貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

文字の大きさ
上 下
58 / 196
貴方の帰りをどれだけ待ち望んでいたのか

焦らされた末に

しおりを挟む


 雫の太くてゴツゴツと節だった指が僕の中を掻き回す。いいところも遠慮なく押しつぶされ腰が跳ねるのを雫は嬉しそうに眺めていた。僕はそんな雫を睨みつけて早く終われと圧をかけても可愛いねと一蹴される。


「まだまだ舞白なら我慢できるよ」

「で、できないっ、、、あぅ、ああっ、だめ、イきそうっ、、、、、んぅ、ぅうう!またぁ!」


 手錠をガチャガチャと鳴らして怒りを身体で表すも雫は嬉しそうに笑うだけだった


「俺はまだゆっくり眺めてたいしなー、手錠のおかげで舞白の可愛い乳首や使う予定のないちんこに、可愛いたまたまが全部丸見えで、、、、、感じてる舞白が可愛すぎて、、、、、もう」


 そう言って急に真顔になり手を口にあて、じっと見つめてくる雫。だんだん恥ずかしくなって顔を背けながら目線だけ雫に向けて


「な、なに?」

「あ、やば、鼻血でちゃった、、、」


 すっごい久しぶりだね?なんで?見慣れてるよね?え?もしかして耐えてたから真顔だったの?


「あぁ?!だ、大丈夫なの?は、早くティッシュ!お医者さんも安静にって言ってたんだから!手錠も外して!」


 雫は大人しく手錠を外してくれて急いで鼻血を止めるためティッシュを取りに行った。手当をしながら鼻血が出た理由を聞いたら


「だって舞白さんの色気がやばくて、、、」

「記憶が戻った今なら見慣れたものでしょ?僕の身体なんて、前も出てたけど」 

「前は舞白さんに触れられる感動で、今は大人になった舞白さんは腰とか引き締まってるのに胸はぷにぷにのふよふよで太腿ももっちり、、、、、最高です舞白さん、、、ぁ」


 セクハラ発言に怒りそうになっていたら鼻に詰めていたティッシュが一瞬で赤く染まった

「あぁ?!だめ!もう何も考えないで!」

「舞白さんそんな格好で言われても無理です。えろかわい」


 とてもこわい

 
「今日はもうやめとこ?雫が多量出血で死んじゃう」


 死因が鼻血の出しすぎなんて嫌でしょ?鼻血の驚きで忘れていた体の熱も、思い出してむずむずするけど仕方がない。一人で玩具でも使って慰めるかなぁ、こんな状態じゃできないし

 
「ん~、、、、、舞白!いいこと思いついたよ」

「いいこと?」


 雫に言われたいいこととは雫が仰向けになった上にまたがる。そう、受けが攻めに普段好き勝手やられる仕返しにといっていつも通りドロドロにされてしまう。


「騎乗位じゃん!これ!え?大丈夫なの?僕の認識が間違ってなければえろすぎると思います。雫さんっ!あっめ、目隠しすれば大丈夫?よし」

 
 そう思って目隠しを探しに行こうとして止められた


「ちょちょ舞白。そんなことしないでよ、騎乗位の醍醐味でしょ?なんで目隠しなんてするの」

「鼻血出さないように、、、、、」

「ご、ごめん舞白!大丈夫だから!」


しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

【短編】旦那様、2年後に消えますので、その日まで恩返しをさせてください

あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」 「恩? 私と君は初対面だったはず」 「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」 「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治るのならいいだろう」 奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。 彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?

その捕虜は牢屋から離れたくない

さいはて旅行社
BL
敵国の牢獄看守や軍人たちが大好きなのは、鍛え上げられた筋肉だった。 というわけで、剣や体術の訓練なんか大嫌いな魔導士で細身の主人公は、同僚の脳筋騎士たちとは違い、敵国の捕虜となっても平穏無事な牢屋生活を満喫するのであった。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

噛痕に思う

阿沙🌷
BL
αのイオに執着されているβのキバは最近、思うことがある。じゃれ合っているとイオが噛み付いてくるのだ。痛む傷跡にどことなく関係もギクシャクしてくる。そんななか、彼の悪癖の理由を知って――。 ✿オメガバースもの掌編二本作。 (『ride』は2021年3月28日に追加します)

上手に啼いて

紺色橙
BL
■聡は10歳の初めての発情期の際、大輝に噛まれ番となった。それ以来関係を継続しているが、愛ではなく都合と情で続いている現状はそろそろ終わりが見えていた。 ■注意*独自オメガバース設定。■『それは愛か本能か』と同じ世界設定です。関係は一切なし。

勇者の帰りを待つだけだった私は居ても居なくても同じですか? ~負けヒロインの筈なのに歪んだ執着をされています~

砂礫レキ
ファンタジー
勇者ライルが魔王を倒してから3年。 彼の幼馴染である村娘アデリーンは28歳にして5歳年下の彼に粗雑に扱われながら依存されていた。 まるで母親代わりのようだと自己嫌悪に陥りながらも昔した結婚の約束を忘れられなかったアデリーン。 しかしライルは彼女の心を嘲笑うかのようにアデリーンよりも若く美しい村娘リンナと密会するのだった。 そのことで現実を受け入れ村を出ようとしたアデリーン。 そんな彼女に病んだ勇者の依存と悪女の屈折した執着、勇者の命を狙う魔物の策略が次々と襲い掛かってきて……?

大きくなったら結婚しようと誓った幼馴染が幸せな家庭を築いていた

黒うさぎ
恋愛
「おおきくなったら、ぼくとけっこんしよう!」 幼い頃にした彼との約束。私は彼に相応しい強く、優しい女性になるために己を鍛え磨きぬいた。そして十六年たったある日。私は約束を果たそうと彼の家を訪れた。だが家の中から姿を現したのは、幼女とその母親らしき女性、そして優しく微笑む彼だった。 小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。

どうも。チートαの運命の番、やらせてもらってます。

Q.➽
BL
アラフォーおっさんΩの一人語りで話が進みます。 典型的、屑には天誅話。 突発的な手慰みショートショート。

処理中です...