウサギの形に切ってみた。喜んでくれると良いな。
朝ごはんは残った炊き込みごはんとお味噌汁。時間がなくておかずまでは作れなかった。
フェルと一緒に家を出てギルド前で別れる。
店についたらいつものように窓を開けて回る。スープの出汁を用意して、煮込んでいる間、さっさと店の掃除を終わらせる。
今日のスープは基本的な鶏肉のスープだった。レシピは少し香草の使い方が僕と違っていた。
野菜の皮を剥きながら香草の組み合わせのことを考えていた。なんとなくこういうことかなと想像していたらロイが出勤して来た。
「ごめんなさい。遅くなったっす。母さんが風邪を引いちゃってなかなか店の仕事を抜けられなくて。申し訳ないけど、夜の仕込みが終わったら今日は早めに帰らせて欲しいっす。様子をみて酷かったら医者を呼ぼうと思ってるんで」
「全然構わないよ。お母さん大丈夫?」
「朝は少し落ち着いてたけど、昨夜はけっこう熱が高かったので少し心配なんすよ」
「そしたら帰る時にお粥を作ってあげるよ。僕のじいちゃんの故郷の回復食なんだ。栄養があるから体にいいと思うよ」
ロイに作ってあげるお粥のために、少しスープ用の出汁を取り分けておいた。
取り分けた分少しお湯を足した。
出汁がらは邪魔にならないところに置いておいて、スープを作り始める。
具材を順番に入れて煮込んでいく。特に香草を入れるタイミングは気を使ってスープを仕上げた。うん。よくできたと思う。
たぶん今日のレシピの意図はこういうことだと思う。師匠がなんて言うかはわからないけど。気づいたことや香草の組み合わせで考えさせられたことはメモにとっておく。
そのあと手早くハンバーグを成形した。だいぶ慣れて来たと思う。思ったより時間がかからずに終わった。何故だかわからないけど、最近ハンバーグの成形のやり方を体が覚えている気がする。何も考えなくても体が動くんだ。
余った時間でロールキャベツとビーフシチューの出汁を作った。このまま1時間ほど煮込んで火を止めておけば、しっかりした出汁が取れてるはず。
今日はソースも作らなくちゃいけないからな。できることは早めに済ませておこう。ボウルを食糧庫に持っていって、夜の仕込みで使う野菜も取り分けて置いておいた。
サンドラ姉さんも出勤して来た。姉さんにサラダをどうするか指示をもらって準備する。
師匠も来たのでスープの味を見てもらった。師匠は問題ないと一言だけ言った。
今日は僕はスープの提供を任せられた。それに加えて定食の付け合わせの盛り込みもやることになった。タイミング良くやらないと付け合わせが冷めてしまう。集中して頑張ろう。
昼の営業が始まる。ロイがサラダとパンをやってくれるので、作業に集中できる。
材料が足りなくなったらその都度補充して、師匠の仕事を目に焼き付けるようにして見た。師匠は今日はハンバーグを焼いている。
昼の営業が終わる。
今日はお客さんが多かった。用意していたハンバーグのタネがほとんどなくなってしまった。ハンバーグの補充用のみじん切りを必死で刻む。
お米を1合だけ研いで水につけておいた。お昼ご飯を食べている間お粥を作ろうと思う。
「何それ、お米?どうするのそんなの」
サンドラ姉さんが不思議そうに聞いてきた。
「ロイのお母さんが風邪を引いたそうなんで、これで回復食を作るんです。僕のじいちゃんの故郷の料理なんです」
「東の国だとお米が主食とは聞いてるけど、おじいさまは東の国の出身なの?」
「なんか駆け落ちして国を飛び出して来たらしいですよ。ばあちゃんは僕が生まれる前に亡くなってましたけど、美人だったそうです」
「アナタも可愛い顔してるからね。おばあさまもさぞ美人だったんでしょうね」
少し冷や汗が出た。違うよね。サンドラ姉さん。
「姿絵とかあれば良かったんですけどね。じいちゃんも書いて貰えば良かったって言ってました」
僕の刻んだ玉ねぎとニンジンをサンドラ姉さんは炒めてくれている。
今日は師匠が賄いを作ってくれている。
今日はハンバーグだ。ソースを聞かれたのでデミグラスソースでお願いした。ちょうど食べたいと思っていたから嬉しい。
少し時間ができたので出汁がらの食べられる部分を取り分けた。
出汁を多めに入れてお米を炊く。
その間に賄いを食べる。
