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愛する人との生活
お風呂でいちゃいちゃ
しおりを挟む雫が出ていった浴室で一人、肩まで沈んで今日のことを振り返った。結局、僕の愛の強さは雫に伝わったのかな
それにしても散々な目に合わされた。猫耳カチューシャもえっちな衣装だって気づいたらどこかに行っていたし、雫にはでろでろのどろどろに愛されてしまった。
たくさんイかされてしまったけど、やっぱりちゃんと雫の顔が見れて言葉も理解が出来るゆるゆるのエッチが大好きだな~と改めて感じた
あぁ、羞恥地獄だったっ!
今日のことを思い出し、恥ずかしいと一人でばしゃばしゃと暴れていると雫が帰ってきた
「舞白、おまたせ」
「うん、たくさん待った」
「ふふふ可愛い俺の舞白、そんなに頬を膨らませて、、、ごめんね、許して?」
たくさんは待ってない。時間にしたら5分も経ってないと思う。それに雫の額には新しい汗が出ていたから頑張って早く帰ってこようとしてくれたのが分かった
僕は雫に散々泣かされたし、仲直りするために頑張ったからと可愛い子ぶって雫に甘えることにした
「たくさん甘やかしてくれたら、、、許す」
「それだけでいいの?舞白を甘やかせるなんて僕にとってはご褒美だよ」
「じゃ、いっぱい頭も撫でて、ほしいっ」
雫が入ってこれるように充分な広さがあるのにさらに僕は端に避けた。雫は身体をお湯につからせると僕を抱える。すると水の力ですいすいと雫の方へ引き寄せられ、雫の顔が見えない向きで座らされた
でも雫は僕が言ったように頭を撫でてくれた。雫の顔を見ようと上を向けば雫と視線が絡まる。にこっと微笑み、ちゅっと額にキスをされた
それに僕はみるみる顔が赤くなる、ずるいっイケメンずるい!
お風呂から上がる時もタオルで優しく雫が身体を拭いてキスもたくさんされたし僕もした。髪の毛を乾かしてもらう時の雫が僕を撫でる手が大好きだった
雫と愛し合ったことで体力がない僕は温かい風に雫の手が撫でてくれる心地よさに船をこぎはじめた
「舞白、もう終わったからベッドで寝よう?ね?」
「う?、、、しずくは?まだ濡れてる」
「また乾かしにくるよ、ほら行こう」
僕を抱き抱えようとした雫に嫌だと抵抗する。だって、雫と一緒に寝たいから
「どうして?舞白。もう寝たくて仕方ないんでしょ、それとも何かしたいことでもあるの?俺が叶えてあげる。その後、すぐに寝ようね」
「雫と、一緒に寝る、、、から髪乾かすの待ってる」
「っああ!ほんと可愛い舞白!うん、ちょっとだけ待ってて早く髪、乾かすからね」
爆速で髪を乾かす雫の隣で僕ってばこんなに愛されてるんだと、嬉しさで思わず顔がにやけてしまった
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