31 / 236
弓
しおりを挟む
31 弓
3男に言われた通り中央に出て、西門行きの馬車に乗る。乗合馬車の料金は1人銅貨1枚だった。
乗って20分くらいで西門に着く。
そこから北に向かって5分ほど行けば、3男が言っていた通りたくさんの木材が立てかけてある広い敷地の工房があった。
建物の中に入ると暇そうにしている髭もじゃのドワーフが座っていた。
「いらっしゃい。どうした坊主なんか用か?」
髭もじゃのドワーフが僕らを睨む。ちょっと怖い。
「3男に言われて来たんですけど、木製の盾を作って欲しくて」
「おう、なんだよ3男の知り合いか?坊主の年で家なんて建てるわけねーから、何事かと思ったじゃねーか。木製の盾か。あーそうか、わかったぞ、坊主、冒険者になったばかりか。ちゃんとした装備が手に入るまで木製の装備で凌ぐつもりだろ。今どき珍しいやつだな」
髭もじゃのドワーフはそう言って大きな口を開けて笑った。
「そうなんです。お金がなくって。でも危険はできるだけ避けたくて、盾はこの子に装備させたいんですが、あんまり壊れやすいものじゃなくて、ある程度は丈夫なものを持たせたいんです」
「なるほどな、坊主、それはいい心掛けってやつだ。良いぜ、暇だし作ってやるよ。それで予算はいくらだ?いくらまでなら出せる?」
「できれば銅貨で買える範囲の値段がいいんですけど、銀貨1枚くらいなら出せます。いえ、命を守るものだからもう少し高くても構いません」
そう言うと髭もじゃのドワーフは感心した様子で自分の顎に手を当てた。
「なるほど、坊主、よくわかってんじゃねーか。さすがにそんなに高くはならねーよ。銀貨1枚出せるか?いい素材で作れば結構高いが、捨てちまう廃材でいいの選んで作ってやるよ。外側に金属も貼ってやるから下手な盾より頑丈だぜ」
髭もじゃのドワーフは立ち上がって、工房の中の素材を探し始めた。
「キラーウルフの爪で壊れちまうようじゃそんなの盾でもなんでもねー。ただの飾りだ。オークの棍棒を受けても壊れないような頑丈なやつ作ってやるから安心しな。さすがに剣だと壊れちまうかもしれねーが、まあ嬢ちゃんの腕前なら問題ねーだろ。ただ、魔法にだけは気をつけろよ。硬いと言っても所詮は木だからな。ファイアボールを何発も受ければ燃えちまう。おっと自己紹介がまだだったな。俺の名前はライツって言うんだ。すぐできるからそこで待ってろよ」
そう言ってライツは店の奥に素材を取りに行った。
工房の隅に弓がいくつか並んでいる。
その中の一つが気になって手に取って少し引いてみる。結構硬い。
「おう、坊主それに目をつけたのか。それはまだ坊主には早えと思うぜ」
ライツが戻ってきた。
「それは俺の自信作だ。おめえがそれを引けるようになったら売ってやっても良いぜ、試しにちょっと引いてみるか?」
そう言われて、ちょっと広いところで弓を構える。きついけどなんとか引けた。
そのままなんとなく心の的に狙いをつけて、矢をつがえてない弓の弦から指を離した。パキンと高い音がして、狙った的に当たった感覚になる。
いい弓だけど、僕の筋力ではあと2、3度撃てば力尽きてしまいそうだ。
「おう、なかなか様になってんじゃねぇか。坊主、弓の腕前は結構いい線いってんな。ちゃんとした弓を使えばきっとオークだって殺せるぜ。そいつは銀貨15枚だ。けっこういい素材を使って趣味で作ったもんだけどな。素材は俺が取って来たやつだし、銀貨15枚はまあ、オレの技術料だな」
銀貨15枚の弓なんて買えないよ。
そんなにお金が使えるんならフェルにもっといい装備をあげられるはず。
「ライツさん。僕にはまだ少し早いと思います。この弓がちゃんと使えるようになったら売ってください」
「いいだろう。俺はおまえさんが気に入った。そのときが来たら店に来い。それまで残しておいてやるから」
そう言ってライツは笑顔になった。
「さて嬢ちゃんの盾だが、腰のものを見る限り得物は片手剣だな。だが、たまに両手でも使うんだろ?盾って言ってもあんまりデカいやつじゃなくて、相手をいなしたり、体勢を崩したりするのに使う感じでいいか?」
フェルが驚いた表情で頷く。
「よしわかった。30分で作ってやる」
そう言ってライツはあっという間にフェルの盾を作ってくれた。腕に固定する側のベルトの長さを、実際にフェルの腕にあてがって測ると、慣れた手つきでそのベルトを盾に固定する。
