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本編
7. 悪役令嬢の罪と罰
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あの時からずっと奏也は、紫との約束を守ってくれている。
最初は、おままごとのような関係だった。
一緒に学校へ行って、一緒にお昼ご飯を食べて、一緒に帰って、一緒に宿題をして……。
でも、次第に紫の要望は、どんどんエスカレートしていった。
奏也と同じ学校に通いたくて、奏也の希望も聞かず、中高一貫の私立聖夢学園へ一緒に入学した。
学校では仲の良い恋人同士のように振る舞った。
手を繋いで、デートをして、キスをして――――。
奏也は、紫の言うことなら、どんな無茶ことでも、我が儘でも聞いてくれた。
でもそれは、紫を愛しているからではないことを紫は痛いほど解っている。
(やりたくないことは、やりたくないって言えばいいのに……本当にバカなんだから)
結局は、自分も晃牙と同じことをしているのだと、紫は自覚している。
それでも、奏也の隣にいるのは、自分でなくては嫌だった。
奏也は、全く紫の気持ちに気付いていなかったが、紫は、こんな自分にも他の子たちと同じように接してくれる奏也のことがずっと好きだったのだ。
誰とでも仲良く、皆から愛されている奏也は、紫にとっての憧れだった。
例えそれが愛のない偽りの関係だったとしても、紫は、奏也と一緒に居たくて、〝許嫁〟という契約にすがった。
奏也は、優しい。
紫を傷つけた罪の意識から、紫の言うことを聞いているだけだと、紫には、分かっている。
奏也が自分を愛していないということも――――。
それでも諦めきれなくて、奏也の気持ちを試すようなことばかりしては、彼のことをたくさん困らせた。
あの時も――新校舎の中庭で、奏也が翼とキスしているところを目撃した時、紫は、奏也に言った。
『⋯⋯そんなに、あの女がいいなら、婚約を破棄してあげてもいいわよ』
もちろん、紫に奏也との婚約を破棄するつもりは最初からない。
ただ、そうやって奏也の気持ちを揺さぶることを言って、自分への気持ちを確かめたかったのだ。
本当は、奏也に「婚約破棄するのは嫌だ」と言って欲しかっただけ……それなのに、それを聞いた奏也は、何故かひどく傷ついた顔をした。
『俺、お前のことがわからないよ』
まさかあんな言葉が返ってくるとは思わなかったのだ。
いつもみたいに少し困った顔で笑いながら「そんな怖い顔するなよ」とか何とか言ってくれれば良かったのだ。
そうすれば、またいつもの関係に戻れた。
(……罰があたったんだわ。
奏也に告白する女たちに、ひどいことをしたから)
それに、奏也のことも傷つけた。
何故かはわからないけど、きっと私の我が儘に愛想が尽きたのだろう、と紫は思っていた。
今更謝っても、許してもらえないかもしれない。
でも、このまま気まずいまま離れるなんて、紫には出来そうにない。
例え自分が傷つくと分かっていても、奏也を手放すことが出来なかったのだ。
今更、自分が傷つくことなんて怖くはない。
だから、今度こそ、素直に自分の気持ちを奏也に伝えよう、と紫は決意していた。
「私……本当は、ずっと辛かった。
奏也は、私のことを愛しているわけじゃない、ただ罪悪感で一緒にいてくれるだけって、分かってたから……」
紫の目に涙が浮かぶ。
言葉にすると、余計に事実が重く心にのしかかってくる。
「キスするのも……本当は奏也が嫌がってるって気付いてた。
でも、どうしようもなかったの!
そうでもしないと、奏也に近づく女たちを奏也から引き離せなかったから……」
奏也に愛されていない私には、許嫁であることを武器に戦うしかなかった。
奏也の優しさを利用して、自分を守ることしか考えていなかった。
奏也に告白する女子たちを見下して優越感に浸ることで、ただ自己防衛していただけだったのだ。
本当は、ずっと彼女たちが羨ましかった。妬ましかった。
自分の気持ちを真正面から奏也に伝える勇気が持てなくて、八つ当たりをしていただけだ。
でも、この前、奏也と翼がキスしているシーンを見て、今まで自分が彼女たちにどれほどひどいことをしてきたのか、身をもって思い知らされた。
自分の気持ちを伝えることもできない私に、彼女たちを馬鹿にする資格はない。
分かっていたけど、自尊心が邪魔をして、それを認めたくなかった。
「分かってた……わかってる……でも、やっぱり私、奏也のこと諦められない!」
やめなさいよ、と咲姫が紫に向かって手を伸ばした。
その手を翼が制して、首を横に振る。
どんな〝悪役令嬢〟にだって、告白するチャンスは平等にあるべきだ。
「お願い、もう一度私にチャンスをちょうだい!
