貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

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愛する人との生活

いつもの仕返し

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 雫のイケメンスマイルが眩しくて、でも見惚れているうちにバニラアイスも食べ終わっていた


「雫」

「ん?どうしたの舞白」


 雫もアイスを食べ終わったタイミングで後ろを振り返り呼びかける。そして雫の肩に腕をまわしてちゅっと軽いリップ音を鳴らしてキスを送る。
 ふふふ、驚いてる。僕だって大好きな人とこんなにイチャイチャしていたらキスだってしたくなるし、アイスを食べてる間は我慢したんだから


「ふふふ、雫ってイケメンだけどたまに残念イケメンにもなるよね、、、でもそこも好き」

「ま、舞白っ?え、かわっ?!」

「ひっ!?、、、ぁ、ちゅ、んふっ、、、んうっ、ちゅ、はぁ、、、んんっ」


 雫にガバリとさらにきつく抱きしめられる。頭と腰に手を回されて、逃げられないように雫の方へと寄せられる。
 軽いキスからだんだん深くなり舌を絡ませ合う。雫のテクはすごくて上顎をくすぐられ、舌を甘噛みされては身体の力も徐々に抜けていく。頭も撫でられれば気持ちよくてふわふわする


「はぁっ、し、じゅく、、、んう、んふっ、ちゅ、んんっ!、はぁ、ちゅ」

「かわい、もっと味わせて」


 雫はちゅ、ちゅと僕とのキスをやめない。それどころか息を吸う暇もないほど激しくなる。付き合いたての頃は鼻呼吸が上手く出来なくてよく酸欠になってたな
 上手くなっていて良かった。だって雫とこんなに長くキスができる


「んぁ、、、はぁ、はぁ、雫?」


 ゆっくりと離れて二人を繋ぐ透明な糸がぷつりっと途切れる。そこで寂しさを自覚し、雫とキスの続きをしようと顔を近づけた


「ちょっと待って」

「むうっ、どうして」


 近づけたのに、僕がキスをしたのは雫の口ではなく雫の手のひらだった。なんか、最近やたらとキスを拒まれてない?別に、後ろめたい気持ちでは拒まれてないから、、、いいけど、いやよくない


「これ以上は我慢できないから」

「?、、、っ!」


 ぐりっと太ももに押し付けられ存在を認識する。固くて熱い雫の欲。そこで僕は雫がどうしてキスをやめたのかを理解した。
 した、、、けど僕はキスがしたい、でもそうするとその先も、最後まですることになる。朝からはやだな、夜、せめて夕方がいい、でも


「雫、すきっ、、、ちゅ」


 雫が僕の言葉で固まっているうちに口付ける。ふふふ、僕のこと天使だって言ってくれるけど小悪魔ちゃん、なんて呼んだりするよね?いつも僕は雫に心をかき乱されてばかりだからほんの少しの仕返しをした
 そのまま食べ終わったお皿を洗うため、固まっている雫を置いて台所へと向かう


「この小悪魔ちゃんめっ!」


 雫の捨て台詞を聞いて僕は仕返しの成功を喜んだのだった


 
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