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ストーカーさんとの生活
貴方はダレデスカ?!
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「あれ、遂にバレちゃった?」
「、、、っ!?」
そう誰が思うだろうか、この目の前にいる超陽キャオーラダダ漏れ人生イージーモードそうなイケメン男がまさか、自分のストーカーだなんて───
夏の蒸し暑さは嘘のように消え肌寒くなってきた今日この頃。窓から見える空に太陽がおはようと挨拶をする頃。永遠にも思える徹夜の末に、遂に原稿が完成した。
「やっっったぁぁ~!」
苦しかった、よく頑張った自分、、、よしご飯を食べよう!その前に担当さんに添付ファイルで原稿を送る。
担当さんに送り終わったので朝ごはんの支度を始めることにした。ご飯とお味噌汁と漬物、もちろん僕は自炊なんてできない。簡単なものなら作れる、お湯だけで済むやつ。今回のお味噌汁もそのタイプだ。いつも宅配で済ましているので作る機会もないのだ。それが料理ができない理由だけど、うん知らない。
「インスタントでも美味しいなぁ~」
ご飯を食べながら、ちらっと本棚を見つめる。何故か最近いろんな所が気になるんだよな~。例えば、本棚を初めとして時計やお風呂の壁の隅、バスタオルの隙間、寝室の天井などなどが、とても気になって仕方がないのだ。
「わかった!最近掃除してなかったからホコリとかが気になるんだ、うんそうだ」
ということで僕はご飯を食べ終わり掃除をはじめて見つけてしまったのだ、本棚の隙間にあったそうこの――
小型カメラ
「これかっ!気になってた原因は、こわいなにこれこわいっ、僕知らない!」
最近気になるところから全てに小型カメラさんが居たのだ。怖過ぎる。もちろん僕はこれを設置した記憶はない。ならどうしてこれがあるのだろう。家に誰かが入ってきてると言うのだろうか?てか僕の生活見て何が楽しいの?一体誰がなんの為にこんな怖いことを?
とりあえず、、、、バキッバコバキキっと全部壊してゴミ箱にポイってした
様々な疑問が自分の中に渦巻いているけど今考えても仕方ない、うん。掃除して部屋も綺麗になったし、ご飯食べたし、もう外は太陽さんが完全におはようと挨拶してくれてるし、もうやることないし。よし!出かける準備しよ!
おはよう太陽さん、聞いて下さい。僕は今もの凄く眠いんです。それでも待ちに待った、僕の好きな神作家さんのBL小説の新刊発売日。買いに行かなくてはならない。今回、特典が電子書籍にはないパターンだったのだ。仕方あるまい、着替えて鍵もって帽子被って、さぁ太陽さんの光の下へいざ!
「、、、財布がない」
あんなに意気込んでせっかく本屋まで来たのに肝心の財布を忘れてしまったなんて、なんて馬鹿なヤツなんだ僕は!?何の収穫もなくただ散歩で家を出た僕は鍵を開け部屋に戻るとそこには、、、靴があった。
「、、、っ?!」
誰の靴?!これはもしや小型カメラさんの持ち主さんが何壊してんじゃ我ェっと、乗り込んできたのか?この場合どうする?け、警察か?いや、警察来るまでの間じゃ、僕はどこに居たらいい?その間どこかに行かれたら冴えない陰キャの自意識過剰な被害妄想、変な奴と思われてしまう!
そんなことを思ってぐずぐずしてテンパっているとお風呂場に続く扉が開いた。
「「・・・あ」」
小型カメラさんの持ち主?が出て来ちゃった。
「、、、、」
「、、、、」
気まずいとても、とっても気まずい。なんかすごく見てくるし、と、とりあえず何か言わないと!
「だ、だれ?、、、ですか?」
「あれ、遂にバレちゃった?」
「、、、っ!?」
――こうして冒頭に戻ります
「、、、っ!?」
そう誰が思うだろうか、この目の前にいる超陽キャオーラダダ漏れ人生イージーモードそうなイケメン男がまさか、自分のストーカーだなんて───
夏の蒸し暑さは嘘のように消え肌寒くなってきた今日この頃。窓から見える空に太陽がおはようと挨拶をする頃。永遠にも思える徹夜の末に、遂に原稿が完成した。
「やっっったぁぁ~!」
苦しかった、よく頑張った自分、、、よしご飯を食べよう!その前に担当さんに添付ファイルで原稿を送る。
担当さんに送り終わったので朝ごはんの支度を始めることにした。ご飯とお味噌汁と漬物、もちろん僕は自炊なんてできない。簡単なものなら作れる、お湯だけで済むやつ。今回のお味噌汁もそのタイプだ。いつも宅配で済ましているので作る機会もないのだ。それが料理ができない理由だけど、うん知らない。
「インスタントでも美味しいなぁ~」
ご飯を食べながら、ちらっと本棚を見つめる。何故か最近いろんな所が気になるんだよな~。例えば、本棚を初めとして時計やお風呂の壁の隅、バスタオルの隙間、寝室の天井などなどが、とても気になって仕方がないのだ。
「わかった!最近掃除してなかったからホコリとかが気になるんだ、うんそうだ」
ということで僕はご飯を食べ終わり掃除をはじめて見つけてしまったのだ、本棚の隙間にあったそうこの――
小型カメラ
「これかっ!気になってた原因は、こわいなにこれこわいっ、僕知らない!」
最近気になるところから全てに小型カメラさんが居たのだ。怖過ぎる。もちろん僕はこれを設置した記憶はない。ならどうしてこれがあるのだろう。家に誰かが入ってきてると言うのだろうか?てか僕の生活見て何が楽しいの?一体誰がなんの為にこんな怖いことを?
とりあえず、、、、バキッバコバキキっと全部壊してゴミ箱にポイってした
様々な疑問が自分の中に渦巻いているけど今考えても仕方ない、うん。掃除して部屋も綺麗になったし、ご飯食べたし、もう外は太陽さんが完全におはようと挨拶してくれてるし、もうやることないし。よし!出かける準備しよ!
おはよう太陽さん、聞いて下さい。僕は今もの凄く眠いんです。それでも待ちに待った、僕の好きな神作家さんのBL小説の新刊発売日。買いに行かなくてはならない。今回、特典が電子書籍にはないパターンだったのだ。仕方あるまい、着替えて鍵もって帽子被って、さぁ太陽さんの光の下へいざ!
「、、、財布がない」
あんなに意気込んでせっかく本屋まで来たのに肝心の財布を忘れてしまったなんて、なんて馬鹿なヤツなんだ僕は!?何の収穫もなくただ散歩で家を出た僕は鍵を開け部屋に戻るとそこには、、、靴があった。
「、、、っ?!」
誰の靴?!これはもしや小型カメラさんの持ち主さんが何壊してんじゃ我ェっと、乗り込んできたのか?この場合どうする?け、警察か?いや、警察来るまでの間じゃ、僕はどこに居たらいい?その間どこかに行かれたら冴えない陰キャの自意識過剰な被害妄想、変な奴と思われてしまう!
そんなことを思ってぐずぐずしてテンパっているとお風呂場に続く扉が開いた。
「「・・・あ」」
小型カメラさんの持ち主?が出て来ちゃった。
「、、、、」
「、、、、」
気まずいとても、とっても気まずい。なんかすごく見てくるし、と、とりあえず何か言わないと!
「だ、だれ?、、、ですか?」
「あれ、遂にバレちゃった?」
「、、、っ!?」
――こうして冒頭に戻ります
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