「昔はな、鉄も高かったから木の盾を装備するやつはいっぱいいたんだ。いい木工の職人もいっぱいいたからな。戦争が終わって鉄の値段も安くなって、いつの間にか木工職人の数も少なくなっちまった。技術ってのは使う人間がいねえとすぐに廃れちまうんだ。ほら、自信作だぜ、この場でつけてみろと言いたいが、革のところの接着剤がまだ乾いてないからな。明日まで我慢しろ」
そう言ってライツは鉄板を貼り付けた新品の盾を僕に渡した。持ってみると意外に軽かった。フェルも持ってみてその軽さに納得したように頷く。
マジックバッグに盾を入れて、ライツに銀貨1枚渡し、お礼を言って工房をあとにした。
3男に言われた通り中央に出て、西門行きの馬車に乗る。乗合馬車の料金は1人銅貨1枚だった。
乗って20分くらいで西門に着く。
そこから北に向かって5分ほど行けば、3男が言っていた通りたくさんの木材が立てかけてある広い敷地の工房があった。
建物の中に入ると暇そうにしている髭もじゃのドワーフが座っていた。
「いらっしゃい。どうした坊主なんか用か?」
髭もじゃのドワーフが僕らを睨む。ちょっと怖い。
「3男に言われて来たんですけど、木製の盾を作って欲しくて」
「おう、なんだよ3男の知り合いか?坊主の年で家なんて建てるわけねーから、何事かと思ったじゃねーか。木製の盾か。あーそうか、わかったぞ、坊主、冒険者になったばかりか。ちゃんとした装備が手に入るまで木製の装備で凌ぐつもりだろ。今どき珍しいやつだな」
髭もじゃのドワーフはそう言って大きな口を開けて笑った。
「そうなんです。お金がなくって。でも危険はできるだけ避けたくて、盾はこの子に装備させたいんですが、あんまり壊れやすいものじゃなくて、ある程度は丈夫なものを持たせたいんです」
「なるほどな、坊主、それはいい心掛けってやつだ。良いぜ、暇だし作ってやるよ。それで予算はいくらだ?いくらまでなら出せる?」
「できれば銅貨で買える範囲の値段がいいんですけど、銀貨1枚くらいなら出せます。いえ、命を守るものだからもう少し高くても構いません」
そう言うと髭もじゃのドワーフは感心した様子で自分の顎に手を当てた。
「なるほど、坊主、よくわかってんじゃねーか。さすがにそんなに高くはならねーよ。銀貨1枚出せるか?いい素材で作れば結構高いが、捨てちまう廃材でいいの選んで作ってやるよ。外側に金属も貼ってやるから下手な盾より頑丈だぜ」
髭もじゃのドワーフは立ち上がって、工房の中の素材を探し始めた。
「キラーウルフの爪で壊れちまうようじゃそんなの盾でもなんでもねー。ただの飾りだ。オークの棍棒を受けても壊れないような頑丈なやつ作ってやるから安心しな。さすがに剣だと壊れちまうかもしれねーが、まあ嬢ちゃんの腕前なら問題ねーだろ。ただ、魔法にだけは気をつけろよ。硬いと言っても所詮は木だからな。ファイアボールを何発も受ければ燃えちまう。おっと自己紹介がまだだったな。俺の名前はライツって言うんだ。すぐできるからそこで待ってろよ」
そう言ってライツは店の奥に素材を取りに行った。
工房の隅に弓がいくつか並んでいる。
その中の一つが気になって手に取って少し引いてみる。結構硬い。
「おう、坊主それに目をつけたのか。それはまだ坊主には早えと思うぜ」
ライツが戻ってきた。
「それは俺の自信作だ。おめえがそれを引けるようになったら売ってやっても良いぜ、試しにちょっと引いてみるか?」
そう言われて、ちょっと広いところで弓を構える。きついけどなんとか引けた。
そのままなんとなく心の的に狙いをつけて、矢をつがえてない弓の弦から指を離した。パキンと高い音がして、狙った的に当たった感覚になる。
いい弓だけど、僕の筋力ではあと2、3度撃てば力尽きてしまいそうだ。
「おう、なかなか様になってんじゃねぇか。坊主、弓の腕前は結構いい線いってんな。ちゃんとした弓を使えばきっとオークだって殺せるぜ。そいつは銀貨15枚だ。けっこういい素材を使って趣味で作ったもんだけどな。素材は俺が取って来たやつだし、銀貨15枚はまあ、オレの技術料だな」
銀貨15枚の弓なんて買えないよ。
そんなにお金が使えるんならフェルにもっといい装備をあげられるはず。
「ライツさん。僕にはまだ少し早いと思います。この弓がちゃんと使えるようになったら売ってください」
「いいだろう。俺はおまえさんが気に入った。そのときが来たら店に来い。それまで残しておいてやるから」
そう言ってライツは笑顔になった。
「さて嬢ちゃんの盾だが、腰のものを見る限り得物は片手剣だな。だが、たまに両手でも使うんだろ?盾って言ってもあんまりデカいやつじゃなくて、相手をいなしたり、体勢を崩したりするのに使う感じでいいか?」
フェルが驚いた表情で頷く。
「よしわかった。30分で作ってやる」
