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愛する人との生活
リラックスしたのに
しおりを挟むお湯をかけられたことで少し冷えていた身体がじ~んっと温まる。きもちいい、これは落ち着く気持ちよさだ、、、
シャワーを持って雫は僕の隅々までお湯をかけ泡を流していく。温かさに慣れてくると中途半端に高められ敏感になった身体は快楽を拾おうとシャワーの刺激にさえ、大袈裟に反応してしまっていた
「、、、ふっ、、、ん、はぁ、、、」
「よし、舞白。終わったよ」
雫の腕の中で気持ちよさに浸っているとシャワーを壁にかけて両手が空いた雫にお姫様抱っこをされた
されるがままになっていると雫は湯船に僕の身体をゆっくりと降ろしていく。さすがにここまでされたら雫から離れ難いけど身体を離す
目が合えば雫は微笑んで僕の頭を撫でてくれた
「俺が洗い終わるまで、ここでゆっくり温まっててね」
「、、、うん」
雫はそう声をかけてから自分の髪を洗い始めてしまった。僕はあれだけ散々、いろいろと弄られてもうお風呂でもいいから、雫と愛し合いたいとまで思っていたのに
お湯の温かさとは偉大でだんだんリラックスしてそんな考えはどこかへ消えてしまった
それでも、これからの事を思えば少しは期待してしまうわけで、、、これは僕だって男だから仕方ない
雫の筋肉むきむきな身体はどこから見ても、そう湯船に浸かって下から見てもかっこよかった。丁度、雫のご立派なものも雫の太腿で隠れているから、ただただ純粋な目で雫のむきむき凄いと魅入っていた
髪を洗い終わって泡を流す雫は水も滴るいい男、という言葉通りにかっこよかった。あと色気もすごかった。多分、昔にも雫のようにかっこいい人がいたから、こんな言葉があるんだろうな~
じーっと雫に変態だと言えないほど見ていたらとうとう言われてしまった
「舞白、そんなに可愛い顔で俺のこと見ないで、、、」
「~~っ」
「ほんとに舞白は可愛いんだから、、、俺ね、たまに舞白が可愛すぎてどうしたらいいから分からなくなる」
「ど、どうしたらって、、、いつも通りでいいっ」
雫は愛しくて堪らないって雰囲気を出し惜しみせずに僕にぶつけてくる。雫ってばずるいっ!さっきまであんなにお色気ムンムンだったのに今はただかっこよくて安心して全てを任せたくなる男らしさしかないなんてっ!
恥ずかしくなってぷいっと顔を逸らすと雫は僕の頬に優しく手を添え目線が絡まると額にキスをした
「ふぇ、、、」
「ほんと可愛い俺の舞白」
「、、、ぁ」
な、なんてイケメンなんだっ!僕は雫の手が届かない端の方まで逃げた。
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