貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

文字の大きさ
上 下
61 / 196
貴方の帰りをどれだけ待ち望んでいたのか

仕返し

しおりを挟む

 僕でも雫に仕返しができる。中から雫のを抜いて見下ろせばゴムの中にたっぷりと入った雫の精液。イケたことよりも僕はそのことが嬉しくなって雫から外したそれをじっと見つめる。


「舞白?そんなに見ても楽しくないと思うけど」

「、、、、、、、、」


 口を結んで、ベットの上に置く。新しいゴムを取り出して雫につけると僕はまた挿入れはじめた。


「雫は僕がいいって言うまで動かないでね?僕、頑張るから」

「ま、舞白!もちろん。いいって言うまで舞白の可愛い姿をじっくり見させてもらう」

「ふふふ、絶対だよ?」

「あぁ絶対だ」


 僕がそう言うと雫は瞳を輝かせながら約束してくれた。ふふふ雫よ、僕のことをまだ初心で可愛いだけだと思っていないかい?あの僕が!雫を!イかせれたんだよ?一人で!!これは大きな成長へと前進している!快楽で動けなくて雫に思うようにされていたあの頃の僕では考えられない成長具合。ふふふ、ふはははは!
 よし!これから雫にら寸止め地獄をお見舞してやろう!覚悟しなよ雫!





    おかしい、絶対おかしい!


「あ、んぅ、んっ、、、、なん、でぇ?はぅっ」

「可愛いね舞白」

「お、おかしいぃ、、、、ああんっ!」


 雫は動いていない。上に乗って腰を振る僕だけ。何がおかしいのか、、、、それは、、、


「しずくのぉ、、、、遅漏!はやく、イってよぉ、んぅ、ふ、ぁっ」

「え~?舞白が可愛いからもっと見たい」


 雫が一回もイく素振りを見せないのだ!寸止め以前の問題が出てくるなんて思わなかった。あれから何分、いや何時間経ったんだろう。休みながら雫に即されるままゆっくりと腰を動かしたり回復したら早くして自滅したりしているのに、雫はイかない。気持ちいいか聞くといいと言う。でもイかない。僕だけが感じてそろそろ限界が近づいてきた。


「、、、、っなんで?僕が下手だから?」


 息を切らしながら、雫のをずっぽりと咥えたまま動きを止めて問いかける


「舞白は下手じゃないよ、なんなら上手くてびっくりしてる。練習したの?」

「し、してない!」

「ふふふ、怒らないで舞白」


 してないもん!練習なんて、ちょっと一人でする時に動きやすいこの体位が気に入って玩具でやってただけだもん!、、、、あれ、これ練習になる?だから、上手くなってたの?!


「じゃ、じゃあどうして、イってくれないの?僕こんなに頑張ってるのに、、、、」

「さっきも言ったように舞白が可愛いから見てたいだけだよ?それにイかないのは俺のせいだから気にしないで」

「?」

「ふふふ、舞白は可愛いね」


 そう言って頬をむにむにと弄ばれる。し、雫のせいって何?僕の頭の中ははてなだらけになった。

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

【短編】旦那様、2年後に消えますので、その日まで恩返しをさせてください

あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」 「恩? 私と君は初対面だったはず」 「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」 「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治るのならいいだろう」 奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。 彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?

その捕虜は牢屋から離れたくない

さいはて旅行社
BL
敵国の牢獄看守や軍人たちが大好きなのは、鍛え上げられた筋肉だった。 というわけで、剣や体術の訓練なんか大嫌いな魔導士で細身の主人公は、同僚の脳筋騎士たちとは違い、敵国の捕虜となっても平穏無事な牢屋生活を満喫するのであった。

噛痕に思う

阿沙🌷
BL
αのイオに執着されているβのキバは最近、思うことがある。じゃれ合っているとイオが噛み付いてくるのだ。痛む傷跡にどことなく関係もギクシャクしてくる。そんななか、彼の悪癖の理由を知って――。 ✿オメガバースもの掌編二本作。 (『ride』は2021年3月28日に追加します)

上手に啼いて

紺色橙
BL
■聡は10歳の初めての発情期の際、大輝に噛まれ番となった。それ以来関係を継続しているが、愛ではなく都合と情で続いている現状はそろそろ終わりが見えていた。 ■注意*独自オメガバース設定。■『それは愛か本能か』と同じ世界設定です。関係は一切なし。

勇者の帰りを待つだけだった私は居ても居なくても同じですか? ~負けヒロインの筈なのに歪んだ執着をされています~

砂礫レキ
ファンタジー
勇者ライルが魔王を倒してから3年。 彼の幼馴染である村娘アデリーンは28歳にして5歳年下の彼に粗雑に扱われながら依存されていた。 まるで母親代わりのようだと自己嫌悪に陥りながらも昔した結婚の約束を忘れられなかったアデリーン。 しかしライルは彼女の心を嘲笑うかのようにアデリーンよりも若く美しい村娘リンナと密会するのだった。 そのことで現実を受け入れ村を出ようとしたアデリーン。 そんな彼女に病んだ勇者の依存と悪女の屈折した執着、勇者の命を狙う魔物の策略が次々と襲い掛かってきて……?

大きくなったら結婚しようと誓った幼馴染が幸せな家庭を築いていた

黒うさぎ
恋愛
「おおきくなったら、ぼくとけっこんしよう!」 幼い頃にした彼との約束。私は彼に相応しい強く、優しい女性になるために己を鍛え磨きぬいた。そして十六年たったある日。私は約束を果たそうと彼の家を訪れた。だが家の中から姿を現したのは、幼女とその母親らしき女性、そして優しく微笑む彼だった。 小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。

どうも。チートαの運命の番、やらせてもらってます。

Q.➽
BL
アラフォーおっさんΩの一人語りで話が進みます。 典型的、屑には天誅話。 突発的な手慰みショートショート。

孕めないオメガでもいいですか?

月夜野レオン
BL
病院で子供を孕めない体といきなり診断された俺は、どうして良いのか判らず大好きな幼馴染の前から消える選択をした。不完全なオメガはお前に相応しくないから…… オメガバース作品です。

処理中です...