貴方のお嫁さんにはなりません!!!このばかぁ

白藍たんぽっぽ

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恋人(正式)との生活

幸せいっぱいお腹もいっぱい

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 僕の頭は雫からのキスと雫と繋がってる事実、それら他の雫から与えられるものにいっぱいいっぱいになっていた。
 こんなに幸せでいいんだろうか?明日死んじゃう?あ~すごい好き大好き。離れたくない。ずっと一緒にいたい
 でも、なんだろこの違和感。正体の分からない焦燥感や不安が僕の心のうちに顔を出す。


「舞白さん、動いても大丈夫そうですか?」

「あぅ、大丈夫、、、うご、いてぇ?、あぁ、んぅ、はあ、、、んやぁ?!」

「かわいい」


 雫は僕に覆い被さりお腹に手を添えてより雫の方へ寄せる。そのせいで中に挿入っている雫を余計に感じ強い快感に声が自然と漏れる。


「あ、おなか、だめぇ、、、んぅ」

「もっと声聞かせて?」

「あああ!、、、みみ、だめ、だからぁ!んう、あぁ、や、、、おかし、く、なるぅ」


 甘ったるい腰にも響く声が耳をなぞりながら、僕の声をもっととお願いしてくる。


「おかしくなって?舞白さん。どこがいい?やっぱりここ?」

「そ、そこはぁ、いま、あぅ、、、ああ、ほっといてぇ」


 お腹にあった手がいつの間にか僕の息子くんにまで下がってきて、亀頭をくすぐられる。思ってもみないところからの快感に思わず腰を引いてしまうも、後ろに雫がいるのでそれ以上逃げられない。
 ただでさえ、雫のは大きくてお腹ぱんぱんなのにずっと前立腺が押し潰されて奥の方にも届いてて頭がパンクしそうなのに感じて締め付けてさらに感じてを繰り返している
 さっきから甘イキばかりで決定的なのはなかったけどこのまま息子くん弄られてたらイきそう


「あう、ぁあ!、、、はう、しず、くはぁ、、、きもち、いい?」

「はっ、ふぅ、ふふふ、気持ちいいですよ舞白さん。舞白さんは?ちゃんと気持ちいいですか?俺で感じてくれてる?」

「んうっ、うん!きもち、いい、、、からぁ!あう、あ、ん、あああ!」

「舞白さん、イきたい?」

「イきたい、おねが、イかせてぇ」


 後ろから笑い声が聞こえてくる。愛しさで思わずもれたって感じの。僕はBL漫画の可愛い受け達のように後ろだけでイくことはまだ出来ない。軽くならイけるんだけど
 だから、ずっと快感が続くけどちゃんとはイけないから。もどかしい。それを分かってるから雫は聞いてきたんだと思う。


「俺と一緒にイきませんか?」

「うん、しずくと、ああ、んはぁ!いっしょにぃ、んう、あう、あああ!」

「じゃぁ、もうちょっと頑張って下さいね?」

「へぇ?、、、ああ!イっちゃ、イく!、、、んぅ?!あっ!なん、でぇ?、あぅ、あ」


 そのままイかせてくれるのかと思ったら、息子くんの根元をぎゅっと掴まれて止められてしまった。
 な、なんてことぉ!だって雫と一緒にイきたいじゃん。一緒がいいじゃん!なのに、、、っ!頑張るっていつまで?すぐ終わる?イケメンは絶倫って相場が決まってるんだぁ!

 その後、僕が意識がとびかけもう無理ってとこで雫からお許しが出た



「舞白さん、いいですよ、イっても」

「あ、やっとぉ、んぅ、しずくとぉ、いっしょにぃ!、、、ぁ、あああああ!」


 これまでの快楽による疲労でベットに倒れ込むも、雫が最後の一滴まで注ぐように僕のおしりを掴んだままなので、雫の息子くんと手によって下半身が支えられている。


「舞白さん、後は俺がやっとくので寝てて下さい。おやすみなさい」

「んぅ、おやすみ、なさぁ、、、しずく、すき、だよ、、、だいすきぃ」


 舞白さん!なんて可愛いことを!!へにゃへにゃの可愛い笑顔とともに舞白さんは夢の世界へ行ってしまった。
 あぁ、可愛いなぁ。ん?え、舞白さんから血が!!いや、、、違うっ!俺の鼻血だった。早く拭かないと舞白さんが穢れてしまう!俺はなんてことを!

 舞白さんの身体を綺麗に拭いて、俺は舞白さんを抱き締めながら過去を振り返る。
 ほんと、"出会い方”を間違ってしまった
 舞白さんとは"出逢い”たかったのに
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