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貴方の帰りをどれだけ待ち望んでいたのか
きっと貴方は知らない
しおりを挟むストーカーの雫にいつの間にか連れて来られた場所。初めは恐怖やら不安やらでここがこんなにも安らぐ場所だなんて思いもしなかった
「久しぶりの我が家!」
「これで舞白とイチャつける!」
そう言っていた雫をほっといて僕は病院に持ち込んでいた荷物を片付けていく。持ち込んだのは仕事で使ったパソコンや液タブだけで、服とかは学さんが買ってきてくれた新品しかなかった。病室から僕が出るのは困ると雫に言われずっと傍にいたからだ。買ってもらうのは申し訳なかったし安物で良かったけど、、、
「舞白~、、、、すぅーーーーーっはぁ~」
「わ?!」
雫も荷物を片していたので早く終わった僕がお風呂を沸かしたりご飯を作ろうとせわしなく歩いていたところを後ろから急に持ち上げられ吸われている
「すぅーーーーはぁーーーー、すごくいい匂い」
「は、離して!ご飯つくらなきゃ!」
「やだ、吸ってるから」
そう言いながら今日はレトルトカレーにしようと温めていた鍋の火を消し、雫は僕の後頭部をずっと吸いながらどこかへ歩いていく、そのどこかとは
「え、ちょ、ちょっと!」
「かわいい」
「ワプッ!ん、苦しいお、重いから!」
なんと雫は僕を抱えたままベットに倒れ込み、その事を抗議しようと振り向けば正面から体重をかけて抱きしめられる
「やだ、、、、、、、、、舞白」
雫の譲らない姿勢に僕は力を抜いてそのまま身を委ねた。
「どうしたの?急に元気なくなったね?」
「だって、せっかく二人っきりになれた、久しぶりの舞白との愛の巣に帰ってきた」
「、、、愛の巣」
「、、、、、、、、、、、、」
雫の頭を撫で話の続きを促すと顔をあげた。そこには真剣な顔をした雫がいてイケメンはホントに絵になるなぁと気恥しさを誤魔化すように頬にキスを送った
「ちゅ」
「ま、舞白!やっぱり我慢出来ないよ」
「え?、、、、んむっ?ふぅ、、、ぁ、ふぅ」
雫の舌が僕の舌を逃げさないというように追いかけまわしてくる。雫から与えられる微弱な刺激に動きが鈍くなった舌はとうとう捉えられ吸われる
「んぅう!、あぅ、ふっ、、、んん~っ?!」
胸に突然、強い快楽が走り驚いて跳ね上がれば雫の目が嬉しそうに細まる。それを見て僕は雫が喜んでくれて嬉しいと積極的に舌を絡めにいった
久しぶりの雫。初夜だと勘違いしてた日から数えても遠い昔のように感じるのに、僕が傍に居続けたいと離れたくないと求めたさくらが雫が、、、、、元気に僕の目の前にいる。その事がどんなに嬉しいことか雫は知らないんだろうな
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