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婚約のご挨拶に行く話

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 その後ガウルにも「俺の事も、その、ま、ママと呼んで欲しい……」と恥ずかしそうに言われ、それに「ガウルくん……可愛すぎるー!!!!♡♡♡」とテンションをすこぶる上げ、ガウルにちゅっちゅちゅっちゅしだしたユリウスを置いて、寮に帰った二人は定位置のソファーに座って一息ついていた。もちろんニコラスの膝の上にはルーカスが座っている。こういうことになって1週間も経っていないのに、膝の上の重みがしっくりくるようになってしまった。
 
「うちの家族は喜んでたし、これであとはルゥの家族に認めて貰うだけになったな」
「大丈夫、うるさいのは兄だけだ」
「だといいけど……」
「父上も母上も喜んでいる手紙が来ていた。日程を調節するから遊びに来て欲しいと」
「うん、はぁ、緊張する……でもルゥを俺のお嫁さんにする為だもんな」
「……ニコラス♡」

 ニコラスの胸に頭を預けリラックスしていたルーカスはニコラスが発した『俺のお嫁さん』というキーワードに胸がときめいて仕方がない。
 いそいそと、向かい合わせになるようにニコラスを跨ぎ、ニコラスの首の後ろに手を回した。ニコラスもルーカスの身体を支えるように腕を腰に回してくれる。

「ルゥ」
「ん♡」

 ちゅっ♡ちゅっ♡と愛おしさを身体で示すように、ニコラスの顔中にキスをする。くすぐったそうに笑う顔にも胸がきゅんきゅんしてしまう。
 唇をぺろっと舐めるとニコラスは口を開いてルーカスの舌を招き入れてくれた。

「んんっ♡ふぅ、ん!♡」
「っ、ルゥ……♡」
「んっ♡はっ、ん……♡」

 そのうちニコラスの両手がルーカスの尻たぶを服の上から揉みしだきだした。穴まで拡げられるぐらいぐいっと引っ張られたり、反対にぎゅーっと寄せられたり。それだけでルーカスの後孔はどんどんと愛液を溢れさせる。

「セックスする?セックス、しちゃうの?」
「うん、したい。ルゥといちゃらぶセックスしたい」
「はぁ……♡いいよ♡しよう、ニコラス♡♡僕とらぶはめしよう♡♡」
「嬉しい。ルーカス……♡」
「あッ♡ぁんッ♡♡媚薬、のんで、ないのにッ……♡」
「んー?」
「はぁ、あ♡はじめての、普通のセックスなのに、ぼく、こんなッ♡」
「きもちいんだ?」
「……ッ♡きもちいい♡お尻もまれながらキスするの気持ちいい♡」
「かぁわい♡」

 舌はどんどん絡まり合い、口内はどんどん犯されていく。混ざりあった唾液を何とか飲み込もうとするが、くちから溢れ出てしまう。
 お互い股間は張り詰めているのに、そこには触れようとせず、身体の中に熱がどんどん篭っていく。

「んふっ♡んン!♡」

 そのうち、ニコラスの手が服の裾から侵入して既に硬くなっていた乳首を両手の親指で、ぐりぐりとこね回しだす。左右で逆回りにされると、ルーカスの腰はびくんびくんと跳ねた。キスをしてくれていた唇は首筋に移動し、舐められたり、軽く吸われたりしている。

「あ!♡ちくび♡すごいっ、腰びくびくって♡♡にこぉ、ぼく、もぉ……っ♡♡♡」
「んー?」
「はぁ、ン♡んんっ♡……ん!!♡♡」

 鎖骨をカリッと甘噛みされたら、もうダメだった。早くニコラスとひとつになりたい。奥までごりごりと擦られて中にいっぱい出されたい。

「はーっ♡はぁっ♡」

 期待で息がどんどん上がって目の前も涙が溜まっているのか滲んで来た。昨日はあんなに積極的に色々言えたのに、さっきまで唾液が溢れていた口の中が乾燥しているような気がする。

「にこぉ♡にこぉっ……も、もぅ、おまんこさみし、くて、くぱくぱ止まらないッ♡♡早く旦那様おちんぽ帰ってきて欲しいっ♡♡おねがいっ、いっぱいザーメン出してあっためて欲しい……!!」
「わかった、腰あげて」

 ガクガク震える腰を頑張って持ち上げると、するりとズボンが落とされ、臀部が丸見えになった。

「そのまま頑張って膝立ちしてて」

 そう言われてしまったので、腰を下ろすことも出来ず、必死にニコラスにしがみついた。ハッと思い出して腹の中に洗浄魔法を掛けた。

「すご、それ洗浄?昨日もしてたの?」
「んっ♡にこに手間掛けさせたくなくて覚えた♡♡」
「さすが規格外……」

 するりとニコラスの指が窄まりの淵をなぞる。くちっ♡くちっ♡と濡れた音がして、指に擦り付けるようにお尻を振ってしまう。

「こぉら、焦らない。怪我するかもしれないんだぞ」
「んーッ♡はやくっ♡♡おまんこの中くらさい♡はやくっ、ぐちゅぐちゅってしてほし……!♡」
「昨日の今日だし結構まだ柔らかいな」
「んン♡はーッ♡はぁッ♡♡あ、あっ♡はいって、はいってるッ♡♡♡」

 確かめるようにつぷつぷと抜き差しされる。本当に確かめているだけなのか、気持ちいいところには触れられず、浅いところにしか指は入ってこない。前後に腰を動かし何とかいい所に当てようとするも中々難しくグズグズと泣き言を言ってしまう。

「んん、ん、なんれ?おねが、おねがいっ、いじわるしないでぇ……っ」
「ごめんごめん、なんかもどかしそうなルゥかわいくて……」
「ひ、ひど……あぁッ!♡♡♡あンッ!♡あ♡あ♡あ♡しゅご♡しゅごいッ!♡♡♡」

 苦笑しながら謝られた後指は二本に増やされ、気持ちいいと覚えてしまった前立腺をゴリゴリと擦られる。

「ぅー!♡♡ぁ!あ"♡♡♡めしゅ、めすすいっち♡♡あ♡おされてぇッ♡おまんこ、よろこんでるッ♡きもちいよぉ!♡♡」

 二本の指をくぱっと拡げられ、熱くなった中が空気に触れてひんやりしている気がした。
 ニコラスはルーカスの痴態を見つめながら自分の陰茎をシゴいて完全に硬くさせるとルーカスの中をいじっていた指を抜き、ルーカスをじっと見つめる。
 ルーカスはニコラスを煽るように陰茎同士をすり合わせ腰を振り始めた。

「っ……いれていい?」
「ッ!♡♡♡いれていれてっ♡♡にこのかっこいいカチカチおちんぽ♡ぼくのぐちゅぐちゅのおまんこにはやくかえってきてっ!♡♡♡」
「はぁッ♡たまんない……」

 ニコラスはルーカスの腰を掴み、腰を下ろさせるとゆるんだ後孔に陰茎の先を宛がった。
 
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