貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

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旦那さん(正式)との生活

チャンス到来、、、?

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 初めて作った巣の中で大好きな匂いに囲まれて大好きな人に優しく抱かれれば、誰だって発情期ヒートじゃなくてもとろとろになると思う。
 それに雫のかっこいい顔が僕を見てくれてる。それだけでぞくぞくと快感が背中を走り訳が分からなくなる。それでも唯一わかることがあった、、、、


「しずく、、ぁん、、も、もういい、から、、はやくっぁあ!」

「もうちょっと舞白の中、触ってたいな」

「そりぇ、さっきもぉ、、、きいたぁ!」


 そう、分かること。雫がしつこいってこと!雫は優しく、それはそれは優しく乳首を触り腰を撫でたりして焦らしてきた。こんなにも雫を求めて、でも我慢して待ってたらやっとお尻を解してくれた。
 のにまたそこからが長かった。ずっとイかせてはくれてるけど、これじゃない。雫のが欲しい。そうずっと伝えてるのに、もうちょっともうちょっとって!もう嫌!


「ふぅ、、しずくのいじわるぅ、、、ひゃぁ、そこつよくしちゃ、、、っめ、、んぅ!ぁああぁあ!、、、はぁ、はぁ、、、もぅ、いれてよぉ、、ふぅ」

「、、、、よし舞白、今挿入れる準備するから待っててね」

「ひぁん?!、、、んぅ、ぁ急にぬかないでよ」


 僕は雫のことを一種のドMだと思ってる。だって僕のフェロモンに当てられて雫だって辛いはずなのに、僕ばっかりして、、、雫のあそこは大丈夫なのかとチラって見たら全然元気だった。
 僕はその大きさに見たことを後悔したけど、すぐにそれが欲しくなってたまらなかった。


「あ、、、」


 雫の準備を待ってると、急にやばって気持ちを含んでるような声が聞こえた。どうしたの?と言葉に出さずとも伝わり、雫は地獄の宣言をした


「ゴム、持ってくるの忘れたからもうちょっと待っててくれる?」

「へ?や、やだ離れたくないっ!」


 そう言ってしがみつく。どうしてこんな時にそんな酷いこと言うの?!そう思うけど僕もゴムは用意してない、、、


「ごめんね舞白、すぐ戻ってくるから」

「、、、、、っ」

「ごめんね」


 離れたくない、けど取りに行かなきゃそう思って雫に今着ている服を全部もらって裸のまま取りに行くことで許した。だって、だってぇ!!


「ごめん、ほんとごめん舞白」


 帰ってきた雫はなぜだか焦っていて新しい服を着ていた。それにむっとしながら見ていると鍵や財布を持っているのに気づいた。


「どこ行くの、僕を置いて、、、」

「ほんとごめん舞白、、、その、、、」

「、、、、、」

「ゴムもうなかったから、買ってくるね。なくなって通販したけど届くの明日だったこと忘れてた」


 僕は離れたくなかった。それに巣を作ってる間、考えていたんだ。普段の僕は恥ずかしくて言えないけどヒートで、頭が回らない今なら、言える気がして伝えられる気がして
 だからこっそり準備していたのを思い出した
 雫に返事をしないで自分の指を見る。シンプルで綺麗な指輪は雫からの愛が詰まっている。ぼーっとしている頭で考えて考えて出た答え


「雫、その服、、、全部脱いで?」


 雫は驚いたのを落ち着かせるように微笑んだ。そんなご冗談を、、、、と
 
 僕も本気だよって笑顔で返した


 
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