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貴方の帰りをどれだけ待ち望んでいたのか
焦らされた末に
しおりを挟む雫の太くてゴツゴツと節だった指が僕の中を掻き回す。いいところも遠慮なく押しつぶされ腰が跳ねるのを雫は嬉しそうに眺めていた。僕はそんな雫を睨みつけて早く終われと圧をかけても可愛いねと一蹴される。
「まだまだ舞白なら我慢できるよ」
「で、できないっ、、、あぅ、ああっ、だめ、イきそうっ、、、、、んぅ、ぅうう!またぁ!」
手錠をガチャガチャと鳴らして怒りを身体で表すも雫は嬉しそうに笑うだけだった
「俺はまだゆっくり眺めてたいしなー、手錠のおかげで舞白の可愛い乳首や使う予定のないちんこに、可愛いたまたまが全部丸見えで、、、、、感じてる舞白が可愛すぎて、、、、、もう」
そう言って急に真顔になり手を口にあて、じっと見つめてくる雫。だんだん恥ずかしくなって顔を背けながら目線だけ雫に向けて
「な、なに?」
「あ、やば、鼻血でちゃった、、、」
すっごい久しぶりだね?なんで?見慣れてるよね?え?もしかして耐えてたから真顔だったの?
「あぁ?!だ、大丈夫なの?は、早くティッシュ!お医者さんも安静にって言ってたんだから!手錠も外して!」
雫は大人しく手錠を外してくれて急いで鼻血を止めるためティッシュを取りに行った。手当をしながら鼻血が出た理由を聞いたら
「だって舞白さんの色気がやばくて、、、」
「記憶が戻った今なら見慣れたものでしょ?僕の身体なんて、前も出てたけど」
「前は舞白さんに触れられる感動で、今は大人になった舞白さんは腰とか引き締まってるのに胸はぷにぷにのふよふよで太腿ももっちり、、、、、最高です舞白さん、、、ぁ」
セクハラ発言に怒りそうになっていたら鼻に詰めていたティッシュが一瞬で赤く染まった
「あぁ?!だめ!もう何も考えないで!」
「舞白さんそんな格好で言われても無理です。えろかわい」
とてもこわい
「今日はもうやめとこ?雫が多量出血で死んじゃう」
死因が鼻血の出しすぎなんて嫌でしょ?鼻血の驚きで忘れていた体の熱も、思い出してむずむずするけど仕方がない。一人で玩具でも使って慰めるかなぁ、こんな状態じゃできないし
「ん~、、、、、舞白!いいこと思いついたよ」
「いいこと?」
雫に言われたいいこととは雫が仰向けになった上にまたがる。そう、受けが攻めに普段好き勝手やられる仕返しにといっていつも通りドロドロにされてしまう。
「騎乗位じゃん!これ!え?大丈夫なの?僕の認識が間違ってなければえろすぎると思います。雫さんっ!あっめ、目隠しすれば大丈夫?よし」
そう思って目隠しを探しに行こうとして止められた
「ちょちょ舞白。そんなことしないでよ、騎乗位の醍醐味でしょ?なんで目隠しなんてするの」
「鼻血出さないように、、、、、」
「ご、ごめん舞白!大丈夫だから!」
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