思えば師匠の作ったハンバーグ食べたの初めてかも。僕が店に行った時はいつもサンドラ姉さんが作ってくれていた気がする。
師匠の作ったハンバーグはナイフを入れると肉汁がブワっと溢れてくる。
「やっぱりクライブが作ると美味しいわね。アタシがこれをやると料理を出すのが遅くなっちゃうのよ」
最初にぎゅって両面を焼いちゃうからかな?そのあとじっくり火を通すんだ。
でもあんまり弱い火だとこうならないよね。だから少し表面が焦げるんだ。きっと蒸し焼きの仕方もサンドラ姉さんとは少し違うんだと思う。師匠は肉にお酒をかけずに肉の周りにかけていた。仕上げの時に。
後でノートに書いておこう。
「ケイ、終わったらソースを作っとけ。ロールキャベツは俺がやっておいてやる。今日はビーフシチューだけ作っとけ」
ビーフシチューの下拵えはもうほとんど終わっている。お昼の営業の最後に進めてしまっていた。
ロールキャベツも実はスープはもう出来ている。
みんなにソースの作り方を教えながら1回目のソースを作った。ロイが珍しくメモをとっている。
「そういやお前、3男とはどう言う関係だ?醤油を買いに行ったら前の半額で売ってきたぞ」
「3男はいい友達ですよ。出会ってすぐに僕たちの寝てるところに泊まりに来たんです。ご飯をご馳走したらそのあといろいろ良くしてくれて。買い物したらいっぱい値引きしてくれたんです。あのころ王都に来たばかりだったからお金がなくて、とても助かりました」
「……そういやお前どこに住んでんだ?」
「今はスラムでテントを張ってフェルと暮らしてます。けっこう快適ですよ」
「テントって……アンタ。いろいろまずいでしょ」
「部屋を探そうとしたんですけどね。今、物件がないみたいで、でもゼランドさんが今探してくれてます。そしたらテント生活も終わりですね」
「たくましいと言うか、なんと言うか……アンタ達ほんとに変わってるわね」
お粥を味見して、少し醤油を入れた。
タマゴを2個ザルで濾しながら溶き入れて火を止める。
温め直した時に火が通ればいいだろう。
刻んだ梅干しとネギをおにぎりに使っている油紙に包んで、お粥の鍋と一緒にロイに渡した。
「ロイ、お家で食べる前に温めて食べてね。その時に少し中身をかき混ぜて。出来上がったらこの包みの中に入っているのを上に載せると美味しいよ」
「ありがたいっす。美味しそうっすね。きっと母さんも喜ぶっす」
お粥には刻んだキノコも入れてある。栄養はあるだろう。早くよくなってくれたら良いな。
「醤油か……難しいな。ソースに使う量くらいなら問題無いが、他の料理に使うのはな。原価があがっちまう」
「使いすぎなければいいんじゃないの?3男だって安く売ってくれたんでしょう?」
「3男も馬鹿じゃ無いから、次仕入れる時は安く手に入れてくると思いますよ。今回は仕入れの道筋を作るために、東の国の人たちにお酒をご馳走したらしいんです。かなりやり過ぎちゃったらしいですが。それで仕入れ値があがっちゃったみたいです」
「店で使うとしたら今の仕入れ値が限界だな。これからどう使うかはやりながら考えるか」
出来上がったウスターソースは瓶詰めして食糧庫に入れておいた。
1週間ほど寝かせれば完成だ。週1回作ればいいと思う。
ビーフシチューを作りながら師匠がロールキャベツを作る様子を観察した。僕の包み方と、少し違うみたい。最後に横の葉っぱを押し込むように入れてキャベツで最後結ぶみたいに口を閉じている。僕の包み方だとつまようじが必要だけど、師匠が作ると要らないみたいだ。
挽肉に入れたみじん切りもハンバーグより少し大きめにしていた。やっぱりあれで良かったんだ。
師匠がロールキャベツのスープを味見して、少し手直しした。後でこっそりスプーンで掬って舐めた。
ビーフシチューの味を見てもらい、問題ないとまた一言だけ言われる。
姉さんにサラダの作り方を聞いてその通りに作った。
仕込みが終わったころフェルが来た。
どうだったと聞いたら、集落周辺のゴブリンを全部掃討してきたそうだ。赤い風と一緒だものね。さぞ凄かったのだろう。
フェルと夜のメニューを確認しあったら営業開始だ。
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