そう言ってライツはあっという間にフェルの盾を作ってくれた。腕に固定する側のベルトの長さを、実際にフェルの腕にあてがって測ると、慣れた手つきでそのベルトを盾に固定する。
「昔はな、鉄も高かったから木の盾を装備するやつはいっぱいいたんだ。いい木工の職人もいっぱいいたからな。戦争が終わって鉄の値段も安くなって、いつの間にか木工職人の数も少なくなっちまった。技術ってのは使う人間がいねえとすぐに廃れちまうんだ。ほら、自信作だぜ、この場でつけてみろと言いたいが、革のところの接着剤がまだ乾いてないからな。明日まで我慢しろ」
そう言ってライツは鉄板を貼り付けた新品の盾を僕に渡した。持ってみると意外に軽かった。フェルも持ってみてその軽さに納得したように頷く。
マジックバッグに盾を入れて、ライツに銀貨1枚渡し、お礼を言って工房をあとにした。
44
お気に入りに追加
230
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
最弱賢者の転生者 ~四度目の人生で最強になりました~
木嶋隆太
ファンタジー
生まれ持った職業によって優劣が決まる世界で、ロワールは僧侶という下級職として生まれた。下級職だったため、あっさりと死んでしまったロワールだったが、彼は転生した。――最強と呼ばれる『賢者』として。転生した世界はロワールの時代よりも遥かに魔法のレベルが落ちた世界であり、『賢者』は最弱の職業として知られていた。見下され、バカにされるロワールだったが、彼は世界の常識を破壊するように大活躍し、成り上がっていく。※こちらの作品は、「カクヨム」、「小説家になろう」にも投稿しています。
鍵の王~才能を奪うスキルを持って生まれた僕は才能を与える王族の王子だったので、裏から国を支配しようと思います~
真心糸
ファンタジー
【あらすじ】
ジュナリュシア・キーブレスは、キーブレス王国の第十七王子として生を受けた。
キーブレス王国は、スキル至上主義を掲げており、高ランクのスキルを持つ者が権力を持ち、低ランクの者はゴミのように虐げられる国だった。そして、ジュナの一族であるキーブレス王家は、魔法などのスキルを他人に授与することができる特殊能力者の一族で、ジュナも同様の能力が発現することが期待された。
しかし、スキル鑑定式の日、ジュナが鑑定士に言い渡された能力は《スキル無し》。これと同じ日に第五王女ピアーチェスに言い渡された能力は《Eランクのギフトキー》。
つまり、スキル至上主義のキーブレス王国では、死刑宣告にも等しい鑑定結果であった。他の王子たちは、Cランク以上のギフトキーを所持していることもあり、ジュナとピアーチェスはひどい差別を受けることになる。
お互いに近い境遇ということもあり、身を寄せ合うようになる2人。すぐに仲良くなった2人だったが、ある日、別の兄弟から命を狙われる事件が起き、窮地に立たされたジュナは、隠された能力《他人からスキルを奪う能力》が覚醒する。
この事件をきっかけに、ジュナは考えを改めた。この国で自分と姉が生きていくには、クズな王族たちからスキルを奪って裏から国を支配するしかない、と。
これは、スキル至上主義の王国で、自分たちが生き延びるために闇組織を結成し、裏から王国を支配していく物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+様でも掲載しています。
せっかく異世界に転生できたんだから、急いで生きる必要なんてないよね?ー明日も俺はスローなライフを謳歌したいー
ジミー凌我
ファンタジー
日夜仕事に追われ続ける日常を毎日毎日繰り返していた。
仕事仕事の毎日、明日も明後日も仕事を積みたくないと生き急いでいた。
そんな俺はいつしか過労で倒れてしまった。
そのまま死んだ俺は、異世界に転生していた。
忙しすぎてうわさでしか聞いたことがないが、これが異世界転生というものなのだろう。
生き急いで死んでしまったんだ。俺はこの世界ではゆっくりと生きていきたいと思った。
ただ、この世界にはモンスターも魔王もいるみたい。
この世界で最初に出会ったクレハという女の子は、細かいことは気にしない自由奔放な可愛らしい子で、俺を助けてくれた。
冒険者としてゆったり生計を立てていこうと思ったら、以外と儲かる仕事だったからこれは楽な人生が始まると思った矢先。
なぜか2日目にして魔王軍の侵略に遭遇し…。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる