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第七章 悪役令嬢と誰でもない男神

悪役令嬢の誕生

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 連日空を灰色に染めていた粉雪は止み、その日の午後は青々とよく晴れていた。雪の積もった屋敷の中庭でわたしたちは時が来るのを待っていた。

 わたしはロコック家伝統の漆黒の鎧姿で、背には赤いマントを羽織り、腰には野太刀を下げいる。

 家臣ルッツ=クワイセは重たい鎧を倉庫にしまい込み、今は15歳の美しい子ねずみだ。自作の可愛い使用人メイド服を着て、足元に積もる雪を毛皮のブーツで蹴飛ばしている。

 そうやって中庭の木陰で待ち受けていると、嬉しいことにリンナが来てくれた。計画通り、顔だけは良い売女の両脇にはドライグとアニキがいた。

 上級貴族たちはみな普段着で、リンナは上等な水色のドレスの上に厚手のコートを着ていた。

 リンナ=ダラサは、中庭の木陰に立つわたしを見つけると満面の笑みで可愛く手を振った。

「あら、ニョキシー! あなたもお兄様のためにルスシのクルミを取りに来たの?」
「——はあ? るすしってなんだ。わたしは模擬戦でルッツをぶっ飛ばして、それから暇でさ……おいドライグ様、あんたにもらった騎士は弱いぞ? ハズレを引いた気分だ——でも、それより見ろよリンナ! クワイセと雪だるまを作ってたんだが、超でかいだろ!?」

 ロスルーコ家の庭にはダラサ語で「ルスシ」と呼ばれている落葉樹の枯れ木があり、その根本には少しだけクルミに似た木の実が落ちている。

 その味は、ナッツが好きなクワイセいわく「非常事態ならギリ食えないこともない」程度だが、クワイセによると、我が家の使用人の間では「煎じて飲めば即時全快」と伝えられている最高の二日酔い治し薬になる。

 ——もちろん本当かは知らんし、実際、リンナに引っ張られて来たアニキは酔の頭痛に苦しみながらうめいた。

「あの、リンナ様……私は叡智持ちですが、ジビカ様の鑑定によるとルスシの実は——」

 え、効かないの? ——わたしとクワイセは不安になったが、売女がアニキを遮ってくれた。

「まあそう言わず、試してみましょ、ハッセ様♡ ドライグ公爵もお酒がお辛そうですし……」

 両サイドに良家の男をぶら下げたリンナは両手に花を楽しんでいて、

「え、それともハッセ様は自室へお帰りに……? なら、私はドライグ様と2人だけで木の実を拾いますけれど……?」

 売女があざとく寂し気な顔を見せると、馬鹿なアニキは鋭い視線をドライグに向けた。

「……ロコック、辛いなら私は構わんが?」

 ドライグは少し嬉しそうな顔で応じ、リンナのような女に鼻の下を伸ばす許嫁にわたしは深く失望した。

「……男って馬鹿だナ」

 すぐ隣で暗く呟いたクワイセの声は、わたし以外には聞こえない。

 ハッセが声を張った。

「——いいえ、お待ちを! つまり、ええ、そうですね試してみましょう。私は未知を愛する叡智様の眷属ですから、効き目を知りたいと思います!」
「きっと効くわ!」

 リンナは嬉しそうに笑ったが、愚兄はわたしとクワイセが作った“傑作”に怪訝な目を向けた。

 リンナたちが木の実を拾おうとしているルスシの木はロスルーコ家の中庭にただ1本しか無く、しかも、壁を背にした枯れ木の前には5メートルほどの巨大な雪だるまがあった。

 アニキは深い溜め息をついてわたしを睨んだ。

「……おいバカ犬、おまえの雪像が邪魔で木の実を拾えない。我らはお前の雪だるまの下にあるはずの実を求めていて……わかるな?」

 だろうね。雪だるまは木の根元にあるであろう木の実の採集に邪魔だ。

 わたしは7歳のアホなガキとして、真っ青になって叫んだ。

「お、おおー!? おいアニキ……ま、まさかわたしの雪だるまを壊す気か? そうなのか!?」
「チッ……ハッセ様、どうか! 7歳の子犬が懸命に作ったのです!」

 クワイセが加勢し、合理主義の愚兄は案の定わたしたちの願いを馬鹿にした。

「ざけんな。壊すぞ。鑑定によると、その雪像の下に木の実があるはずなんだ」

 ……忍術にかかったな、ハッセ。

「おおー!? おおおー!?」

 わたしはバカ犬として激しく吠え立て、クワイセも、わたしが教えた「ドジっ子メイド」の概念に従い、アワアワしながら兄を止めようとした。

「酷いですぅー、ダメですぅー、旦那様ぁー!」

 クワイセが両手をバタバタと振ってアニキを妨害し、それを合図にわたしはドライグに駆け寄った。

 ——強烈に照れくさかったが、わたしは“女”として、全力でカレに甘えた声を上げた。

「ああんドライグ様っ♥ アニキったら酷いの! ねえ、今すぐわたしと結婚しよ? そしたらわたしは公爵になれる……馬鹿な子爵のハッセには逆らえない身分になれるのよね!?」

 わたしが甘えて抱きつくと大人のドライグは「はあ?」と眉を上げたが、リンナは真っ青な顔でわたしを見つめた。

「え、ニョキシー……?」

 売女はわたしに抗議しようとしたが、わたしは止まらない。

「7年前の約束は覚えていますわよよね、ドライグ様ッ♥ わたしたち、生命の男神様に誓って婚約したでしょう? このことは亡きお義父様とロスルーコ様のご遺志でもありますわ……この婚約は、今は亡きお二人が決めたことなのですから……★」

 リンナは青ざめ、「ニョキシー、なんで」と呟いた。わたしはその顔が嬉しくてたまらず、笑いを押し殺して残酷な喜びに震えた。

 同じ喜びに震えつつ、クワイセが両手で刀印とういんを結びながら叫ぶ。

「ああ、なんということでしょう……ご結婚おめでとう御座いますっ、ニョキシー様★」

 その言葉にドライグは露骨に嫌な顔を見せ、それはリンナも同様だった。一方アニキは髪を真紅に変えて少し嬉しそうにし——わたしはその顔を見逃さない。

「おおー!? おい愚兄、なんだその挑戦的な顔は!?」
「は?」
「なんだよ、アニキはわたしの結婚に反対なのか!? そんなにわたしが公爵になるのが嫌なのか!」

 わたしは愚兄が余計なことを言う前に彼が「結婚反対」だと決めつけ、野太刀に手をかけた。わたしたちの作戦のためには、わたしは建前としてアニキを切ろうとしなくてはいけない。

「なら受けて立つぞ馬鹿兄! ——これはバラキが聖地から持ち帰ったお義父上の形見だ。偉大なるお義父様の魂がこの刀の切れ味——見せてくれる!」

 わたしは事前にクワイセと練ったセリフを叫び、野太刀の鞘を左手の親指で押し上げて鯉口を切った。

 この剣は、〈月の邪神〉によると聖地でも屈指の業物だそうだ。

 月の邪神は実父イサウがこれで斬り伏せた数々の強敵について寂しそうに語ってくれたし、経緯はどうあれ、この刀をわたしが持ったことを喜んでくれて、わたしが脳内で願うと嬉しそうに返事した。

(——頼むよ、剣神。わたしに力を貸してくれ……!)
〈任せろ。ノー・ワンがお主に与えた呪文は確かに強力だが、これからは剣も鍛えておくれ〉

 しわがれた老人の声が脳内に響き、それと同時に莫大な力が流れ込んで来た。

 その感覚は、ノー・ワンがわたしを加護するときとは違う気がした。もっと遠く離れた場所から——聖地からゆらりと伸びてきたエネルギーの触手がわたしに触れたような感覚があり、それと同時に、天使のラッパのような音が聞こえた気がした。

 邪剣カヌストンは“歌の魔女”が支配する星の神だ。

 ラッパの音に命じられたかのように右手が勝手に動いた。腰に下げた野太刀に指先が触れるなり、わたしの体はスキルに裏打ちされた“人外”の横薙ぎを発動し、しかも、それだけでは終わらなかった。返す刀でわたしはリンナを切り、2回切っても刀は切るのをやめてくれない。肩の筋肉がぶちぶちと千切れる音と痛みがあったが、それでもわたしの腕は剣を振り続け、視界にバグった表示が浮かぶ。

〈——なんちゃら流、たぶん奥義:すごい抜刀術——〉

 我々にスキルを通知するティティヴィラスが出したメッセージを読み終えたとき、振り抜いた野太刀は鯉口を鳴らしながら再び鞘に収まっていた。

 納刀の小さな金属音が冬の庭に響き、ワンテンポ遅れて、酷使した右肩がジンジンと痛む。スキルで無理に動かした筋肉が傷んだようだが、わたしは期待顔のクワイセと一緒に売女を見つめた。

「おい、いま……なにをした? 竜たる私の目にも剣筋が見えなかったが……」

 ドライグが震えた声でつぶやき、赤い竜の腕にへばりついていた女が「あ」と目を見開いた。

 リンナが着ていた厚手のコートがみじん切りにされてはらりと散り、下に着ていたドレスの胸に、真一文字に切れ込みが走った。

 切ったのは服だけだ。怪我はさせていない。

 今は殺したりしないし、まだ殺してやらない——ただ殺す程度ではわたしたちの怒りは収まらない。

 それがわたしとクワイセの望みだったのだが、剣の神カヌストンは見事に応えてくれた。

「え? あ……」

 ドレスの胸から下だけがはらりと落ち、まだ十代のアニキはもちろん、大人を気取ったドライグも、顕になったリンナのソレに両目を見開いた。

 聖地の剣神から全力の加護を受けたわたしの剣は精密に女の服のみを斬り、リンナは我々の前に豊かな双丘を晒していた。

「おおー、いっけね★ アニキを切るつもりがリンナの服を切っちゃったー♥」
「ちいー、お嬢様ったらドジなんだからー★」

 念のため棒読みで言い訳しておいたが、誰もわたしたちを気にしていない。

「いやああああああ!」

 リンナはドラマのお約束のような悲鳴を上げて両腕で胸を隠し、

「リリッ、リンナ様ッ、私のコートを……」

 馬鹿兄が普段は青い髪を赤く染めながら上着を差し出し、赤い竜も自分の上着を脱いだ。リンナは両目に涙を浮かべながら半狂乱に叫んでいて、髪はピンク・ブロンドだったし、額に小さな角を出している。

「チ……寝室に戻りますよ、お嬢様」

 もっとリンナの悲劇を見ていたかったが、事を済ませたらさっさと立ち去る計画だった。激怒したリンナが暴れるかもしれないし、一旦はその場を離れたほうが得だ。

 わたしたちは一言も喋らず廊下を歩き、ロスルーコ家から充てがわれた客間に戻り、子ねずみはしっかりとドアに鍵をかけた。

 わたしの部屋にはモモを始めとした使用人たちはおらず、洗濯か、水汲みか……理由は不明だが留守にしていて、クワイセは念のため倉庫を開いた。わたしたちは倉庫の中に隠れるまでは努力して無言を貫き、

「……!」
「……!!」

 入った瞬間、声を抑えずケタケタと笑った。

「見たか、リンナのあの顔!」
「チ、そう笑ってやるナ! ——にしてもあの悲鳴!」

 お互いを「残酷!」と罵りながら、腹が捩れるほど笑いあう。

 クワイセが息も絶え絶えに叫んだ。

「チ! ——名誉を重んじる貴族にとって、今のは最低の記憶になるだろうナ?」
「当然だよ。アニキどもにとっては最高の記憶になるだろうけどね……★」
「チ!」

 貴族は基本貞淑であり、未婚のアニキもドライグも女の体を知らないはずだ。この世界にエロ本やアダルトビデオがあると聞いたこともないし。

 まあ、女のわたしが知らない間にこっそり売春婦を買っている可能性もあるが、それでも好きな女の胸には興奮しただろう。女のわたしが見ても美しい丘だったし、2人はリンナが欲しくてたまらなくなったはずだ。

 ——でも、ダメだ。2人がリンナと幸せに添い遂げることはない。わたしたちが絶対にそれをさせない。

「チ、しかし……」

 クワイセが呟いた。喜びを噛みしめるような声色だった。

「これがお嬢様がずっと言ってた『悪役』か。確かにオレが知ってる恋愛物語の悪者がやりそうなことだ。もしも自分がされたらと思うと死にたくなるような……!」
「そうだ。クワイセは漫画を知らないだろうが、わたしはこれから漫画に出てくるような“嫌な女”になって、リンナたちの恋を徹底的に邪魔するつもりだ」
「まん・が……? ——とにかく、リンナはムカつくだろうナ。女のお貴族様にとって、貞淑さは命より大事なものだ。男に裸体を晒すような女は幸せな結婚ができないから!」
「その通りだよ。純潔を守って裕福な良い男をひっかけて、そいつの経済力にぶら下がって贅沢に暮らすのが貴族女の夢だ」
「チ! 旦那にしても“純潔”はとても大事だろうナ……? 男は自分が稼いだ財産を自分の本当の子供にだけ継がせたい。しかし男は、自分の嫁が産んだ子が、ホントに自分の子かはわからない……チ、チ!」

 クワイセはわたしが7つのガキなのを忘れて大人びた悪意を語ったが、地球時代を含めれば年相応のわたしには充分に理解できた。クワイセが笑う理由はわかるし、自分でも悪意に満ちた笑いを止められない。

「わたしとしては、リンナは一旦ドライグと結婚させたいね——2人に子供ができたら最高だ」
「良いナ。それでリンナが妊娠したら、すぐにあの女がハッセと不貞したと噂を流すんだロ? ドライグは自分の子を疑って……苦しむだろうし、リンナも苦しむだろうナ? ……離婚するかもしれない!」
「そういうこと。まずはお貴族様方に最高の幸せを感じていただいて、そのあとで連中の家庭とか、社会的地位を破壊するんだ。……あいつらを物理的に殺すのはその後で良い」

 わたしが決意を宣言すると子ねずみは暗い目をして嬉しそうに嗤った。きっとわたしも同じ目の色をしていたと思う。

「チ……オレは最高のお嬢様のメイドになったぜ」

 ようやく笑い疲れたわたしたちは半笑いで「ニンニン」と刀印を組んで感情を抑え込み、遠いルド村で別の任務に当たるハチワレに思いを馳せた。

「チ……ハチワレは仲間を得られるだろうか」

 クワイセが冷えた麦茶を飲みながら聞いた。

「あいつは集めるよ。わたしと同じノー・ワンの眷属だ——いつか貴族どもに反乱を起こしてくれる」
「……でもニョキシーはそれで良いのか? そのときはお嬢様じゃなくなるんだぞ」
「何度も言ってるだろ、クワイセ。わたしの夢は“正義の騎士”になることだ。偉そうな腐れ貴族になることじゃない……わたしは、この世界に“正義”を実現させたいんだ」
「正義……」

 クワイセは嬉しそうに微笑んだが、ロリコンは寂しそうだった。

〈正義か——以前に少し話してやったが、この世界にも〈月〉にも正義の神様はいないんだよ、ニョキシー〉

 だからなんなのか。わたしは正義を行っているつもりだ。

 ノー・ワンはわたしの反論に答えず、代わりにクワイセが楽しそうに聞いてきた。

「……チ。それで悪役のご令嬢、次なる正義の展望は?」

 わたしは顎に手を当てた。

「そうだなあ……ドライグのアホはさっきの胸チラでいよいよリンナに夢中になっただろうし、わたしとの婚約なんぞ頭から消えただろう。彼はリンナを欲しがるだろうし、わたしとの結婚を嫌がると思う」
「読めたぞ。“悪役令嬢”は、そんなドライグにアタックして彼や半竜リンナの気持ちを惑わすんだナ?」
「うう……できればそうしたいけど、わたしはまだ7つのガキだからなぁ……」
「それはそうだナ、女としてはまるで魅力がない」
「納得するなよ、ムカつく……でも、だから、まずはクワイセに貴族の作法を覚えてもらうのが良いと思うんだ」
「——チ!?」
「そう嫌がるなよ、“ルッツ”。まずは連中のココロを完全に壊して、そのあとカラダをぶち殺すためには必要なことだ。お前には立派な貴族を演じて貰わないと」
「お嬢様はねずみ使いが荒いぜ」
「そうさ、わたしは極悪の子爵令嬢なんだ」


 それから5年、わたしたちは思いつくあらゆる嫌がらせをしてドライグやリンナを苦しめた。わたしもクワイセもアニキにはさほど恨みは無いが、彼が巻き込まれることも多々あった。

 我らくノ一の作戦は次男リヴァイが新ロスルーコ市の迷宮で行方不明になるまで続き、ドライグ公爵に次男の捜索を命じられた悪の令嬢と子ねずみは、そうして〈聖地〉に足を踏み入れることになった————……。


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