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恋人(正式)との生活
誘っているのか?舞白さん?!
しおりを挟む雫は僕のことが好きすぎる。
雫が担当になったことでいろいろ僕の気持ちが楽になった。はじめはこんなこと思う日が来るなんて思ってもいなかったけど
例えばメールや電話で言葉はこれでいいのか、返し方は合ってるのかって雫なら気を遣わなくて大丈夫だし、僕の本達も一通り読んだ?らしく(いつのまに)性癖もある程度バレてるし描きたいものとストーリーが上手く繋がるようにアドバイスもくれるので助かる。
僕の担当と自分の持ってる執筆以外の仕事は本業だけど放置で大丈夫らしい。僕にはちょっと難しかった。営業とかFXって言ってたな
しごできな雫はその他にも料理も美味しくて僕の好きなオムライスやお菓子を作ってくれるし、甘やかすのも上手で頭を撫でたりぎゅうって優しくはぐしてくれたり、かっこよく笑ってくれたり声もよくて、あげたらキリがないのだが僕は雫にたくさんのものをもらっている。
僕だって雫に負けないくらい雫が大好きなので雫に何かしてあげたい
僕は雫を癒してあげたい!!!
ということで!雫を癒しますよ?!具体的にどうするのかって?ふふふ実は作戦があるのだ!前に読んだBL作品があまりに感激して、興奮で眠れなかった時。雫が寝言で裸エプロンと呟いたのだよ!顔も幸せそうに笑っていた!
僕には分かるぞ!それをして欲しいのだろうと!任せなさい!えろ可愛いエプロンを着て雫にご飯作ってあげるんだ!
数日後、バレるのを防ぐため雫が家を空ける時に通販が来るようにした。遅くなってしまったが仕方ない
服を脱いでエプロンを着る。部屋には一人なのにとても恥ずかしい。僕は血迷ってしまったのかもしれない。いや、雫なら可愛いって言ってくれるはず!じゃないと、、、僕が恥ずか死ぬ!ショック死する!
さらに2日後、恥ずかしいやらなんやらでやってない。早く雫を癒してあげたい。奇跡的に今日、急用ができたため出かけるみたい。
帰ってくるのも数時間後なので恥ずかしさやネガティブを捨てついに今日!
雫を癒そう作戦!いざ決行である
────俺は夢を見ているのだろうか?
舞白さんが瞳をうるうるさせて、頬を染めて、もじもじして、黒いスケスケのえっちなエプロンを着ているではないか!?その下は何も着ていない。つもり裸だと?!
スケスケ具合もハッキリ見えるほどではないけど俺ならハッキリ見える。やばい興奮で鼻血が出そうだ。
一回、落ち着こう。俺は仕事を片付けるために出掛け、舞白さんに早く会うため急いで帰った。鍵を開け部屋に入るとリビングから美味しそうなカレーの匂いがする。舞白さん俺の好物、作ってくれたんだ。嬉しい好き大好き舞白さん。扉を開けるとそこには
「あ、おかえり!お疲れ様、雫!」
と美味しそうなカレーを作りながら笑顔で振り返る舞白さん
「ただいま、舞白さ、、、ん?、、、!?」
あの衝撃と感動は忘れまい。俺が舞白さんの姿をまじまじ舐めまわすように見ていると舞白さんは自分の格好を今の今まで忘れていたのか、ハッとした顔になったあと照れ始めた。な、なんて可愛いんだ?!
こうして今に至る訳だが、可愛すぎないか?天使か?いや神なのか?最高
「へ、変?似合ってない?」
「変なわけない。似合ってます。黒のすけすけエプロンがすごく舞白さんを可愛くさせてます。もちろんいつでも可愛いですけど舞白さん」
そう、そうなのだ!舞白さんの紺色の髪と瞳にすけすけの黒いエプロンはすごくあっていて、可愛いのはもちろんだけどそこにせくしーさもあって舞白さんの場合えろいセクシーじゃない、可愛いせくしーなのだ舞白さんは。
「し、雫?!鼻血でてる!てぃ、ティッシュどこ?!、、、あった!待っててね!」
そう言ってソファ近くのテーブルまでかけていく。舞白さん、ぷりぷりのおけつが揺れてます。ほんとに裸だ。まじか~舞白さん。最高なんだが??
鼻血を処置した後、まだカレーが作りかけだから座って待っててと言われたので大人しく舞白さんを眺めながら座ってる。もしかして、誘われているのか?これ?
明日行くはずだった仕事が、今日前倒しになったから明日は休みだ。舞白さんも明日休みだ。
前の続きが出来る?!舞白さんもそのつもりで裸エプロンなのか?!舞白さんのことだ。きっと二度も言葉に出来なくて、俺から誘われるのを待っているんだ!舞白さん可愛い、なんて健気なんだ。
そうしてずっと舞白さんが料理を作っている間見つめていた
雫、喜んでくれたな~。よかった!僕で癒されてくれたかな?ちらっと雫を見るとにこにことしていたし鼻血もさっきだしていたので多分成功した!
やった!雫を癒せた?喜んでもらえた!
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