貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

文字の大きさ
上 下
173 / 196
愛する人との生活

舞白ために我慢する

しおりを挟む



 ご飯を食べ終わりお皿洗いも済ませて二人でだらだらしてソファで過ごしていたら、お風呂が沸いたことを知らせる音がなる。雫と愛し合う時は僕が先に入ることが多い。でも、その時の僕は雫といちゃつきたい、もっと一緒にいたい気分だったんだ


「舞白、お風呂沸いてるよ」

「うん入ってくる、、、、、、っ雫」


 立ち上がってから離れがたい思いがますます胸にたちこめて堪らず雫を呼ぶ

 
「ん?どうしたの?」

「一緒にっはいろ!」


 雫は微笑みながら返事をしてくれて、その表情で一緒に入りたいと言うことが出来た。言った後、雫の目が大きく見開いて
 

「へ?!一緒に、、、入ってくれるの?」


 雫は読もうとしていた本を机に置き、ソファから身を乗り出して僕の両手をとる。その勢いに僕は一歩、後ずさってしまう


「う、うん、、、だめ?」


 断られたらどうしようと言う気持ちが声にも出てしまう。普段から僕は恥ずかしくて雫と一緒に入りたがらないし、誘われても断ってるから、、、雫に嫌だって言われても、、、仕方ない
 僕は何も言わない雫に、優しいから断り方を探してるんだと思って固く目を閉じ雫に断られる準備をする


「、、、っダメじゃない!え、ほんとにいいの?舞白!いや、今更やっぱり無しとか言わさないからね?!」

「ひぅっ?!」


 雫が嬉しそうに早口に連ねる言葉が断るためじゃないと分かって目を開くと、急に目の前に雫の胸板があらわれた。気がつくと僕は雫に強く抱きしめられていた


「どうしたの?いつもは入ってくれないのに、、、もしかして離れるのは寂しかった?」

「、、、っ」

「なんちゃって、、、?ぁ、、、っ俺も舞白から離れるのは寂しいよ」

「っ僕も」


 雫に僕の胸の内を言い当てられて顔が赤くなっていく。多分、察した雫は僕の頭を嬉しそうにくすくす笑いながら撫でてくれる。あぁ、恥ずかしいっ!


「ふふふ、恥ずかしがらなくてもいいんだよ?俺は舞白のしたいこと全部、叶えてあげるから」

「じゃ、キスして」


 赤い顔のまま朝からずっとして貰えてないキスを雫に強請る


「ちゅ」

「っちがう!」


 雫は僕の額にキスを落とした。僕は口にして欲しいのにっ
 頬をぷく~っと膨らまして不満だと全力で伝える
 
 
「っかわ、、、んんっ!」


 雫は咳払いをしてここで舞白を抱いてもいいの?と問いかけてくる。もちろん答えは

「やだっ」

「でしょ?だから、ここへのキスはお預け」

「、、、っちゅ」

「~~~っ、舞白ってば本当に俺を煽るのが上手だね?」

「僕のために我慢して?」


 雫は舞白のためだからと小さく呟いた後、僕を抱きかかえてお風呂場へと向かったのだった

 

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

その捕虜は牢屋から離れたくない

さいはて旅行社
BL
敵国の牢獄看守や軍人たちが大好きなのは、鍛え上げられた筋肉だった。 というわけで、剣や体術の訓練なんか大嫌いな魔導士で細身の主人公は、同僚の脳筋騎士たちとは違い、敵国の捕虜となっても平穏無事な牢屋生活を満喫するのであった。

【短編】旦那様、2年後に消えますので、その日まで恩返しをさせてください

あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」 「恩? 私と君は初対面だったはず」 「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」 「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治るのならいいだろう」 奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。 彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

どうも。チートαの運命の番、やらせてもらってます。

Q.➽
BL
アラフォーおっさんΩの一人語りで話が進みます。 典型的、屑には天誅話。 突発的な手慰みショートショート。

上手に啼いて

紺色橙
BL
■聡は10歳の初めての発情期の際、大輝に噛まれ番となった。それ以来関係を継続しているが、愛ではなく都合と情で続いている現状はそろそろ終わりが見えていた。 ■注意*独自オメガバース設定。■『それは愛か本能か』と同じ世界設定です。関係は一切なし。

ひとりのはつじょうき

綿天モグ
BL
16歳の咲夜は初めての発情期を3ヶ月前に迎えたばかり。 学校から大好きな番の伸弥の住む家に帰って来ると、待っていたのは「出張に行く」とのメモ。 2回目の発情期がもうすぐ始まっちゃう!体が火照りだしたのに、一人でどうしろっていうの?!

廃妃の再婚

束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの 父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。 ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。 それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。 身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。 あの時助けた青年は、国王になっていたのである。 「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは 結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。 帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。 カトルはイルサナを寵愛しはじめる。 王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。 ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。 引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。 ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。 だがユリシアスは何かを隠しているようだ。 それはカトルの抱える、真実だった──。

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

処理中です...