貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

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愛する人との生活

だってそういう場所だから

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 雫は乳輪を避ける変な洗い方を否定するから僕も意識しないように目を閉じ、手で口から漏れでる声を押さえる
 急に脚に触れる感触がして驚いて目を開けると、雫は童話に出てくる王子様みたいに僕の脚を著しくとり洗っていく。その姿がかっこよくて見惚れていたら、足の部分をスポンジで洗われる


「あぅっ、、、ふっ、ああ」


 敏感な足の裏を自分以外に触られたら擽ったくて逃げようと腰が引けてしまう。けど雫が足首をがっちりと持ってるから逃げられない。せめてもの抵抗で雫の肩をぽこスカ叩く。それだって雫に縋りつくように胸元に顔を埋めながらだから何の意味もない


「舞白~お風呂で暴れたら危ないから」

「ひっ、ふふっ、、、だってぇ、足、くすぐった、ああ!ふふふっあはは!、、、はひっや、くすぐったいっ」

「もうすぐで終わるから、もうちょっと頑張って」


 そう言って雫は少ししてから掴んでいた足を離した。けど片方の足を持ち上げられて、僕が逃げようと暴れるから始めから足の方を洗われた
 僕はその間、ずっと笑いながら雫のことを押し返そうと何度も試みて負けた


「あははっ!、、、っふふ、くすぐっ、たいからぁ!あはは!」

「あと少し頑張って舞白」

「ひっ、ふふふっ、、、うぅ、ふふ!」

「はい、お終い!舞白、太腿の方まで洗うから身体をおこして?」

「っはあ、、、はぁ、はあ、、、酷い目にあった、、、はぁ」


 息を整えてから雫から離れる。僕は擽られて反射で逃げようとする身体を頑張って耐えていたからか息があがっていた
 落ち着いた今でも何だか胸が苦しい気がする


「舞白、そんな可愛いお顔で見あげたら駄目だよ」

「ふぇ?、、、っ?」


 笑いすぎてぼーっとする頭で雫を見上げていると顎をそっと救われて微笑まれた


「お顔真っ赤で林檎みたい、可愛い。そんな可愛いお顔でうるうるな目で、、、俺を見るなんて、ほんと舞白は煽るのが上手だね?」


  僕は雫の言う意味がわかって顔をぷいっと背けた。雫は笑い少し頬をぷにぷにと遊んでから手を離し、太腿から洗うのを再開した


「はい、じゃ残りの部分洗っていくよ~」


 そう言って雫はボディスポンジを元あった場所においてしまう。どうして洗う場所は残っているのに置いたのか不思議に思って自分の体を見下ろす。そこで僕はハッとした。人に見せるのも触らせるのも憚れる場所が残っているという事実に、雫は僕に自分自身で洗って欲しいんだということにっ
 僕は振り返ってボディスポンジを掴み自分で洗おうとすると、それに気づいた雫があれよあれとという間に僕からスポンジを奪っていた

 
 

 
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