私、もっと奏也に好きになってもらえるような女の子になるから。
我が儘も言わない。ひどいこともしない。
奏也を困らせるようなことは、もう絶対にしない。
だから……」
「ちょっとあんた、いい加減に……っ!」
「お願い! ずっと私と一緒に居て!!」
咲姫がフェンスを掴んだのと、紫が叫んだのは、同時だった。
古くなっていた所為か、重さに耐えきれなくなったフェンスが突然音を立てて崩れ落ちた。
紫は、持っていたスマホが手から滑って宙に放り出されるのをスローモーションで見送った。
そのままバランスを崩し、身体が空に投げ出される感覚が紫を襲う。
(嘘……私、このまま死ぬの?)
紫の身体が重力を失った瞬間、咲姫の真っ青な顔と、必死の形相でこちらへ手を伸ばす翼の姿が視界に入った。
(ああ本当に……〝聖女〟には敵わないなぁ……)
そんな呑気なことを考えていたのは、自分の身に起きている出来事に現実味が沸かなかったからかもしれない。
紫が諦めて目を瞑った次の瞬間、がっしりと誰かが紫の腕を掴む感触がした。
そして、がくんと紫の体が衝撃を受け、重力が戻ってくる。
「手を離さないでっ、……早く、あなたたちも手伝って!」
翼だった。
屋上の縁に上半身を乗り出して、宙ぶらりんになった紫を掴んでいる。
茫然自失状態だった他の女子生徒たちは、翼の声に慌てて紫を引っ張りあげようと手を差し伸べようとした。
しかし、それを阻むように、咲姫が叫ぶ。
「だめよっ! 富瀬くんとの許嫁を解消して!
そうしたら、助けてあげるわっ!!」
「何言ってるのよ、今は、そんな状況じゃないでしょっ!」
翼が咲姫に向かって必死に叫ぶものの、その表情から余裕がないことがわかる。
このままでは、二人とも落ちてしまう。
紫は、腹をくくった。
「そんな約束するくらいなら、死んだ方がましよ」
紫は、自分の腕を掴んでいる翼の指に手をかけて、不敵な笑みを見せた。
「だめーーーっ!!!」
翼が目を赤くして叫ぶ中、紫は、ゆっくりと地面に向かって落ちていった。
最初は、おままごとのような関係だった。
一緒に学校へ行って、一緒にお昼ご飯を食べて、一緒に帰って、一緒に宿題をして……。
でも、次第に紫の要望は、どんどんエスカレートしていった。
奏也と同じ学校に通いたくて、奏也の希望も聞かず、中高一貫の私立聖夢学園へ一緒に入学した。
学校では仲の良い恋人同士のように振る舞った。
手を繋いで、デートをして、キスをして――――。
奏也は、紫の言うことなら、どんな無茶ことでも、我が儘でも聞いてくれた。
でもそれは、紫を愛しているからではないことを紫は痛いほど解っている。
(やりたくないことは、やりたくないって言えばいいのに……本当にバカなんだから)
結局は、自分も晃牙と同じことをしているのだと、紫は自覚している。
それでも、奏也の隣にいるのは、自分でなくては嫌だった。
奏也は、全く紫の気持ちに気付いていなかったが、紫は、こんな自分にも他の子たちと同じように接してくれる奏也のことがずっと好きだったのだ。
誰とでも仲良く、皆から愛されている奏也は、紫にとっての憧れだった。
例えそれが愛のない偽りの関係だったとしても、紫は、奏也と一緒に居たくて、〝許嫁〟という契約にすがった。
奏也は、優しい。
紫を傷つけた罪の意識から、紫の言うことを聞いているだけだと、紫には、分かっている。
奏也が自分を愛していないということも――――。
それでも諦めきれなくて、奏也の気持ちを試すようなことばかりしては、彼のことをたくさん困らせた。
あの時も――新校舎の中庭で、奏也が翼とキスしているところを目撃した時、紫は、奏也に言った。
『⋯⋯そんなに、あの女がいいなら、婚約を破棄してあげてもいいわよ』
もちろん、紫に奏也との婚約を破棄するつもりは最初からない。
ただ、そうやって奏也の気持ちを揺さぶることを言って、自分への気持ちを確かめたかったのだ。
本当は、奏也に「婚約破棄するのは嫌だ」と言って欲しかっただけ……それなのに、それを聞いた奏也は、何故かひどく傷ついた顔をした。
『俺、お前のことがわからないよ』
まさかあんな言葉が返ってくるとは思わなかったのだ。
いつもみたいに少し困った顔で笑いながら「そんな怖い顔するなよ」とか何とか言ってくれれば良かったのだ。
そうすれば、またいつもの関係に戻れた。
(……罰があたったんだわ。
奏也に告白する女たちに、ひどいことをしたから)
それに、奏也のことも傷つけた。
何故かはわからないけど、きっと私の我が儘に愛想が尽きたのだろう、と紫は思っていた。
今更謝っても、許してもらえないかもしれない。
でも、このまま気まずいまま離れるなんて、紫には出来そうにない。
例え自分が傷つくと分かっていても、奏也を手放すことが出来なかったのだ。
今更、自分が傷つくことなんて怖くはない。
だから、今度こそ、素直に自分の気持ちを奏也に伝えよう、と紫は決意していた。
「私……本当は、ずっと辛かった。
奏也は、私のことを愛しているわけじゃない、ただ罪悪感で一緒にいてくれるだけって、分かってたから……」
紫の目に涙が浮かぶ。
言葉にすると、余計に事実が重く心にのしかかってくる。
「キスするのも……本当は奏也が嫌がってるって気付いてた。
でも、どうしようもなかったの!
