御伽草子~渡辺綱の編~

平凡な大学二年生の藤原 徹の前に、
平安時代からやってきたという渡辺 綱と、狼の姿をした式神が現れる。
綱は、妖刀【鬼切丸】を使い、現代人の心に棲まう悪しき妖達をバッタバッタと切っていく。
彼の目的は、平安時代からこの時代へ逃げて来た【茨木童子】を倒すこと。
現代常識の通じない綱に翻弄されながら、否応なしにも妖怪対峙に巻き込まれる徹。
綱は、無事に【茨木童子】を倒し、平安時代へと戻ることができるのか――?!
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,036 位 / 193,036件 ファンタジー 44,589 位 / 44,589件

あなたにおすすめの小説

怨刃=ENNJINN=

詠野ごりら
ファンタジー
東京オリンピックから一年。  一周年式典に現れた黒いコートの男は、瞬時に舞台上にいた大臣と都知事を刀で斬りつけ、人間離れした運動能力で新宿の街を逃走。  そして男は人知を超えた姿に身を変え、追いすがる警官隊の目の前から去ってゆく。  男は一体何者なのか? 追記:この作品は5年ほど前に書き始めたので、舞台であるオリンピックの翌年が2021年となっております。ご了承下さい。

非公式怪異対策組織『逢魔ヶ刻』

メイ
ファンタジー
人気たこ焼き店の不正摘発、原因はタコと偽った得体の知れない食品の混入。 都内の下町にて一人暮らしの老婆の不可解な死。家の中には大量のお札が貼られていて、書き遺された手紙には「湧いて出る、湧いて出る」の一言のみ。 錯乱した通り魔による無差別殺傷事件、犯人は現行犯により警官二名にその場にて取り押さえられたものの、異様なほどに何かに怯えていたらしい。 その時の発言が、「もうじきイビツガミがやってくる」 私たちの知らないところで、何かが起きてる。 得体の知れないものが不気味に蠢いていて、人智の及ばないことが始まろうとしてる。 これは、私と怪異により描かれる不思議なお話

枢 ーくるるー

中中中(なかなかあたる)
ファンタジー
神社で禰宜(宮司の補佐)を務める元人間の人喰い妖怪煉螺(ネルラ)と相棒のパグ?ハルちゃんで連続突然死事件の真相に迫ります。 妖怪とのバトルあり、推理あり。煉螺とハルちゃんの掛け合いも見逃せない! 煉螺はなぜ妖怪になったのか?ハルちゃんは本当にパグなの?少しでも気になってくださった方はぜひご覧ください。 YouTubeでも朗読動画を公開しています。そちらの方が先に見られますのでお時間がございましたらご視聴いただけるととっても嬉しいです。 宜しくお願いします。 第一章 https://www.youtube.com/@user-tarutaruataru 第二章①忠犬ハル公 https://youtu.be/Xk0lSiuvsP0?si=i-8qSpmWkLWmA-fv

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

南洋王国冒険綺譚・ジャスミンの島の物語

猫村まぬる
ファンタジー
海外出張からの帰りに事故に遭い、気づいた時にはどことも知れない南の島で幽閉されていた南洋海(ミナミ ヒロミ)は、年上の少年たち相手にも決してひるまない、誇り高き少女剣士と出会う。現代文明の及ばないこの島は、いったい何なのか。たった一人の肉親である妹・茉莉のいる日本へ帰るため、道筋の見えない冒険の旅が始まる。 (全32章です)

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

平安短編集 ~説話集より~

四谷軒
歴史・時代
【あらすじ】 (第一章 夏が燻る ~ 源宛(みなもとのあつる)と平良文(たいらのよしふみ)と合戰(あひたたか)ふ語 ―「今昔物語集巻二十五第三」より― ~) 時は平安、坂東(ばんどう)――武蔵野がまだ未開の荒野であった時代、二人の兵(つわもの)がいた。 一人は、源宛(みなもとのあつる)。 一人は、平良文(たいらのよしふみ)。 二人の領地は接しており、郎等(ろうとう)たちの争いは絶えなかった。 ある夏の日。 燻ぶる郎等たちに押され、宛(あつる)と良文(よしふみ)は相見(まみ)える。 しかし――二人は、合戦(かっせん)ではなく、兵(つわもの)として合戦(あいたたか)う。 二人の対決は、坂東の地に、人と人との仲をつなぐ。 そしてその仲は――世代を越え、時代を越えて、語り継がれる。 (第二章 恋よりも恋に近しい ~京都祇園祭「保昌山(ほうしょうやま)」より~) 平安時代、御堂関白こと藤原道長が生きていた時代、道長四天王の一人、平井保昌はある想いを抱き、悩んでいた。宮中で見かけた和泉式部のことが気になって仕方なかったのだ。保昌は式部に「恋よりも恋に近しい」という文を書いた。そして、保昌以外の人たちは、保昌のために動き出す――「恋よりも恋に近しい」を成就させるために。 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より

処理中です...