そうでもしないと、奏也に近づく女たちを奏也から引き離せなかったから……」
奏也に愛されていない私には、許嫁であることを武器に戦うしかなかった。
奏也の優しさを利用して、自分を守ることしか考えていなかった。
奏也に告白する女子たちを見下して優越感に浸ることで、ただ自己防衛していただけだったのだ。
本当は、ずっと彼女たちが羨ましかった。妬ましかった。
自分の気持ちを真正面から奏也に伝える勇気が持てなくて、八つ当たりをしていただけだ。
でも、この前、奏也と翼がキスしているシーンを見て、今まで自分が彼女たちにどれほどひどいことをしてきたのか、身をもって思い知らされた。
自分の気持ちを伝えることもできない私に、彼女たちを馬鹿にする資格はない。
分かっていたけど、自尊心が邪魔をして、それを認めたくなかった。
「分かってた……わかってる……でも、やっぱり私、奏也のこと諦められない!」
やめなさいよ、と咲姫が紫に向かって手を伸ばした。
その手を翼が制して、首を横に振る。
どんな〝悪役令嬢〟にだって、告白するチャンスは平等にあるべきだ。
「お願い、もう一度私にチャンスをちょうだい!
私、もっと奏也に好きになってもらえるような女の子になるから。
我が儘も言わない。ひどいこともしない。
奏也を困らせるようなことは、もう絶対にしない。
だから……」
「ちょっとあんた、いい加減に……っ!」
「お願い! ずっと私と一緒に居て!!」
咲姫がフェンスを掴んだのと、紫が叫んだのは、同時だった。
古くなっていた所為か、重さに耐えきれなくなったフェンスが突然音を立てて崩れ落ちた。
紫は、持っていたスマホが手から滑って宙に放り出されるのをスローモーションで見送った。
そのままバランスを崩し、身体が空に投げ出される感覚が紫を襲う。
(嘘……私、このまま死ぬの?)
紫の身体が重力を失った瞬間、咲姫の真っ青な顔と、必死の形相でこちらへ手を伸ばす翼の姿が視界に入った。
(ああ本当に……〝聖女〟には敵わないなぁ……)
そんな呑気なことを考えていたのは、自分の身に起きている出来事に現実味が沸かなかったからかもしれない。
紫が諦めて目を瞑った次の瞬間、がっしりと誰かが紫の腕を掴む感触がした。
そして、がくんと紫の体が衝撃を受け、重力が戻ってくる。
「手を離さないでっ、……早く、あなたたちも手伝って!」
翼だった。
屋上の縁に上半身を乗り出して、宙ぶらりんになった紫を掴んでいる。
茫然自失状態だった他の女子生徒たちは、翼の声に慌てて紫を引っ張りあげようと手を差し伸べようとした。
しかし、それを阻むように、咲姫が叫ぶ。
「だめよっ! 富瀬くんとの許嫁を解消して!
そうしたら、助けてあげるわっ!!」
「何言ってるのよ、今は、そんな状況じゃないでしょっ!」
翼が咲姫に向かって必死に叫ぶものの、その表情から余裕がないことがわかる。
このままでは、二人とも落ちてしまう。
紫は、腹をくくった。
「そんな約束するくらいなら、死んだ方がましよ」
紫は、自分の腕を掴んでいる翼の指に手をかけて、不敵な笑みを見せた。
「だめーーーっ!!!」
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